優勝戦はしっかり決める高橋貢!
中村雅人や池田政和、早川清太郎は優出モレしてしまったが、それ以外は順当に勝ち上がった優勝戦。準決の10メートルオープン戦から0オープンでの戦いになり、更にスタート力がカギとなる。
優勝戦の本命には高橋貢を推す。準決では、逃げる牧瀬嘉葵を捕まえられず2着に終わったが、優勝戦までにはしっかりエンジンを立て直してくるとみた。また、0オープンの2枠はいい位置なので、トップスタートからそのまま押し切りもある。当大会との相性も抜群で、毎年冬に開催されるシルクカップでは無類の強さを見せてきた。地元の声援を一身に受けて人気に応えそうだ。
相手候補筆頭は木村武之。今節は安定した動きを見せている。3日目の準決へ向け全員乗りのレースをも制しているように、今節は気合の入り方が違う。高橋貢を抑えてスタート先行するようなら、誰にも抜かれずゴールするシーンもありそう。伊勢崎との相性がいい点も好材料だ。
3番手には金子大輔。0オープンの大外はいかにも厳しいイメージだが、エンジンの仕上がりは良好。少なくとも牧瀬よりは先行できるので、7番手からのレースはできる。周回が延びても苦にしないタイプなので、8周戦になるのはチャンス倍増。伊勢崎ではSGを制したこともあり、走路の特徴は掴んでいる。
その他では佐藤貴也に注意したい。準決で大幅に機力アップしてきた。6枠なのが少し気がかりだが、前団のインを突いて浮上してくるか。実力を考えれば荒尾聡も怖いのだが、近況は仕上がりを欠いている。準決もなんとか2着まで行けたが、その動きは一杯一杯。しっかり立て直してこれないと厳しいレースが強いられる。久門徹は準決で大幅に試走タイムを上げてきた。センターから飛び出せるようなら見せ場を作れるかも。
◎高橋貢
○木村武之
△金子大輔
△佐藤貴也
▲荒尾聡