地元5強の熾烈な争い!!
オートレース発祥63周年記念・GⅠ船橋オート祭も優勝戦を迎えた。今節は初日が雨、2日目は晴れ、3日目は急激に冷え込み、4日目は再び雨と気候の変化が激しく、選手たちも整備に苦しんでいた模様。雨の準決を勝ち上がったのは地元5車、川口・浜松・山陽から各1車ずつ。地元5車はランクの高い順に5人だ。
まずはスタート予想。内寄りの池田政和が飛び出し内山高秀、永井大介が飛び出す形。第2陣に佐藤貴也、青山周平、中村雅人が続く。最内の岡部聡はやや包まれ、大外の高橋義弘も厳しい序盤戦を強いられそう。本来スタート早い青山はこのところフライングが立て続いているので、そこまで早くは出られないとみた。
レース展開は先行の池田や内山がどこまでペースを上げられるかが焦点になってくるが、3番手スタートの永井が冷静に捌いて先頭ゴール。青山や中村も2周増加を好材料に後半追い上げて行きそう。
当ブログの本命は永井を推す。エンジンは完調とは言えない状態だが、ちょっと前のSGと同様に経験と技で勝ち切りそう。SGの時と同じ5枠なのと、10月から新ランキングが適用され、ナンバー1勝負服を着用して最初の記念レースということも本人を後押しする。
しかし、準決を含めて重走路が2日あったので、エンジン比較は難しいところ。他の選手にも十分チャンスはある。一番の逆転候補は青山で永井のスタートに乗って出る、もしくは先行するようだとスピードを発揮し、ブッチ切るケースも十分あるだろう。
内山や中村もエンジン自体は悪くなさそうなので、序盤の位置取り次第では十分優勝争いを演じることができる。外来勢で怖いのは最内の岡部。スタートは苦手ではないが、他の選手との比較で後手に回ると予想した。しかし、ある程度突っ張って出ると、エンジン自体には手応えを感じているようなので地元勢を脅かす存在になれそう。
佐藤は機力的にやや劣勢と見ているが、試走で他と同じようなタイムを出してくると、闘争心に火が付いて競り合いに持っていけるかもしれない。
◎永井大介
○青山周平
△中村雅人
△内山高秀
▲池田政和