好調な選手が多くハイレベルな争い!
まずは直前の伊勢崎ムーンライトで優勝した永井大介(船橋)。準決で重走路を走っていた事もあるが、優勝戦も重走路でのコース取りを見事に読みきり優勝。予選中の良走路はやや不安残す内容だったが、エンジンが高いレベルにあるのは間違いない。準優勝だった有吉辰也(飯塚)も、近況は成績が安定している。ムーンライトの開催時は3日目に落車したものの、すぐに立て直して準決突破と準優勝を決めている。途中に企画レースを挟んでいるがそれを除けば、6月から7節連続優出中。優勝こそないが、準優勝は3回ある。かつてSGで連続優出記録を更新していた時のような安定感が戻ってきた。ムーンライトで優勝戦3着は青山周平(船橋)。伊勢崎ナイターの重走路の経験不足で3着に終わったが、予選、準決の走りは元気いっぱいだった。エンジンが大崩しないのが青山の特徴。
他の地元主力陣の動向で中村雅人(船橋)は直前の浜松で優出と好走を見せている。その前の伊勢崎、更にその前の地元で優勝しており好調を保っている。池田政和(船橋)は前節の川口では精彩を欠いていた。地元に戻ってきて整備のやり直しになるのだろうか。片平巧(船橋)は現在3連続優出中。完全に納得してる手応えではないと思われるが、マズマズの推移を見せている。西原智昭(船橋)はややスランプに入っている。早めに脱出の兆しが欲しいところ。新井惠匠(船橋)は成績がムラ傾向だが、エンジンが良くなる可能性も秘めている。
A級の中では、浜松でハンデが重くなっても健闘していた石井大輔(船橋)、インを丁寧に走って好成績を残している深沢隆(船橋)、試走タイム出てきた森谷隼人(船橋)などが挙げられる。川口遠征で初勝利をあげた片野利沙(船橋)を含め32期の走りにも注目した。
外来では伊勢崎勢に注目。「イマサラJ」に乗り替わってから好調が続いている田村治郎(伊勢崎)は直前のムーンライトこそ良くなかったが、それまでは好成績を残している。他に前節のムーンライトで調子を上げてる選手が多数いる。スピードが出てきた岩沼靖郎(伊勢崎)、森村亮(伊勢崎)。かつての勢いを取り戻しているかのような清水卓(伊勢崎)、戸塚尚起(伊勢崎)。節を通して結果を出していた千葉泰将(伊勢崎)、猿谷敦史(伊勢崎)。
他では、高橋義弘(川口)がなかなか調子が上がってこないが、若井友和(川口)は地元で連続優出中とエンジンは安定している。また、佐藤貴也(浜松)は直前の地元開催でやや下降気味の気配があったが、最終日は1着を取るなど並よりは上のエンジン状態にある。
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主な出場予定選手
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永井大介〔船橋 S-2(25期)〕
中村雅人〔船橋 S-3(28期)〕
池田政和〔船橋 S-19(23期)〕
片平巧〔船橋 S-29(19期)〕
青山周平〔船橋 A-87(31期)〕
高橋義弘〔川口 S-22(29期)〕
田村治郎〔伊勢崎 S-39(30期)〕
有吉辰也〔飯塚 S-12(25期)〕