高橋貢が地元の牙城を守る!
4つ行われた準決勝戦で特徴的だったのは、12R以外での勝者は軽ハンの選手、もしくは重ハンでも内枠の選手だった事。2着も5、6枠の選手が占め、追い込み勢はいずれも厳しい戦いが強いられた中で、高橋貢の追い込みは目立つモノがあった。
よって、当ブログでの本命は高橋貢だ。大外からでもスタート決めてしまえばそのまま押し切れるし、仮にスタート行けなくても準決勝の追いアシを見る限り、首位まで浮上できそうだ。優勝戦は準決勝より2周延びて8周戦になる事も高橋貢にとっては好材料だ。
その高橋を負かす可能性あるのは岩沼靖郎。優勝戦ではハンデが引っ張られたとは言え、準決勝で見せた独走は驚異的だった。そのレースで2着だった平田雅崇を寄せ付けないどころか、むしろ引き離してしまい、上がりタイムでも勝っていた。トップスタートを切るようだと絶好の展開になり、外枠勢が競る間に大きなリードを作って逃げ切れる。
同じように北渡瀬充も、10線最内から先行すると面白い存在になりそうだが、準決勝での上がりタイムはもう少し欲しいところだったので、ちょっと評価を下げる。また、岩沼のスタートに乗って出そうな久門徹も見せ場を作れそうだ。本来の実力を考えれば、この位置は魅力的であり、やはりスタート行ってしまうと優勝まで十分現実味を帯びてくる。
他に、激走がありそうなのは平田雅崇。初日、2日目に見せた好ダッシュを再現できれば、優勝戦線に参加できる。
若井友和はこの前伊勢崎に来た時の一般開催で優勝しており、近況は当地との相性が上がっている。同地区の佐藤裕二は試走タイムがイマイチでも、本走ではインを厳しく突いて行くタイプ。また、浅香潤は一発力があるタイプなので注意が必要だ。
◎高橋貢
○岩沼靖郎
△久門徹
△平田雅崇
▲若井友和