豪華メンバーによるナイター競演!
地元は高橋貢(伊勢崎)を中心に中堅勢が総力を挙げてタイトル流出を阻止する。まずは大将格の高橋貢だが、前節は山陽のプレミアムカップに参戦。準決では攻め焦って、珍しく反則してしまったが、機力自体は高位で安定。今回は地元走路で更にナイター開催となれば、アドバンテージを生かし優勝争いに食い込んでくる。日々の調整がよほどズレない限りは高橋貢を軸にレースが展開していく事だろう。
地元2番手は早川清太郎(伊勢崎)だが、近況は走りの粗さが目立つ。ここ6走で妨害行為が2回と不安を抱えたまま、今大会を迎える事になる。妨害行為の繰り返しは厳しい罰則が処されるので、際どい競り合いでは無理できない。とは言え元々、腕はある選手だし、地元は5月のナイター初節に優勝して以来なので、悪い事ばかりではない。
この時期は開催中に雨が降ることも多いので、地元選手で雨が得意な選手を挙げておく。
高橋貢、田村治郎、浅香潤、湯浅浩、金山周平、塚越浩之、青木勝美、岩沼靖郎、中野光公、北渡瀬充、柿沼進一、鈴木幸治、野沢守弘、生方将人、伊藤弘幸あたり。
次に、外来勢で注目の選手を挙げていく。まずは永井大介(船橋)。前節のプレミアムカップでは優勝戦に進出したもののエンジン不足で好結果を残せなかった。今回はG2開催なので、今の状態でも十分通用すると思われるが、本人はエンジン納得していないだろうから、整備での上昇も十分ある。同じ船橋からは森谷隼人(船橋)が近況好調。ナイターの時間にも合わせられれば、いい走りを見せてくれる。
川口からは平田雅崇、佐藤裕二、鈴木清、若井友和らが参戦。いずれも状態はマズマズなので車券に絡む活躍をしそうだ。特に、若井は前回伊勢崎に来た開催の5月28日に優勝している。その時のデータも残っているだろうから初日から注目だ。
伊藤信夫(浜松)、笠木美孝(浜松)ら浜松勢は近況やや低迷。逆に飯塚勢は元気だ。かつて三羽烏と言われた篠原睦(飯塚)、田中茂(飯塚)、久門徹(飯塚)は堅調。久門はプレミアムカップのA級優勝戦で惜しくも準優勝。優勝も狙える動きだった。
最後に山陽勢からは、濱野淳、佐々木啓、丹村飛竜らが参戦。共に地元のプレミアムカップは今イチだったが、転戦慣れしてる山陽の選手なので伊勢崎走路にもキッチリ合わせてくる事だろう。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-1(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
永井 大介〔船橋 S-2(25期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-10(24期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-8(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-13(26期)〕
濱野 淳〔山陽 S-15(24期)〕