S級不在でA級勢の争い激化!
6月19日から開催されるプレミアムカップにS級が全選手参加するので、今節はA級とB級のみでの開催となる。普段はS級勢にやられてしまっている選手も、ここはチャンス所と気合を入れてくる。
まず地元選手で好調なのは吉田幸司(川口)。苦手の雨では成績イマイチだが、晴れではこのところ好成績が続いている。武器のスタート力も健在で、序盤から積極的に仕掛けて行くシーンが見られる事だろう。他では、且元滋紀(川口)がエンジン状態マズマズ。レースの展開を冷静に見ながら、コースを決めて行く巧さがある。
その且元同様に実績高いのは、篠崎実(川口)。年齢的には還暦を超えているが、走りそのものは果敢の一言。前を行く選手にわずかな隙でもあれば、迷いなく突っ込んで行く。混戦となれば最大の力を発揮できるだろう。また、福田茂(川口)もかつては川口を代表する選手だった。最重ハンで長く走っていた事を考えれば、今のハンデ位置は魅力と言える。走りが粘り強く、何度でも攻撃を仕掛ける姿勢にはファンの心を打つモノがある。
外来勢ではまず、鈴木聡太(船橋)。直前に参戦していた浜松のG1ゴールデンレースでは、嬉しい優出を決めた。基本的にエンジンは大崩れしないので、今節も初日から狙いとなる。同じ地区の石井大輔(船橋)は、飯塚ナイターからの転戦だが、ソコソコ戦える状態にある。岩沼靖郎(伊勢崎)は、地元の一般開催で優出しているので、いい形での参戦となった。田代祐一(伊勢崎)も、今回のメンバーでは気合が入らざるを得ない。山浦博幸(浜松)は只今、エンジン上昇中。外めのコースを使って捲り上げて行きそう。その他、辻大樹(飯塚)、満村陽司(山陽)、田中進(飯塚)らも、直前の飯塚ナイターでそれなりの動きを示していた。
最後に、車券的に狙って妙味な選手を挙げたい。栗原勝測(船橋)と櫻木公和(飯塚)。この2選手は試走タイムが出なくても、レースではインを鋭く突いて行けるので、人気薄なら積極的に車券に絡めたい。
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主な出場予定選手
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篠崎 実〔川口 A-66(9期)〕
柴山 信行〔川口 A-71(19期)〕
福田 茂〔川口 A-75(12期)〕
平川 博康〔船橋 A-58(28期)〕
岩沼 靖郎〔伊勢崎 A-68(25期)〕
須賀 学〔浜松 A-60(19期)〕
阿部 仁志〔飯塚 A-61(29期)〕
林 弘明〔山陽 A-84(24期)〕