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篠原睦が絶妙なコース取りで逃げ切り!
重走路で始まったダブルチャンピオンシップ5日目は、徐々に走路から水気が引けてきたものの、優勝戦でも完全な良走路にはならなかった。不安定な走路を制したのは飯塚26期篠原睦だった。
好スタートで早々逃げ態勢を作った篠原は、すぐ直後に青山周平がピタリマーク追走していたので、後ろをけん制しながらの走りになった。更に、金子大輔が再三インに飛び込んでくる厳しい展開となった。しかし、勝手知ったる地元走路で、コースをしっかり守り通して記念制覇。嬉しい結果となった。直前の一般開催を重走路で優勝していたのが、気持ちに余裕を持たせる形になったことだろう。
青山は終始仕掛けどころを探っていたが、最後まで先頭に立つことはできなかった。それほど篠原のコース取りが上手かったと言うことだが、まだオートの経験が浅いながらあそこまで走れたのは流石だ。これからの活躍に期待しないではいられない。
エンジン的には一番よさそうだった金子は、回りきれなかったとは言え、果敢に攻めていった姿勢には好感が持てる。車券を持っていたオートファンを納得させる走りができていた。荒尾聡は試走からやや精彩を欠いていたが、最後まで諦めない走りをしていたのが印象的だった。これからもオートレースを盛り上げていってくれることだろう。