2023年6月10日(土)福岡PayPayドームにて開催されたプロ野球交流戦、「福岡ソフトバンクホークス VS 読売ジャイアンツ」はオッズ・パーク株式会社の協賛により「オッズパークドキドキスペシャル」として開催されました。
試合前、競争車でのグラウンド登場や、始球式、そしてサイン会&撮影会等様々なイベントに登場し会場を盛り上げていただいた鈴木圭一郎選手にお話しを伺いました。
(取材日:2023年6月10日)
鈴木選手お疲れ様でした!今日1日振り返っていかがでしたか?
鈴木:あっという間でしたが、楽しめました! 自分の出番が来るまでは少し不安もあって時間が経つのが長く感じたんですが、競走車のエンジン音を聞いたらスイッチが入って、それからは本当にあっという間でしたね。
当日のPaypayドームは4万人のお客様が入っていたということですが、バイクで登場する際や始球式では緊張しませんでしたか?
鈴木:そうですね、緊張はしなかったです。競走車で登場する時も、バイクに乗ったりエンジン音を聞くと落ち着くというか血が騒ぐっていうのもあって特に緊張しませんでした。セッティングもいい感じに仕上がってましたね(笑)ドームだったので、いい音が聞けました。
始球式ではナイスピッチングでしたね!野球経験がほぼないとお伺いしたのですが、どんな練習をされたんでしょうか?
鈴木:なかなか練習できる機会がなかったんですが、始球式ではしっかりボールが届くようにしたいなと思って、レースに支障が出ないよう調整していました。野球のボールを握るのは小学校2年生ぶりくらいだったので、同期や野球経験者の方など色々な方に教えてもらいました。教えてもらう中で、肩当てをしながらでも投げやすいピッチング方法を自分なりに探して練習していましたね。1回で成功させなきゃいけないので、頑張って投げるだけだな。と思って始球式に臨みました。ボールが届いて、甲斐さん(福岡ソフトバンクホークス所属甲斐拓也選手)がキャッチしてくださって気持ちよかったです!
始球式、鈴木選手的には何点の出来でしょうか??
鈴木:うーん、少し外したから...70点ですかね(笑)
サイン会や撮影会等でファンの方とのふれあいもありましたが、いかがでしたか?
鈴木:野球場なので、正直そこまで人は来ないだろうな、と思っていたんですが結構僕を知ってくださっている方が多くて、嬉しかったですね。
最後に、今回のイベント全体を通じて感じたことなどお伺いさせてください。
鈴木:こんな貴重な試合の始球式に出られて普通ではできない経験をさせてもらえました。 もうダメだ、という時でも「あのすごい試合で始球式やったんだ!」と自分に自信をもって走っていけると思います。今回のイベントで、オートレースの魅力を少しでも知ってもらえたらうれしいです。
鈴木選手やファンの皆様の応援もあって、大変盛り上がった試合でした。
今後も、様々な機会を通じて公営競技の魅力を広くたくさんの方にお伝えしてまいりますので、どうぞお楽しみに!
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2023年2月4日、後続を大きく突き放して鮮烈なデビューを果たした36期浜松の栗原佳祐選手。ここまで(2023年6月3日現在)30走して掲示板を外したのがたったの4回。そして、すでに2回の優勝を飾っています。初優勝、2度目の優勝を飾った時の気持ち、オートレースに対する考え方などお話しして頂きました。
(取材日:2023年5月13日)
インタビュー / AKI
AKI:デビュー初優勝おめでとうございます!お気持ちいかがですか?
栗原:ありがとうございます。練習の時から感じは良かったです。周りの方からも優勝のことを言われていて、プレッシャーじゃないですけど、どこか固くなる部分もありました。勝ち上がりが発生した節は準決まで行けたんですが、天気にも翻弄され悔しい結果になって。そういった中で地元に帰ってきてから初優出して、その流れで初優勝できたことはホッとしました。安心したというのが率直な気持ちですね。
AKI:嬉しいよりもホッとしたという気持ちの方が大きかったんですね!
栗原:そうですね。皆さんの期待に応えられたというのが良かったです。師匠の浅田さん(浜松27期:浅田真吾選手)を初め周りの方々にサポートして頂いていて、車の仕上がりもかなり良かったのでしっかり成績を残したいと思っていました。そういう思いもあったので、初優勝できて肩の荷が下りた感じです。
AKI:初優勝した時の状態は良かったということですが、何か扱っていたんですか?
栗原:優勝する前の川口では消音マフラーということで、浜松とフィーリングが大きく違っていました。消音マフラー自体は養成所の時に何度か乗ったことがあったんですが、川口の練習ではあまり良い感触ではなく。なので、リングだけ交換して。そしたらフィーリングが良くなったのでそのまま走って地元に戻りました。ただ、地元では気温も上がっていて、前検の練習ではセットが違うんだろうなという感じ。なので、色々作業したんですがなかなか上手く合わなくって。結果的に優勝戦は前検のセットに戻しました。というのも、前検のセットをもう一度試してみようと思って練習してみたら凄くフィーリングが良くって。不思議ですよね。前検では良くなかったのに、最終日には感じが良くなるなんて。結果的に優勝戦は知っているセットで望めたので自信を持って行きました。
AKI:優勝戦は自信を持って臨めたんですね。
栗原:そうですね。ただ、後ろに新井さん(伊勢崎35期:新井日和選手)がいて。スタート練習では0m-10mだと完全に食われていました。めちゃくちゃ速かったです。けど。本番は20mの差があったので、しっかりスタートを切って1コーナー抑えれば自分の思うようなレース展開に持っていければ勝負はできるかなと思っていました。その想定通りにいって良かったです。
AKI:ここまで、試走、上りタイムと良いタイムが出ていますがコース取りの意識はどうですか?
栗原:今のコーナーリングの車速のままもう少しコンパクトに走りたいなぁと思っています。けど、それなりにタイムが出ているので、2級車のトルク感を考えると今のコースが良いのかなとも思います。今でもまだ半信半疑な感じです。なので、練習で色々試しながら良いところを探しているところです。経験もまだそんなにないので、自分で何が良くて何が良くないのか、やること全てが経験になっています。優勝した時もまだまだ分からないままではありましたが、その中でも自分が選択したことが良い方向に行ったんだと思います。
AKI:分からないことが多い中でも良い流れでここまできていますよね。
栗原:そうですね。練習の時は浅田さんに一緒に走ってもらって、1級車が迫ってきた時のコース取りだったりとかを練習させてもらえることが少しずつ身についていると思います。ハンデもキツくなってきて、対応していかないと行けないことが多い中、そういう練習が自信に繋がっていることが凄く大きいです。
AKI:初優勝決めてホッとしたというお話しでしたが、周りの反応はいかがでしたか?
栗原:しっかりチャンスをものにできたことは良かったね、と言ってもらえました。あそこで優勝できなかったとしてもハンデが下がる可能性は高かったので、きっちり優勝してはハンデ重化したことは結果として残せたということ、良かったねと話して頂きました。
AKI:優勝後は少し着も大きくなる時もありましたが、その後の川口では3連勝で2度目の優勝!何か変化はあったんですか?
栗原:優勝した後は2節連続でアーリーだったんですが、この2節は勉強の節というか。前回はハンデをもらって優勝させてもらって、今回はハンデも下がって前にも横にも1級車がいるレースばかり。もちろん走るからには1着を取りたいんですが、この2節は対1級車の勉強をするということを意識していました。その勉強したことを川口に繋げていければと考えていたんです。そんな中、フライングを切ってしまい迷惑をかけてしまいました。ただ、ハンデ30m前になってスタートを残せないと展開が厳しくなると痛感していたので、そこからクラッチ周りも見直してポジティブな方向にシフトすることができました。フライングがあったからこそ次の日以降に繋げることができたと思います。浜松の最終日には7枠に置かれて試練のレースにもなったんですが、その分評価して頂いていると思って走りました。後は、どれくらい戦えるのかというところは自分も知っておきたかったです。誰もが経験できる枠ではないので自分は恵まれていると思いレースに臨みました。結果1着は取れなかったんですが、自分でも凄く収穫のあるレースになりました。
AKI:地元でしっかり勉強して収穫があった中での川口開催だったんですね。
栗原:はい。川口初日は4枠からのレース。浜松で7枠からレースをしていたことが活かせたというか、満足のいくレースだったかなと思います。スタートも含めて良いレースができたと思います。アーリー2節の経験があって自信を持って川口に入れました。後は、浅田さんが練習で合わしてくれていたことがレースでも活かせました。1級車がきても慌てず対処できたと思います。
AKI:その成果がすぐに優勝という形になりましたね!
栗原:自分でも出来すぎくらいです(笑)やるからには皆さんが優勝を考えていると思いますし、優勝できる人は96人の中の1人、こんなにぽんぽん取れて良いのかと思います。なので、ここで自信過剰にならずに、今までやってきたことを自信までに留めておきたいです。こういう時こそ怪我につながると思うので、そこを気をつけないといけないなと思っています。
AKI:1回目の優勝と2回目の優勝は気持ち的に違いはありましたか?
栗原:川口の走路は2回目で、皆さんも新走路になってはじめての熱走路だったと思うんですが、思った以上に滑りがひどくて。それはタイムにも出ていて1級車の選手も苦労されていたと思います。その中でも自分は試走からタイムをそこまで落とすことなく走れていたのでフィーリングは悪くなかったです。そこが自分の中でもアドバンテージになっていたと思います。上手く優出もできました。優勝戦は走路温度も落ち着いていたんですが、1枠から単騎で逃げるだけ。自分の走りをすれば後ろは追って来れないんじゃないかなと思っていました。試走タイムも3.34と悪くなかったですし、試走の感じで滑らさないように走ろうと思っていました。川口はビジョンもあるので確認しながら滑らさないようにと意識しました。
AKI:落ち着いてスタート切れましたか?
栗原:そうですね。ただ、最終日は少し風が出ていて。2級車はトルクがない分スタートが出ていかない感じがありました。厳しい条件ではありましたね。その中で、スタートなんとか残せたのは大きかったです。レース道中もそこまで風の影響はなくコーナーの乗り味も悪くなく良い展開になったと思います。
AKI:2度目の優勝。ゴールした瞬間というのはどうでしたか?
栗原:2回目の方が嬉しかったですね。浜松の初優勝で肩の荷が下り、ここからという時に2度目の優勝と結果がついてきて嬉しかったです。周りの方にサポートいただいた中でチャンスを物にできたのは本当に良かったです。
AKI:デビューしてすでに2度の優勝を飾っていますが、オートレースの世界というのはどうですか?
栗原:元々ロードレースをしていたんですが、オートレーサーを目指したきっかけが「将来ずっとバイクに乗り続けたい。」という思いからオートレースに転向しました。なので、バイクに常に乗っていられる喜びというか、自分のモチベーションを上げていける環境。凄く良い環境で楽しくやらしてもらってます。小さい頃からバイクに乗っていて、それを仕事にできて、今のところ結果も出ているので本当に良い環境です。
AKI:バイク経験者の方は、その経験が良い場合も悪い場合もあると聞きますが、栗原選手はどうですか?
栗原:そういう話は選手になる前から聞いていました。ロードとオートは全く別物だよと。ただ、自分はそこまで思っていなくて。同じ2つのタイヤがついている乗り物なので根本的には同じだと思っています。その中でも、タイヤはロードとオートで大きく違いますし、フレームなども違うので、力をかけるポイントというのは異なると思います。タイヤの限界がロードよりオートの方が低いというか、マシンにタイヤが付いてこないところがあります。タイヤの限界を考えながら行きたい気持ちを抑えて上手くレース運びをするというところがロードとは全く違いますね。無理が効かないですし、無理しすぎると逆にロスになる。そのバランスを考えるというところがオートレースの難しさかなと思います。今は全てに関して分からない事が多いので勉強している最中です。固定概念を持ちすぎないように。
AKI:今後の目標は考えていますか?
栗原:走るからには1番を狙って。そして、1級車に乗り替わって同じ土俵に立った時に結果を残せるよう、2級車でもしっかり経験を積んでもがきまくりたいと思います。しっかりやることをやっていれば結果がついてくると思うので、今は結果よりも内容にこだわっていきたいです。内容が良くなれば結果もついてくると思うので。
AKI:課題はなんですか?
栗原:今後ハンデも下がっていくと思いますし、レース数がまだまだな中、ハンデ20mになると考えると恐ろしいなぁとも思っています(笑)絶対に展開も厳しくなますし、ハンデが下がるということはそれだけ強い選手と並ぶということになるので、今までみたいにはいかないですし、トントン拍子でいくことはないと思います。それでもしっかり考えて経験してレースに臨んでいきたいと思います。ひとつひとつ気づいたところを修正して自分の良いところをどんどん伸ばしていきたいですね。
AKI:それでは最後に読んでくださっている方にメッセージをお願いします。
栗原:ここまで順調にこれているのも応援してくださる皆様の声援もあります。その声援を裏切らないレースができるように、これからもしっかり練習して自信を持ってレースに臨めるよう準備をしていきたいと思います。そして、オートレース全体を盛り上げていけるレースが出来ればいいなと思っています。これからもよろしくお願いします。
(写真は浜松オート、川口オートSNSより。)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
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山陽所属の33期。怪我でなかなか上手くいかない中、ついに掴んだ初優勝。初優勝を決めた気持ち、周りへの感謝の気持ち、今後の目標などお話ししていただきました。
(2023年4月12日)
インタビュー / AKI
AKI:初優勝おめでとうございます!
佐伯:ありがとうございます!
AKI:初優勝を決めたお気持ちはいかがですか?
佐伯:とにかく凄く嬉しかったです。
AKI:開催初日、試走タイムから凄かったですよね!
佐伯:そうですね。自分でもびっくりするくらいに良い状態でした。優勝する前の節にドドドが来ていたのでフォーク周りを扱って、キャブ本体の交換。周りの選手にエンジンを見てもらったら成績が上向いて。良い状態になったので、ミッドナイト初日は浜松最終日の状態のまま。練習に行ってみたら凄く感じが良くって。消音マフラーに付け替えただけなんですが良い状態でした。初日の試走3.29は自己ベスト。試走計り間違えたのかな?と思うくらい。ただ、試走の感じは凄く乗りやすかったので感触は良かったです。ピットの中でドキドキしちゃいました。
AKI:レースは試走通り、ぶっちぎりの競走になりましたね!
佐伯:スタートが苦手なんですが、フライングしないようにしっかり切っていきました。道中はとりあえず落ち着いて走ろうと。自分は凄く緊張してしまうタイプなのでまずは落ち着いて。消音マフラーなので後ろからの音も聞こえず、すぐ後ろにいるんだろうなと思いながら走っていたので、ゴールした瞬間はホッとしました。リプレイみたら後ろとは大きく離れていたので安心しました。人気にもなっていただろうなと思っていたので。エンジンもですがタイヤも良かったですね。
AKI:2日目は乾き気味の斑走路でした。
佐伯:基本的に斑は嫌いなんですけど、晴れ寄りの斑走路だったので恐れずに走ろうと思いました。勢いですね。エンジンは初日からほぼ扱わず。整備力がないので周りからも「触るな」と言われていました(笑)以前1着を取った後に整備をして全然ダメになったことがあったので同じ失敗を繰り返さないように。タイムも出ていたのでそのまま行きました。タイヤも少し低かったんですが、他のタイヤを付けて「交換しなければ良かったなぁ。」と後悔するよりはそのまま行った方がいいと周りにも言ってもらったので同じタイヤで行きました。試走から乗りやすく良かったですね。メンバーも揃ってきますし緊張しましたが、周りの方のアドバイスのおかげで3日目の準決勝戦もクリアすることが出来ました。
AKI:緊張の中でも準決は上りタイム自己ベストが出ましたね!
佐伯:そうですね。毎日緊張、どんなレースでも緊張しちゃうんですけど、準決を1着でクリア出来て良かったです。レース前はすぐに後ろがくるんだろうなと思っていたのでびっくりしました。
AKI:優勝戦のエンジン、タイヤはどうされたんですか?
佐伯:周りの方と相談して、エンジン、タイヤ共に準決のままの状態で行きました。4日間ほぼ同じ状態です。本当は何かやるべきなんですが整備力がなくって。今の課題ですね。
AKI:それでも、初優勝、完全Vを決めたわけですが、改めて振り返っていかがですか?
佐伯:周りの方、同期や先輩がいたおかげです。周りのアドバイスがなく、自分だけでやっていたら優勝はなかったと思います。嬉しい気持ちもありますが、感謝の気持ちが大きいです。
AKI:課題のお話がでましたが、整備に関してどのあたりで難しさを感じますか?
佐伯:エンジンを吹かして音を聞いても分からなくって。乗ってみないと分かりません。後は、今まで前逃げだったので良かったんですが、優勝した次の節は前に人がいて捌けず。捌きも下手ですしスタートも苦手なのでここも課題です。捌きは練習もですがレースでしっかり学んで、他の人のレースもしっかり観察して捌く技術を上げていきたいですね。スタートはタイミングもムラがあるし、3年前くらいにスタートで事故を起こしてしまって未だに苦手意識があります。もうこの意識は練習するしかないですね。スタートのセッティングは周りに聞いて同じセッティングにしてみたり、アレンジしてみたりと自分なりに考えながら扱っています。課題だらけです。
AKI:ただ、初優勝を掴めたのは大きいのではないですか?
佐伯:そうですね。最近は同期の活躍も多く刺激になりますし、もっと自分も頑張らないといけないなぁと常に思っています。今回の優勝で沢山の方が喜んでくれて、家族とか身内や、同期や先輩からたくさん連絡が来て、周りが喜んでくれたことが自分の優勝よりも嬉しかったです。自分は小さい頃、2歳くらいですかね、両親にレース場に連れて行ってもらっていて。ずっとオートレーサーに憧れていてかっこいいと思っていました。なので、優勝した時も両親が凄く喜んでくれました。
AKI:今後の目標は考えていますか?
佐伯:まず有観客で優勝することです。今回の優勝はミッドナイトで無観客。次はお客さんの前で優勝をしたいです。やっぱりお客さんがいるのといないのとでは全然違います。優勝してウイニングランもしたいですね。後は、今の良い状態を続けてA級に上がって記念レースで活躍したいです。
AKI:憧れていた世界、実際にデビューしてここまでいかがですか?
佐伯:やっぱり厳しい世界ですよね。怪我もそうですし。怪我して入院していた時もオートレースを見て、同期が活躍するのを見て嬉しい反面どんどん差が開いていって正直辛い時期もありました。その後、復帰しても上手く乗れなくって。またそこで同期と差が開いていって。焦りも凄くあって逃げ出したい時もあったんですが、周りの方が支えてくれたお陰で頑張れてここまで来れました。頑張ってきて良かったぁと思います。なので、オートレーサーになれて良かったです。
AKI:緊張してしまうということですが、この優勝で自信もついたんじゃないですか?
佐伯:そうですね。自分は本当にネガティブなので全く自信はなかったんですが、初優勝して少し自信がつきました。初優勝後のレースではハンデが下がっても連には絡めていたので自信にはなりましたね。ポジティブになれました。
AKI:それでは最後に読んでくださった皆様にメッセージをお願いします。
佐伯:これからも一走一走、一生懸命走って車券に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
(写真は山陽オート、JKAのSNSより)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
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3月12日に行われた地元のGII優勝戦で初の地元グレード制覇を決めました!今年に入って初SG優出を決めるなど勢いが止まらない中村選手。地元グレード制覇の喜びや、SG初優出、今後の目標などお話ししていただきました。
(取材日:2023年4月10日)
インタビュー / AKI
AKI:地元GIIオーバルチャンピオンカップ優勝おめでとうございます!お気持ちいかがですか?
中村:やっぱ地元のGIIはめちゃくちゃ獲りたいと思っていたので凄く嬉しかったですね。初優勝が山陽のGIIだったんですけど、あの時とは違う嬉しさでした。地元というのもありますし、あのメンバーで勝てたというのが違う嬉しさになりました。優勝戦は隣におやっさん(飯塚26期:久門徹選手)もいてその部分も大きかったですね。
AKI:師匠の久門さんとはレース前にお話されたんですか?
中村:いや、特にはしてないんですけど、「10mオープンやん、チャンスやない?」ということはボソっと言われました(笑)
AKI:GIIは初日から準決の日まで良走路でした。エンジンの状態を振り返えるといかがですか?
中村:SG初優出した後だったんですが、初日レースした段階から「これヤバいな。」という感覚がありました。ピストンとヘッドを交換して、3日目なんとか勝ち上がったという感じ。それでも全然手応えなく、一か八かで下回りをしました。オーバーホールをしてみたらメタルに傷が入っていて不具合が見つかったんです。おやっさんに相談して「SGで動いていたんだしメタルだけ交換したら良くなるんじゃない?」と言われ交換。そしたら、すごく良くなりました。練習から手応えがあって、これなら戦えるやろうと思って準決勝戦に臨みました。レースも感じ良く乗れました。
AKI:優勝戦は予選道中とは違い雨、湿走路になりましたがどう感じていましたか?
中村:飯塚の雨は自信があったのでスタート決まればと思っていました。スタートだけに集中。最近、スタートがすごくキレるようになっていて。特にこれといって扱ってはいないんですけど、オープン戦を走る機会が増えて経験値が上がったのは大きいですね。後は、去年のダイヤモンドの優勝戦でスタートめちゃくちゃ遅れてしまって。リプレイ見たらめちゃくちゃ恥ずかしくって(笑)「恥ずかし!おっそ!!」みたいな。これはヤバいと思ってスタート練習の数を増やしたんです。それを続けていたらキレるようになりました。気持ちの部分が大きいかもしれませんね。そういう経験から最近やっとオープンでも戦えるようになった感じです。
AKI:実際、優勝戦のスタートラインに立った時はどうでしたか?
中村:いつもおやっさんの横でスタート切る時はプレッシャーに負けて浮かしたりすることがあったんですが、今回は"横はおやっさんじゃない"と思ってスタートラインに着きました。スタート自体、節間通してタイミングも良かったので自信を持ってスタートいきましたね。多少遅れても外が効く走路なので、「8周回使って冷静に走ろう。」と考えていました。もちろんスタート行った方が楽なんで、遅れた時のことも考えつつ基本はトップスタートのイメージで切りました。
AKI:いざスタートを切って、前は誰もおらず開けていましたがあの時の気持ちはいかがでしたか?
中村:うわ、絶対これ圭一郎さん(浜松32期:鈴木圭一郎選手)来るやろ!と思っていました(笑)周回盤を残り2周のところで見たんですが、「これ、もうそろそろ後ろ来るんじゃね?」と思いながら走っていたら1度滑らして。ヤバいヤバいと思いながら一生懸命走っていました。後からリプレイ見たら全然来てなくって。1人で焦って1人で滑って、「うわ、恥ずかしい。」と思っていました(笑)
AKI:結果ぶっちぎりでの優勝となりましたが、ゴールした瞬間というのはどうでしたか?
中村:去年のGI開設記念で良いペースで走っていたんですが、加賀谷さん(川口27期:加賀谷建明選手)の異次元すぎる走りに負けてしまってすごく悔しかったんです。なので、今回やっと地元の記念が獲れて嬉しかったですし、ゴール直後に竹谷さん(飯塚23期:竹谷隆選手)たちが走路まで来てくれたんで「あぁ。やった~!」と実感しました。飯塚での優勝はミッドナイトしかなかったので、雨だったけどウイニングラン行こうかなと思いました(笑)土砂降りだったので流石に止められましたけど(笑)重富さん(飯塚27期:故:重富大輔元選手)のイタズラかもしれませんね。
AKI:自信に繋がる優勝になりましたか?
中村:そうですね。晴れでもナイターは自信があるんですが、雨で勝てたというのはまた特別ですね。自信につながりました。
AKI:それこそ、GII優勝前にはSG初優出もあったわけですが、準決では青山選手(伊勢崎31期:青山周平選手)を捲る場面もありました!
中村:あれは自分が1番びっくりしました。青山さんの後ろに着くまでに道が開けて、雅人さん(川口28期:中村雅人選手)と青山さんがやり合っているのを見て、青山さんが雅人さんの内に着こうとしたのを見たので外に振ったら「あれ?変わってない?いける!?」となって捲ることが出来ました。そしてそのままゴール。「あれ?SG優出!?やばっ!?」という感じでした。ああいう大きいレースで戦えて優出できたというのは大きな自信につながりましたね。後は、予選道中でもこの着は拾わないといけないという場面でもしのげるようになったというか、戦い方というのはすごく勉強になりましたし、慣れてきました。それはデカいですね。
AKI:初めてのSG優勝戦というのはどうでしたか?
中村:今思えば不思議な感じ。1日があっという間に過ぎていきました。最終日なので梱包もあるし、優出インタビューもあって、意外とバタバタしていました。そして、気がついたら試走という感じで。そんなに緊張もなく。8枠っていうのもあって気は楽でしたね。内枠とかだったらまた違う緊張感もあったんでしょうね。
AKI:8枠と遠い中で結果は5着でした!
中村:そうなんです。結果、年末のスーパースターのポイントも取れたんで良かったです。道中捌いたんですけどあんま覚えてなくって(笑)5着だったのは覚えているんですが。けど、初めての10周回はめっちゃキツかったです。優勝戦はペースも早かったですし、残り2周のところで周回盤を見て「うわっ。ここから後2周か...。」となりました。8周回で腕もパンパンで結構限界でしたね。前にサトマヤさん(川口31期:佐藤摩弥選手)がいて、1つでも上の着を取ろうと思って走っていたんですけど、残り2周になるとタイヤも滑ってきます。9~10周目は未知の世界。10周回レースするって本当にキツかったですね。レースに行く前はプラス2周くらい「大したことないやろ」と思ってたんですが「めっちゃ大したことあるやん!」ってなりました。メンタル的にも体力的にもキツかったです。
AKI:この短期間で色々な経験を積みましたね。
中村:そうですね。色々なことが勉強になりました。その後のプレミアムカップもなんとか勝ち上がった感じ。最近そういうパターンが多いですね。予選道中は良い感じはなく、節間の中で整備して準決には間に合わせるみたいな流れが多いですね。そう考えると、節間中にエンジンを扱って上向かせられるようになったとは感じています。久門さんの昔からの教えでもあるんですが、1着を取りにいくのは当たり前なんだけど、実際は年間通しても1着取れる回数って多くないじゃないですか。良くない状態でもなんとか勝ち上がれるように腕でカバーしないといけない時もあるし、試走に出てダメでも最低勝ち上がれるような凌ぎ方を教えてもらいました。考え方ですね。試走いって「だめだ...」となった時でも明日に繋がる走りをするということをずっと教えてもらっていました。なんとか次の日につなげて、整備をして明日は1着を取れるようにと。逆もありますよね。1着を取れたから何もしないのも良くないよと教わりました。もっともっと上を目指すように。ただ、その辺の整備も難しいんですけどね。あの圭一郎さんや青山さんが毎日のようにエンジンをバラして整備をしているので、自分達もそれくらいの最低限の整備をしないと勝てない。速い先輩はただ速いだけじゃない。整備も凄いです。
AKI:そういう経験をして、整備の面も自信がついてきたんじゃないですか?
中村:そうですね。だいぶ自信がついてきました。その後のミッドも完全優勝できて、素直に楽しいです!ミッドは独特の雰囲気というか、走路に出てきた時の雰囲気というか。後は、消音マフラーがでかいですね。初めて乗った時から乗りやすくて、きっと消音マフラーが自分の走り方とかに合っているんでしょうね。
AKI:ハズレのマフラーがあるなんてお話も聞きますが、中村選手はどう感じていますか?
中村:そこまでハズレのマフラーとか思ったことないですね。勝率が悪いマフラーでも全然問題なく。マフラーごとの特徴とかはあるので少しセッティングを扱うこともあります。きっとそれぞれに合うセッティングがあるんだと思います。なので、マフラーに合うセッティングを探して合えばどのマフラーでも大丈夫です。
AKI:ここまで地元グレード制覇やSG初優出など充実していますが、今後の目標は考えていますか?
中村:デビューした時から『SGを獲る』というのは最大の目標ですね。けど、まずはおやっさんの外からスタート切って優勝することが今の目標ですね。それがまた少し恩返しに繋がるかなと思っています。後は、年末に向けてポイントを加点したいですね。次が地元のSGオールスターなので頑張りたいです。
AKI:となると、課題はなんですか?
中村:やっぱりもう少し捌きを覚えたいですね。スタートもまだまだ速い人がいるのでもっと練習して磨かないといけないですね。最近では後輩の稚也(飯塚34期:長田稚也選手)がコツ掴みやがって(笑)去年くらいまで「杏亮さん教えてください。」と来ていたのに最近は来ないんですよ。むしろ、自分が行く回数の方が多くなっちゃいました(笑)けど、元々スピードありましたからね。スピードある人が捌き覚えると凄いですよね。ライバルと言ったらあれですけど、稚也と一緒に切磋琢磨して飯塚の若手からも盛り上げていけたら良いなぁと思っています。同じレースでは敵ですし負けたらムカつきますが(笑)別のレースなら情報交換をして、グレードレースの優勝戦で会いましょうという感じです。すごく良い関係です。
AKI:それでは最後に読んでくださっている方にメッセージをお願いします。
中村:長田くん(稚也選手)に負けないように頑張るので応援お願いします!!(笑)
その後、4月16日に山陽オートで行われたGI令和チャンピオンカップでGI初優勝を飾りました!次はSG優勝へ!これからの活躍、さらに期待ですね!!
※写真は飯塚オートSNSより。
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
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山陽所属の34期。小さい頃から憧れていたオートレースの世界。同期が優勝してく中で焦りもありながらも掴んだデビュー初優勝!優勝を決めた時の様子、目標や課題などお話していただきました。
(取材日:2023年3月13日)
インタビュー / AKI
AKI:デビュー初優勝おめでとうございます。お気持ちいかがですか?
山本:ほっとしました。同期がみんな優勝していたんで焦りがありましたし、いろんなところで優出していたんですが、いつも2、3着であと一歩というところ。いつも後ろの選手にやられてしまいました。このまま優勝できないのかなぁという思いもありました。なので、ほっとしたというのが率直な気持ちです。
AKI:初優勝する前の節にも優出していましたが、車の状態はいかがでしたか?
山本:初優勝の3節前の最終日にスタートでチェンジを入れたままスタートを切ってしまって。50mくらいちぎられてのスタートになってしまいました。半ば心が折れかかっていたんですが、何かいつもと違うことを意識して乗ってみようと思って、立ち上がりの部分を意識してみたんです。そしたら、前とどんどん近づいていって。「これか?」っとなりました。レースの時に感覚というか、車の押さえ方、乗り方がいつもと違うなぁという感じがあったんです。次の節でその感覚を意識して乗ってみたら上手く走れちゃって。乗り手の問題が大きかったですね。スタートのミスからだったんですが、それを機に変わりました。車の押さえ方、立ち上がりの押さえ方ですね。ちょっとしたキッカケで上がりタイムも5、6個よくなりました。エンジンが元々良くて乗り方に気付けたのか、エンジンが良くなったのか分からないですけど、感覚が1番大きな変化でしたね。すぐに結果につながったのでびっくりしています。
AKI:乗り方、車の押さえ方で大きく変わったんですね!エンジンは扱ってなかったんですか?
山本:その時は何も扱ってなかったです。試走タイムは出ていたのでエンジン自体は悪くなかったと思います。ただ、試走だとしっかり座りたい位置に座って走れるんですが、レースはスタートしてから座るので乗るところが少し違うと全然乗れないんです。そういうところも意識して座る時のミスも少なくなっていたと思います。なので、こういうのがキッカケで速くなっていくんだろうなと思いました。エンジンもそうですけど、乗り方もちょっとしたことで大きく変わるんだと思いました。失敗から得られるものがありました。
AKI:優勝した節の初日は雨で1着でしたが、湿走路の印象はどうですか?
山本:雨は速い人と比べると足りないですね。ただ、斑や不安定なコンディションだと好きですね。初日はそういう不安定な走路で気合いで走れました。
AKI:2日目は良走路2着で優出。優出を決めた時はいかがでしたか?
山本:準決でスタート遅れてしまって。1番後ろからの追い上げになったんですけど、そこから2着まで追い上げていけたので「めちゃくちゃエンジン良いぞ!!」となりました。優勝戦も「スタート決められたら行けるんじゃない?」という感覚はありました。逆にここで優勝できなかったらこの先もできんな!と自分でも思いましたしみんなからも言われました(笑)優出するたびに言われてはいたんですが、今回はエンジンも乗り手も良く、準決も不利な展開から追い上げての優出。「もうここしかないな」と自分でも思っていました。今まで優出した中で1番手応えがあるというか、優勝できそうな感覚がありました。初優勝した前の節も同じ感覚だったんですが雨が降ってしまって。苦手意識とかはないんですが、その時の雨は何か感覚がいつもと違って、インコースが効かなくって試走の段階で厳しいなと思っていました。そしたら、すぐにまたチャンスがきて次の節に優勝することが出来ました。本当によかったです。
AKI:実際優勝戦、スタートラインに立った時はどんな思いでしたか?
山本:とりあえず自分が出来ることをやろうと思っていましたし、スタートも張り込む気満々でいきました。"スタート行ったら優勝!"と思っていましたね。ただ、試走タイムは出しに行った割には3.29で、気持ち的には3.27くらい出して心の余裕が欲しかったです。なので、試走を見た時は「3.29なら戦えるか。」という感じでした。自分は人より試走が出てないと良くないので、試走タイムは意識していました。
AKI:そんな中でのスタート、レースは振り返っていかがですか?
山本:完璧ですね!(笑)これ以上ない展開を作ることができました。レース道中は1度張ってしまった時があったんですけど、バラけたレース体形だったのが救いでしたね。なんとか後ろの追走をしのげましたし、混戦になるよりもバラける展開の方が良いと思っていたので展開も最高でした。3台とか重なっちゃうと厳しいので結果良い展開でした。先頭に立ってからはとにかく全力でグリップを開けて走りました。それが上がりタイム3.375に繋がったと思います。捌く展開だったと考えると良いタイムだったと思います。ゴールした瞬間は感無量でしたね。確定盤に表示が出た時はほっとしました。
AKI:レース後は初のウイニングランもありましたがいかがでしたか?
山本:気持ちよかったですね。やっぱり、目の前にお客さんがいるのといないのは違います。ウイニングランができてよかったです。後、かなり緊張してしまうタイプでノミの心臓なんです。みんなにも豆腐メンタルと言われます(笑)見た目はそうでもないと思うんですけどギャップが凄くて。自分で言うのもなんですけど(笑)けど、今回の優勝で木綿豆腐から絹豆腐くらいには成長したと思います。
AKI:一つ具切りの初優勝を決めましたが、今後の目標は考えていますか?
山本:今はS級になることですね。優勝してハンデが下がったので、ハンデ位置が戻らないように今の位置をキープしたいです。ただ、次のランクがB-185でめちゃくちゃ悪いんです。最重ハンデでこんなランクの人いる!?と言う感じ。不甲斐ないですね。なので、次のランクはもっと上げていけるように、S級に上がれるように頑張りたいですね。
AKI:課題はなんですか?
山本:整備力ですね。整備が下手で。感性がなさすぎます。エンジンの音を聞いてめちゃくちゃ良い時は分かるんですが、乗ってみてどうかな?という時の音の区別がつかなくって。良いかな?と思って師匠の浜野さん(山陽24期:浜野淳選手)に聞いてもらうんですけど、全然だめと言われたりして。あれ!?となります。そういうところの感性がなくって。最近は消音マフラーも多いので尚更難しいですね。消音に関しては乗ってみないと分からないですね。音を聞き分けられるようになって整備の幅を広げるのが課題ですね。 まだまだ根本的に知らないことが多いので、同期とか先輩に聞いて成長したいですね。鈴木圭一郎さん(浜松32期:鈴木圭一郎選手)てすごくて、消音マフラーでも音で分かっちゃうんです。整備が上手い人って消音でもほんの少しの音の違いで良し悪しを見つけてくるから、そういうところをもっと勉強していきたいですね。なので、消音でも良いところの音を見つけたいですね。
AKI:スタートに関してはどうですか?
山本:1級車に乗り換えたばかりの時はすごく切れていたんです。黒川さん(川口33期:黒川京介選手)とそんなに変わらなかったんです。けど、乗れば乗るほど遅くなっていって。なので、いろんな切り方をして模索しているところです。スタートは重視している派なので、切り方、セッティングなどスタートが速い人に聞いたりしています。そこから自分でアレンジしてみたり。まだまだ探しているところですね。めちゃくちゃ切れるところを見つけたいです。スタートは誰よりも行きたいと思っているタイプ。今は特にスタート命、スタート切ったらそこまで差はないと思っています。なので、スタートで差をつけないといけないと考えています。今のレベルじゃS級は程遠いと思います。
AKI:山本選手はオートレースを観てきて、憧れて入った世界ですが選手になってどうですか?
山本:自分の中では天職だと思っています。小さい頃からオートレースを観てきて、16歳から試験を受けてきました。4回目で受かりました。なので、選手になれて本当に嬉しいです。選手になりたての時は怒られてばかりで大変でした。けど、今はめちゃくちゃ楽しいです。
AKI:それでは最後に読んで下さった皆様にメッセージをお願いします。
山本:これから、最重ハンデで戦えるように、車券に絡めるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
(写真は山陽オートSNSより。)
福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。
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