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1級車がスタートライン!!!|上和田 拓海選手

川口所属の34期。第34期選手養成所で最優秀賞を受賞し注目されていた新人選手。12月13日(日)に飯塚オートで行われた"34期新人王決定戦"でも見事優勝を果たしました。新人王を振り返って頂き、今後の目標などお聞きしてきました。(取材日:2020年12月21日)

インタビュー / AKI

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AKI:新人王おめでとうございます!!今のお気持ちはいかがですか?

上和田:嬉しいのと、ホッとしているのと。ホッとした気持ちの方が大きいですね。周りの方にも"新人王だけは獲らないと!"と言われていましたし、自分としても"獲らなきゃ"という気持ちが凄くありました。

AKI:"獲らなきゃ"という気持ちは、元々がバイク競技経験者というところからですか?

上和田:そうですね。養成所からの実績もありましたし、34期を引っ張っていかないといけない存在というのも周りの先輩方にも言われてたので。

AKI:先輩選手からのプレッシャーもあったんですね(笑)

上和田:そうですね、正直ありました(笑)

AKI:ただ、新人王の時は車の状態があまり良くないというお話でしたが?

上和田:そうですね。飯塚に入る2、3節前からエンジン状態はあまり良くなくって。そのまま飯塚に入ってしまいました。なので、エンジンは最初から期待は出来なかったんです。前検日走った感じもやっぱり良い感じはしませんでした。けど、新走路になってすごく食い付いてくれて、タイヤだけしっかりしていければ大丈夫かな?って気持ちもありました。

AKI:エンジンよりもまずはしっかりタイヤ選びということだったんですね。

上和田:そうですね。そこが大きかったと思います。エンジンも連日ヘッド周りは色々扱っていましたが、結果的に初日の状態が1番感じが良かったです。なので、決定戦は初日と同じ状態で行きました。初日は試走でフロントが滑って転びそうになっちゃってタイムを落としていたんですが、その滑りがなければ最終日と同じくらい試走は出ていたと思います。

AKI:決定戦は不利がありましたよね。

上和田:あれは自分も落ちるかと思いました。自分が選んだ道で横田(伊勢崎34期:横田翔紀選手)が目の前で落車して。それを避けようとしたらがぶっちゃって。なので、まずは落ちなくて良かったと思っていたんですが、前を向いたら先頭は相当離れちゃって。なので、一度スイッチを入れ直しました。

AKI:スイッチを入れ直せたんですね!

上和田:そうですね。ちょっと無理かなという気持ちもあったんですけど、「いや、この距離ならまだ行けるな!」という気持ちも半分あって。まだ行ける!に賭けて頑張りました。

AKI:結果的に優勝、上がりタイムも不利がありながら3.391という好タイムでした!

上和田:あの展開で3.391だったんで、展開がもう少し良ければもっとタイムが出ていたのかなという気持ちはありますね。

AKI:新人王決定戦で2級車でのレースが終わりましたが、振り返っていかがですか?

上和田:そうですね、2級車の間に良かった時期もあれば、良くなかった時期もあって悩んだりもしたんですが、最後の節でこれ以上ない結果で終われたんで「終わり良ければ良し!」ですね!

AKI:悩んだ時期というのは?

上和田:ハンデ下がってからですね。1級車の10m前とか並ぶハンデ位置になった時、スタートで食われたりして。展開も良くないと勝てなくなってしまってからはかなり苦労しましたね。

AKI:ただ、グレードレースでも1着を取ったりと活躍していましたよね。

上和田:自分のペースに乗ってしまえば乗れる自信もあったので、0mからの逃げとかハンデがあれば逃げれていました。けど、例えば平場開催で予選もれして5枠でのレースになるとなかなか厳しい展開になっちゃうとか。それも、終わり良かったんで良しです(笑)

AKI:もちろん、1級車の練習も行なっていると思いますが、1級車の感覚ははどうですか?

上和田:2級車より、1級車の方が気持ちよく乗れていますね。エンジンは全然違います。こんなにも差があったのかと練習しだして思いましたね。なので、1級車でレース出来るのは羨ましいです(笑)

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AKI:1月から1級車でのレースですが、目標はありますか?

上和田:自分なりに良い感覚では乗れているんですが、思ったよりもタイムが出ていなくて。悪くはないけど、もう一歩ステップアップしていかないと、と思っています。そんな中で、最重ハンになる事が近い目標です。

AKI:大きな目標としては?

上和田:オートレーサーになるキッカケとなった阿部さん(川口6期:阿部光雄元選手)に恩返しが出来るような大きな成績を残したいと思っています。グレードレースを取れば阿部さんも少しは喜んでくれるかなっと思っています。今でもよく連絡は取りますし、この前の新人王の後もすぐに電話がきました。

AKI:なんて声をかけてくださったんですか?

上和田:「おめでとう。あの位置からよくとどいたね!」と喜んでもらえました。

AKI:目標についてお聞きしましたが、現在の課題はなんだと思いますか?

上和田:1級車に乗ってもまだ2級車のコースというか、大回りになってしまってるところがあります。なので、今は1級車に乗るときは必ず誰かに付けたり、1級車がどんなコースを走って、どんなアクセルワークをしているのかを勉強しています。1級車で2級車の様な走り方、大きなコースを走るとその分グリップを開けられるんで開けたくなるんですが、開けすぎると滑っちゃうんです。自分的には余裕があってもタイヤが無理できない感じ。なので、速い選手に付けて1級車の練習をしています。なかなか難しいですね。

AKI:スタートはどうですか?

上和田:スタートはなんでだかうまく切れてます。

AKI:湿走路に関してはいかがですか?

上和田:雨に関しては、1、2回しか練習が出来ていないんですけど、まだまだ乗り慣れていないですね。2級の時は、自分では得意意識はなかったんですけど、連対率とかを見るとそれなりの結果ではあったのかな、という感じです。たまたまかもしれないんですが、そんなに悪くはなかったと思います。1級車はこれから練習です。

AKI:上和田選手はロードレースからの転向ですが、ロードレースとオートレースは違いますか?

上和田:全然違いますね。オートレースの方が難しいです。限界が相当低いというか。ロードレースは突っ込めば突っ込むほど、頑張れば頑張るほどタイムが上がっていたんですが、オートレースはそうはいかない。目一杯いっちゃうとタイヤが滑っちゃってタイムロスしてしまう。自分のまだまだグリップを開けたいという気持ちと、タイヤ、エンジンのバランスを考えながら走るのが難しいです。ロードとオートは感覚が全然違いますね。なので、その限界のメリットを活かしてどれだけ走れるか、その辺を探るのが難しいですね。

AKI:整備も自分自身でしなくちゃいけなくなりましたが、整備に関してはどうですか?

上和田:そこも課題ですね。今までのロードはプロのメカニックがいて、自分はコメントを言うだけで全部セッティングを合わせてくれたり、タイヤ交換を全部やってもらっていました。そういう面はオートレースに来てから1番の課題かもしれませんね。乗り方以上に。ロード時代はエンジンを扱うなんて一度もしてこなかったので難しいですね。少し扱っただけでこんなに変わるんだ!と思いました。特にオートレースのバイクがそうなのかもしれませんが、かなり繊細で難しいです。

AKI:今の1番の課題は整備ということですね。

上和田:そうですね。トータルで考えたら、乗り方よりも整備面だとおもいます。乗り手よりエンジンが良くないと。大きなレースになると、その少しの差はエンジンの差になってくると思うので、その辺の勉強はこれからしていかないとと思っています。

AKI:乗り方にロードのころの癖なんかはありますか?

上和田:よく言われます。「まだオートレース乗りではないよ」と。けど、自分はそこは気にはしない様にしていて。結局、乗り方を変えてタイムが落ちたら意味がないと考えています。もちろん改善するところはしつつ、自分の乗り方も大切にしていきたいです。

AKI:周りの先輩選手からアドバイスは頂いているんですね。

上和田:そうですね。師匠(川口:25期:斎藤撤二選手)や森さん(川口25期:森且行選手)に面倒みてもらっています。そのほかにもいろんな方から面倒をみてもらっていますね。師匠とも凄く仲良くさせてもらっています。

AKI:1月から1級車でのレースですが、まず1走目が緊張しそうですね。

上和田:そうですね。この前の新人王もそうだったんですが、自分は緊張するとあまりいい結果が出ないので、とにかく平常心で頑張りたいなと思っています。あまり舞い上がらないようには常に意識して。人を抜く時も感情的になると届かない距離でも「行っちゃえ!」となっちゃうので、そうならないように心がげています。

AKI:以前は感情的になって失敗とかもあったんですか?

上和田:ありましたね。ロードの頃は行けるところまで行って失敗したり、オートレースデビューして始めの頃は反則しちゃたり。そういう事はしっかり反省点を生かすようにしています。なので、落ち着かせて。気負いしないようにしています。

AKI:1級車でのレース、どんなお気持ちですか?

上和田:やっと1級車に乗り替わって、ここからがスタートだと思っています。すぐ上の黒川さん(川口33期:黒川京介選手)が1級車に乗り替わってすぐに優勝されているので、その辺りも意識しつつ頑張っていきたいなと思っています。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の方にメッセージをお願いします。

上和田:自分はレースに勝つためにオートレースの世界に来ました。「上和田がレース出てるなら車券買ってみようかな」と思えるような選手になりたいと思います。応援よろしくお願いします!!

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2020年12月25日

夢を叶えてくれた山陽オートでウィニングランをしたい|角 翔太郎選手

2020年11月16日飯塚オートでデビュー初優勝を飾った角翔太郎選手。角選手は幼い時から通った山陽オートで優勝する事を、次の目標に掲げ動き出しています。オートレーサーになるきっかけや、デビュー戦から初優勝までの苦労話、プライベートまで色々と聞いています。翔太郎の由来は「羽ばたく様に育って欲しい」です。今、33期でもっとも勢い良く羽ばたいている角翔太郎選手を紹介します。これからもっともっと活躍してくれるヤングレーサーの一人です。(取材日:12月6日)

インタビュー / 内野久照

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内野:オートレースを知るきっかけは?

角:叔父さんと一緒に2、3歳の頃から山陽オートに連れて行ってもらっていた。家族皆がオートレース大好きです。

内野:選手になろうと思ったのは?

角:中学生の頃だったと思います。迫力があって選手皆が格好良くて、S級選手のレースをかぶりつくように見ていました。当時は浜野淳選手(山陽24期)や松尾啓史選手(山陽26期)角南一如選手(山陽27期)ですね。

オートレーサーになるにはどうしたらいいのかなと思っている時に進路面談がありました。迷わず「オートレーサーになりたい」と担任の先生に伝えました。オートレースが好きな先生だったので試験日や受験資格(年齢、体重)や養成所の事など選手になる為に色々と教えてくれました。

32期は年齢から受けられず33期の試験を待ちました。中学卒業後4年間試験がなかったと思います。

19歳で受験し33期に1回で合格しました。

体力の面で人より優れている事はないので何故合格したのか不思議でした。

内野:養成所はどうでしたか?

角:10ヶ月の養成所生活でした。最初は草抜きを1週間程やりました。

エンジンのプラグを抜いて行った競走車の押し掛けが一番きつかったですね。

9月頃でしたので暑い日でツナギの中がビショビショでこの時ばかりは帰りたいと思いました。

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内野:憧れていたオートレースの競走車はいかがでしたか?

角:いざエンジン始動の時は2回目で掛かりました。

この時は感動しました。

レース場で聞いていた音が自分の競走車から聞こえたので、本当に嬉しくて。格好いいなと思いました。この音いいなと心の底から思いました。

内野:走行練習はいかがでしたか?

角:走行練習は10周回を6、7回やりました。最初はある程度、皆同じレベルだったけど、スピードが上がってきてからは、黒川京介(川口33期)と中村杏亮(飯塚33期)が目立っていました。

特に黒川が早かったですね。

内野:養成所で感じた事は?

角:今思えば人より体力はない自分が合格したのは、2次試験の養成所で挨拶と掃除をしっかりやっていたことが評価されたのかなと思っています。

33期は競争率が20倍だったので本当に何故受かったのか当時は不思議でなりませんでした。

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内野:デビュー戦は?

角:デビュー戦はぶっちぎりの8着。

半周遅れでした。そこにはきつい現実が待っていました。

結果はどうであれ上がりタイムを早くしたいと思って取り組みました。

少しずつですが上がりタイムを上げて行く事が出来ました。

内野:初勝利は?

角:初勝利は雨でした。

レース後半に向けて雨が強くなり2級車に有利な走路になりました。

ゴール前で並んで逆転する事が出来ました。

師匠からは「晴れで1着を取れ」と言われた。

内野:晴れの1着は?

角:遠征が始まるまでは1着は取れなかった。

晴れの1着は川口です。

それまで坊主頭だったので「これで髪の毛を伸ばせる」と真っ先に思いました。

内野:今、体重はと身長は?

体重は62 .3kg身長174cmです。

養成所当初は体重が56.5kgでガリガリだった。それ以上痩せると体調不良になる。

62.3kgは自分にとって楽な体重だけどレース前は少し軽くしていく様に意識はしています。

内野:これまで振り返っていかがですか?

角:成績が悪くハンデも下がれず落ち込んだ時もあった。遅いので仕方ない。速くなるしかないと思い頑張りました。

内野:初優出は?

角:初優出は山陽です。レース前に雨が降り1、2コーナーで滑って見せ場作れずの8着でした。

2回目の優出が山陽のミッドナイトでした。雨で最下位。この時に優勝したのが同期の青木隆浩です。同期の優勝で嬉しかったけど悔しい気持で一杯でした。次こそは自分が優勝したいと思いました。

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内野:そして2020年11月16日飯塚で初優勝を決めました。

角:飯塚の前の節山陽でヘッド交換をしました。その前の節の伊勢崎でヘッドが壊れた為です。

交換したのは2級車の時に動いていたヘッドで丸山智史(山陽31期)さんがオーバーホールしてくれた物です。

交換後の1走目は8着でした。夕方に主戦で使っていた部品を乗せ換えると動いてくれました。

飯塚では初日から上がりタイムが良くて日に日に試走タイムと上がりタイムが良くなりました。優勝戦で出した試走タイム3.31は最高タイムでした。

内野:スタートラインでは何を考えましたか?

角:スタートを失敗して後ろから叩かれないようにと意識したら、緊張してしまってタイミングが遅れてました。

優勝戦は3.371のタイムが出ました。新走路のお陰もありましたがまさか3.3秒台のタイムが出せるとは思っていませんでした。

いくら展開が良くても3.415が限界でしたので。

ピットの中ではこのチャンスを逃したらもう二度と無いくらい覚悟して挑んだ優勝戦でした。最高タイムを出して優勝する事が出来ました。

エンジンが良かったのでチェンジを入れてから「ビューン」と伸びて行きました。

すぐに後ろには誰かいる。やられるんだろうなという気持ちを持ちながら走りました。

逃げるだけの立場なのでダメだったら仕方ないという気持ちで逃げました。

過去の優勝戦で経験した事、失敗した事を活かせた優勝戦だったと思います。

1回目の優勝戦は朝起きた時から「やばい今日は優勝戦」と緊張感に押し潰されそうでした。

その時よりは意外と落ち着いていました。「緊張してまた負けるんじゃない」くらいの気持ちの中で冷静でいられました。

凄くレースに集中していたので後ろの音が聞こえませんでした。

道中の事は思い出せないけど6周が長かった事は覚えています。

青旗を確認して「残り1周だ」とその時ばかりは力が入ったけどゴールした瞬間は「やったー!やったぞー!」と気持ちが高まる感じではなく「あっ!自分が優勝したんだ」とほっとした気持ちでした。

グループの皆が喜んでくれました。

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内野:インタビューで師匠(日室志郎・山陽22期)へのメッセージがありました。

角:川口の遠征なので必ず見てくれていると思ったので「親父さんやったよ」とメッセージを送りました。喜んでくれたと聞きました。

内野:ご家族はいかがでしたか?

角:お母さんが一番喜んでくれた。叔父さんもすごく喜んでいました。

ミッドナイトが追加になったので7日ぶりに外に出て携帯電話をONにした時は、150件以上の祝福のメッセージがLINEにありました。

トロフィーも改めて頂きそこで「優勝したんだ」と実感が湧いてきました。

内野:優勝して何か変わりましたか?

角:選手プロフィールの通算優勝「1」を付けられた事が本当に嬉しいです。

ハンデが下がってきつくて大変だけどこれを克服したいです。

内野:ハンデが重化してからは?

角:スタートのレベルが全然違う。

もちろんスタートは先攻しないと勝負にならない。

人を捌かないと上の着には行けない。

これからは人を捌く技術を身に着けることです。

30m前になってもずっと勝てなかった。

成績を悪くしてまたハンデが戻らない様にしたい。

同じ事を繰り返さないように勉強と思って走っています。

車の位置取り付け方や走り方、人を捌くためにはどうするのかと人のレースを見て勉強しています。

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内野:これからの目標は?

角:まずはGIに出場したい。

もちろんSGの舞台も経験したい。

内野:もう後輩が続々と入ってきています?

34期がいて35期もすぐ入ってくるので、うかうか出来ない。

いい刺激になる。抜かれないようにしたい。

内野:レース場以外でのトレーニングは?

角:自宅でのトレーニングはウォーキングです。ポケモンGOです。

やりながらだと丁度いいんですよね。

筋トレよりも柔軟性と減量ですね。ストレッチをして体を柔らかくしたい。

内野:ストレス発散は?

角:外での食事です。美味しい物を食べる事です。

内野:最近のグルメは?

角:宇部の焼肉屋さん『じゅうじゅう亭 はなれ』です。高かったけどタンがメチャクチャ美味しかったです。

内野:おすすめのラーメン屋さんは?

角:ラーメン屋さんでは宇部駅前の『一杉』です。

店長さんが応援してくれています。「A級になれよ」といつも成績を気にして頂いています。

ラーメンは白、黒、赤とありますが白がおすすめです。

角:おすすめスポットは?

角:角島(つのしま)ですね。夏は特に景色が綺麗です。

内野:好きな女性のタイプは?

角:気が利く人。気遣いの出来る人。

内野:芸能人では?

角:川口春奈さん。可愛いですよね。

内野:ラッキーナンバーは?

角:登録番号が6006番なので6ですね。

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内野:角選手の調子はどこで判断する?

角:前の人に詰まった時でしょうか。

外を目一杯開ける様に心掛けています。試走からアピールしたいです。

同ハンでの比較はタイムが1個か2個は上回っているといいと思う。

川口では飯塚と違ってエンジンも少し落ちてレース足が無かったです。

4年目に入って整備も大分合わってきた。症状によって扱う所や調整をする箇所がピンポイントで分かってきた。

今後はエンジンを掛けた時、いい時の音と悪い時の音の違いが今以上に分かるようになる事です。

レースの時間帯のよってエンジンが変わるのでキャブの調整を今以上に合わせられる様にしたい。スタートも大事ですのでタイミングは意識して常に先攻したいと思っています。

内野:レースはどこでスイッチが入る?

角:青ランプが点灯して「よしっ!頑張るぞ」と気持ちが入ります。

「集中するぞ!」とモードに入ります。

内野:角選手にとって山陽オートとは?

角:自分の夢を叶えてくれた場所。

山陽オートがなかったらオートレーサーになれなかった。

レース場の近く、宇部に生まれていなければ今はなかったですね。

家族に感謝、叔父さんに感謝です。

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内野:ファンの存在は?

角:応援して頂いている事に心から感謝しています。

試走タイムが悪くても自分から買ってくれている人がいるので、タイムが悪くても掲示板に常に載れるように心掛けています。

「角は一発あるぞ!」と思ってくれる人の為に走ります。

幼少の時から山陽オートと一緒だった。沢山の想いがある地元山陽でウィニングランがしたい。

夢を叶えてもらった山陽オートでファンの皆様へ恩返しがしたい。

内野:オッズパークをご利用、オートレースを御覧の皆様へ。

角:いつもオートレースを御覧頂きありがとうございます。

これからも一走一走気持ちを入れて走ります。

オートレースを買った事がない人にも見てもらえる様なレースを心掛けますので

オートレースを始めて頂くきっかけになればと思っています。

これからもオートレースをよろしくお願いします。


インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2020年12月23日

目の前のやるべきことをしっかりやって、まだまだ戦い続けます!!|伊藤 信夫選手

浜松所属の24期。日本最速男と言われる伊藤選手。SGタイトルはもちろん、優勝回数を87回まで伸ばし今でも第一線で走り続ける選手です。そして、今年は通算勝利数1000勝達成、13年ぶりのSG制覇とファンを沸かせてきました。今回は、1000勝達成、SG優勝、年末のスーパースターへの気持ち、弟子への想いなどをお話しして頂きました。(取材日:2020年12月6日)

インタビュー / AKI

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AKI:2020年は、通算1000勝達成、SG制覇と素晴らしい1年になりましたね!

伊藤:まだ今年終わってないけど色々あった年ですね。今年の初めはこんな事になるなんて思ってもいませんでした。良い方向に行きました。

AKI:まず1000勝に関して、振り返っていかがですか?

伊藤:1000勝に関しては、ある程度のところまでというか、今年達成するというところまで来ていたのでいつか取れるだろうなという感じでした。

ただ、あと1勝がなかなか決めれなくて。

周りにカウントされて、今考えたら堅くなっていました。そして、川口で1000勝決めて。1000決めた後はテンポよく1着を重ねていけました。

AKI:1000勝決めてホッとされた部分もあったんじゃないですか?

伊藤:そうですね。ただ、まさかその後にSG優勝があるなんて思ってもいませんでした。SGがなかったら1000勝の年になっていたんでしょうけど、完全にSGに上書きされましたね(笑)。

車の状態は今年ずっと良くて、優勝もしていたし競争タイムも出ていた。今年は動きがいいなとは思っていましたけど。まさか!でしたね。

AKI:今年初めに行ったオッズパークのインタビューを見てみると「最近はSGの優出自体がないからSGの優勝戦を目指したい」というようなコメントがありました。

伊藤:それは正直な気持ちでしたね。ここ2年くらいはSGの優勝戦には乗れていませんでした。なので、それを目標にしていたら今年のグランプリで優勝戦に乗れて。

「あ、乗れた!」と思いましたね。やっぱり年齢を重ねてくると「もう乗れないのかな~」なんて考えちゃうじゃないですか。

けど、今年は乗れたな思って。それと同時に「スーパースターに出たい!」と思いました。例年を考えると優勝戦は5着には入らないと厳しいだろうなということを頭に置いて、優勝戦のスタート直前はそんな心理状態でしたね。

AKI:SG獲るぞ!!という感覚ではなかったんですね。

伊藤:そうですね。もちろん5着でいいなんて思ってはいないですよ。

けど、「まずは自分のできる走りに集中しよう」と。「最近切れているスタートをしっかり切って、自分の走りをして、それがどのレベルなのかな?」という感じでした。

そしたら優勝戦、早々と先頭に立っちゃって(笑)あれ!?って感じでした。

「先頭走ってるな~」って。3周くらい走って「これだったら流石にSS圏内の5着までは下がらないかな」と思ってたら後ろから音が聞こえてきて。

「やっぱ誰か来るよね~」と思ったら有吉くん(飯塚25期:有吉辰也選手)で。けど入り方がキツイ角度だったので「あ、もう一回行けるかもしれない」という感じですぐ抜き返しました。そしてまた最初の心理状態です。あれ!?って(笑)。

AKI:どの辺りで"優勝"を意識したんですか?

伊藤:残り2周くらいで気配というか、後ろの音が聞こえなくなったんです。そこで「あるかも」と思いました。

AKI:伊勢崎はビジョンが見れますが、レース中は見たりしたんですか?

正直、ビジョンは見たかったです。大きいビジョンだし見れば位置関係が分かる。けど、見ませんでした。

なんとなく、ビジョンを見て良いことないというか、甘えそうな気がして。なので、優勝戦は1回も見てないです。

AKI:SGの優勝戦は10周回と長いと思います。先頭に立っている時間も長かったと思うんですが感覚的にはどうでしたか?

伊藤:やっぱり長いですよ。けど、1つ1つ集中ですからね。ナイターといっても夏場だったのでちょっと気をぬくと滑っちゃう。

なので、1つ1つのコーナー、1周1周集中していました。毎回同じではないので。「今のコーナー上手くいったな。」とか考えながら走っていました。

AKI:13年ぶりのSG制覇でしたが、ゴールの瞬間はどんな感情だったんですか?

伊藤:SG取れちゃった!という感じですね。

AKI:実感はすぐ湧きましたか?

伊藤:それが、湧かなくて。ゴールした瞬間ってお客さんの「わー!!」という歓声があったり、花火が上がったりするもんじゃないですか。

それが、無観客でそういうのがなく。ガッツポーズしようにもお客さんの反応もないし。さらに、ゴール後いつもだったらロッカーに戻って仲間が出迎えてくれて囲まれるんですが、その時はコロナ対策でお出迎えも控える様になっていて。そして、表彰式もカメラの前で。なんか、全てが練習というか、リハーサルをやっている様な。

なので「取ったのかな?」というような不思議な感じでしたね。そういうこともあって実感はしづらかったですね。

AKI:そうですよね。今回はかなり特殊な感じでしたよね。

伊藤:以前、浜野(山陽24期:浜野淳選手)が伊勢崎でグランプリを取った時に、浜野の背中越しに上がる花火を観ていて。「あぁ~いいな」なんて思っていたんですよ。それを覚えていて。

で、自分が優勝した時にロッカーに戻ってきて「あれ?花火上がったっけ?」って。覚えてないだけかなって思ったら無観客で花火は上がっていませんでした(笑)。

AKI:それは悲しいですね(笑)。

伊藤:けど、この前の伊勢崎の平開催で優勝した時にはウイニングラン出来ました。嬉しかったですね。「あ、これSGの時出来なかったな。やっぱりお客さんがいると感じ方が違うな」と思っていました。次は僕も花火を体験したいです(笑)。

AKI:これで年末のSSが確定しました。SSは7年ぶりです。

伊藤:SSも変らず、やる事をやっていくだけかなと思います。今年も、すごく良い時と悪い時の振れ幅はあるんですけど、良い時はSGも取れるということが証明できた。

なので、特別なことはせず今まで通りのスタイルでいきたいと思っています。手を動かし続けることですね。それをやって成績が良くなったので。

AKI:元々はそこまでエンジンに手を加えるタイプではなかったんですか?

伊藤:やっていたんですけど、やってるつもりだったというか、「もうちょっとやれるんじゃない?」と思うようになって。そう思うようになってから成績が良くなりましたね。

AKI:気持ちの変化があり、2年でSGの優出、優勝まで果たしました。すぐに結果が出たんですね!

伊藤:そうですね。今までが甘かったんでしょうね。努力してると思っていたけど、その努力や考え方を見直して結果が出たということはやる余地があったということ。年齢のせいにしちゃダメですね。

AKI:年齢の部分は理由にしていたなと思いますか?

伊藤:あるのかもしれないですね。優勝回数が減ったり結果がついてきていないのも余計に。成績が良くないのも年齢のせいだなと思っていた自分もいたと思います。

今年は5回優勝してますけど、去年の9月に優勝するまで平場でもいっとき優勝していないんです。それだけ遠のくとグレード優勝なんて見えてこないじゃないですか。なので、その当時は遠く見えていましたね、上のクラスが。

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AKI:けど、また上のクラスに戻ってきました。

伊藤:はい。年齢による下降もあるんでしょうけどまだ補えるかなと思いました。

AKI:7年ぶりのSS舞台となりますが、伊藤選手にとってSSってどんな場所ですか?

伊藤:特別ですよね。ポイントがないと走れない舞台だし、さっきはSG優勝戦5着なんて言いましたが、今年は5着では乗れてないハードルの高い大会。

今年出られても次いつ出られるかわからない。なので、やり尽くしたいですね。後悔なく。ただ、年齢のせいにはしたくないんですが、だからといってがむしゃらに動ける体力ではない。そう思うと劣化は感じますね。

なので、休ませるところは休ませて。しっかり自分をもって挑まないともたないなと言うのはあります。そのバランスを考えながらやり尽くしていきたいです。

AKI:久々のSS舞台。楽しみな部分もありますか?

伊藤:エンジンがあってくれれば、ですね。今年の秋口くらいはエンジンがすごく動くという感じではなかったんですが、11月の末に伊勢崎で優勝した時は良い勝ち方で。

「納得」というところまでいけました。あの時の状態まで持っていければ"SSの舞台でも戦える"と思いましたし、今乗ってる車の中にもその状態があることが分かって、優勝戦にも持っていくことができたので方向は間違ってないのかなって。納得いく状態に持っていきたいですね。

AKI:十分戦える力を今のエンジンは持っているということですね。

伊藤:そうですね。ただ、これまでのレースとSSのレースは戦い方が違って、取りこぼせないじゃないですか。3日目から仕上がっても初日、2日目でダメだと挽回が効かない。だんだんと合わせていくだと手遅れな事もありますよね。なので、それまでにやるべきことはやって。

AKI:SSへの意気込みをお願いします。

伊藤:自分の全てを出し切って!!

AKI:目標は掲げるタイプですか?

伊藤:目標は決めないタイプですね。その時その時です。一つ一つのレースでしっかりとエンジン出して結果を出さないと、大きな舞台でも結果は出せないんじゃないのかなと自分には厳しく思っています。

この考えは若い時の方が強かったですね。昔は優勝以外は自分をものすごく否定したりしていました。けど、その考えは結局長くは持たないじゃないですか。それに気づいてからは、さっき言ったようにやるべき事をやって、その結果は認めて反省する。そういう風にやってきました。

AKI:今年はエンジンがずっと良いということですが、いつぐらいからエンジンは良くなっているんですか?

伊藤:去年の11月くらいからですね。クランクを去年の11月の少し前に替えて、色々扱ってから11月くらいに良くなりました。去年交換したクランクは今も使っているものです。ヘッドとか小さなパーツは替えていますが、心臓部分のクランクは変わっていません。

AKI:そのクランクは新品だったんですか?

伊藤:いや、以前使っていた物ですね。なので、昔そのクランクを下ろした時はなんて見る目がなかったんだと思いました(笑)。車が悪いのはクランクじゃないよ、と当時の自分に教えてあげたいです(笑)。

AKI:けど、そのクランクで良い1年を過ごせたんですね!

伊藤:そうですね。このご時世で"良い1年間"ってなかなか使いにくいですが成績としてはものすごく良いです。

AKI:先日、弟子の花田選手(浜松33期:花田一輝選手)も優勝して師弟共に良い流れが来てますね!

伊藤:そうですね!勝ちましたね!地元じゃなくよそで勝ってくるってなかなか凄いことですよ。自分も飯塚の新走路を走って違うなって思う中、弟子は自分で感じたことをアレンジして整えて優勝したっていうのは凄いなと思いますね。

あと課題はスタートですよね。この前の優勝戦も、「スタートさえ行けば絶対的」と思っていたはずなんです。お客さんの不安もスタートだったと思うんです。たまたま優勝戦は展開が向いてラッキーな部分もありました。けど、しっかり結果を出してくれて良かったです。

AKI:お弟子さんを取ってからなにか変化はありましたか?

伊藤:全部1から見ますよね。もちろん今までも後輩を見てきましたけど、何もない状態から自分が掴んでるものを人に伝えるっていうのは、しっかり自分を分析して言葉にしないといけない。

なので、自分も初心に戻れました。どうしたら伝わるかなって。そういうのもあって弟子を取ると師匠が強くなるっていうのがあるんじゃないですかね。

AKI:花田選手の走りはいかがですか?

伊藤:1級車に乗り出した頃は良かったんですけど、ここ1年間くらいはあまり良くなくって。あ~壁にぶつかってるなっとは感じていました。けど、この前優勝して挽回できたのは良かったですね。

やっぱり勝たないと自分自身が揺らぐんですよ。なので、これで良い方向に行けるんじゃないかなと、また頑張れるんじゃないかなと思いました。そして、やること、スタートを良くするという課題は見えている。捌きももちろんやらないとですが、まずやることは明確です。早急に、といってもすぐできることではないんですけどね。

自分も26年乗って雨は苦手ですし。けど、自分なりに努力はしていて、いっときの雨よりは点数取れて予選通過とかもあるんですよ。

それこそ、グランプリは雨で4、5着で何とか通過出来たんですよ。インコースの練習をして、すぐに1着とはいかなくてもなんとか着を拾って予選通過できればと思ってやっていました。

AKI:その練習の積み重ねが、あのSG優勝に繋がったんですね。

伊藤:そうですね。もう今はインの練習をしないとダメですね。外が食いつけばって言ったところで無いものを追うだけになるんで。

無いのに頑張ってるってなんか違うなって。なのでインコースの練習をやるしかないと思っています。一つ一つをずっとやっていくことが大切です。

AKI:選手人生の中でもう嫌だ!って思ったことはなかったんですか?

伊藤:んーあったんでしょうけど忘れちゃいましたね(笑)。ある程度続けていくと戻れないですからね、背負うものがいっぱいありすぎて。ここしかないですし、やるしかないです。

AKI:走り続けて26年。この年数はどう感じますか?

伊藤:長いですね。自分がデビューしたとき弟子はまだ生まれてないですから(笑)。自分がデビューした時もそうやってお前まだ生まれてなかったよって言われてたんですけど、今じゃ自分がそうなってるんだなって。

AKI:そんな大先輩で師匠が第一線で活躍してるって凄いことですよね。それに、花田選手は元々オートレースが大好きですよね。

伊藤:そうですね。昔のレースもよく知ってますよ。なので、レース展開も知ってます。できるできない別にして、こういう時はこう行くとか、そういうイメージは湧いてると思います。

そういう点は全くレースを知らないよりは強みになるんじゃないですかね。それに、彼は仲間内にしっかりと溶け込んでますよ。最初は年齢差もあるし周りは心配することもあったと思いますが、そこは彼自身が溶け込んでると思います。なんの心配もしてないです。

別のグループでも可愛がってもらったり、声かけてもらったりとそこは上手く出来てるし心配ありませんね。

AKI:可愛いお弟子さんということですね。

伊藤:そうですね。後は、SGの舞台。前回の優勝のような走りをすればSGも見えてくると思います。SGの舞台にきて欲しいですよね。

どうせなら一緒にSGを回りたいですよ。早くこないと自分がいなくなっちゃうから(笑)。

AKI:ちょっと!(笑)まだ待って下さい!! (笑)

伊藤:(笑)なので、早くSGの舞台に来て欲しいですね。スピードはある方なので、スタートさえ切って勢いに乗れれば。夏は夏で苦しむと思うけど、そこは向き合って。

夏はグリップを開けるだけの走り方じゃダメで、タイヤを使わないようにとかテクニックが必要です。大きなコースを走るスタイルはキツイです。けど、開けっぷりが良いというのは大きなタイトルに繋がります。

AKI:今後も師弟での活躍を期待しています!それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

伊藤:50歳まであと少しですけど、同年代の方の希望の星になれるように頑張ります!!これからも応援をお願いします。


インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2020年12月18日

山陽オートは僕の全て|西村 龍太郎選手

西村選手はオートレース選手でありながら、山陽オートがある山陽小野田市の商工会議所青年部に入会し、会員の皆様と地域密着でオートレース推進活動をしている異色のレーサー!来年は選手生活25年目となり、35期選手候補生の中から弟子をもらう立場にもなる西村龍太郎選手。今回は西村龍太郎選手をたっぷりと紹介します。(取材日12月3日)

インタビュー / 内野久照

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内野:今回は西村龍太郎選手おすすめの「泉屋」さんでインタビューさせて頂きました。「泉屋」さんは山陽オート冠協賛でお馴染みの豚しゃぶとラーメンが美味しいお店です。山陽オートがある埴生駅のおとなり厚狭駅すぐそばに「泉屋」さんはあります。コロナ対策万全で取材させて頂きました。ご協力ありがとうございます。

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内野:まずは身長、体重、足のサイズを教えて下さい。

西村:それから聞くの(笑)。

内野:お客様に西村選手を想像してもらうためです(笑)。お決まりなのでお願いします。

西村:はい。身長は163cm、体重が58kg、足は25.5cmです。

内野:同期の森且行選手(川口・25期)が日本一になりました。

西村:嬉しかったです。オート業界のために本当にプラスになる大きな優勝だった。

森さんに感謝です。全国TVに出演して何度も何度もオートレースがTVに流れていました。年末のスーパースターに大きく繋がる優勝になった。

アイドルを捨ててよくぞオートレースに来てくれた。

そして日本一になってくれてありがとう。

25期同期の誇りオートレースの宝ですね。

内野:同期の存在は?

西村:同期は32名でした。先輩からはとんでもない期だなと思われていました。

森さんの影響が大き過ぎた。

花の25期とも言われましたね。

花が森、永井、若井、有吉

茎が岩崎、越智、東小野

葉っぱが自分を始め残りの全員ですね(笑)。

同期の頑張りはやっぱり刺激になりますね。

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内野:2020年も残すところ一ケ月を切りましたが今年を振り返っていかがですか?

西村:走り方が変わったかな。レースの見え方も今までとは違っていた。11月開催の浜松のGIだったかな...。出走表を見て若い選手が多いなと思った。自分が若い時に走っていた気持ち状況を考えてベテランらしく走る様に心掛けた。

若い時は一つしか見えなかったけど今は全体的にレースが見える。

エンジンの良し悪しはあるけど前の一人だけではなくエンジンが良ければその前の人の動きまで冷静に見える。レースの作り方、持って行き方が変わったね。

綺麗なレースを心掛けるようになって、実践できた1年だったと思う。

地元では佐々木啓選手(山陽23期)や丸山智史選手(山陽31期)が綺麗なレースを見せてくれますね。

内野:今年は通算500勝を達成しました。

西村:500勝が5年ぶりの優勝だったのです。前回の優勝が5年前の7月5日でした。

今回の優勝も7月5日で5年ぶりそして500勝だった。全て5で繋がっていてびっくりしました。凄い偶然でしたね。

内野:優勝戦はいかがでしたか?

西村:試走だけはいつも出ていました。フライングを2個持っていたのですが1個は消えていたのかな。スタートはいつも怖かったですよ。今度はもうフライングは出来ないので全集中でした。

スタートをしっかり切って早めに前に立ち独走での優勝でした。

内野:同時に500勝達成となったわけですが。

西村:一節に必ず一回は掲示板に載る。これを目標に頑張ってきました。

あとは500勝ですね(笑)。

あと25年頑張らないとですね。(1000勝への抱負を誓った西村選手でした)

内野:毎年目標は設定されるのですか?

西村:年が明けて正月を迎えたら「今年は8を引かない」と言い聞かせ8着を取らない様に目標を立てスタートします。毎年同じ目標です。

今年は9月10月頃まで8は引いてなかったと思う。

今年はいいエンジン状態、高いレベルで戦って来られました。

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内野:エンジンが良かった要因としては?

西村:毎年、年末の川口の開催で森サンタにヘッドを頂きます。

今、装着している物も森サンタからもらったヘッドです。

これが要因の一つだと思っています。

年末にまた川口に行くので「森さん川口行くんですけど」と伝えました。

森さんから「ちゃんと用意していますよ」と返ってきました。

今はエンジンが安定していいので予備のヘッドとして保管します。

内野:レース場以外での活動についても聞かせて下さい。山陽商工会議所青年部では何をされているのですか?

西村:山陽オートの選手会から会員になっています。オートレースを世の中に広めたいと思い入会しました。山陽オートレース場運営の日本写真判定からも活動されている方もいて地域密着でオートレース普及活動に邁進しています。

これまで地元企業の皆さんは山陽オートを使って何かをするという考え方がなかったのでまずはオートレース場を会場として色んなイベントに利用して頂きました。

オートレースとイベントが同時開催の時は青年部の皆が「龍太郎、龍太郎」と声援してくれるので特にその時のレースは気合いが入りますね。

内野:選手会の役員としての活動は?

西村:本場開催が少ないので日中の開催を増やして欲しい事やファンの皆様からの意見を理事会で議題にさせてもらっています。

ファンあってのオートレースですのでファン目線でも色々と意見を出し続けて行きます。

内野:ルーティンはありますか。?

西村:前の人が右足から出れば自分は左足から出る。これはいつもやっています。

これと決めたルールを忘れている時は自分がレースでパニックになっていて結果が出ない。

内野:大切にしている言葉はありますか。

西村:沢山ありますよ。「しない善より、する偽善」もそうですし、「勇気一秒、後悔一生」もいつも思い続けています。勇気を出すのは一秒も掛からないけど決意しなければ勇気を出さなければ一生後悔しますしね。

内野:スタート前、何を考えていますか。

西村:まずは空を見て深呼吸。お守りを右手で握って大時計を見ます。

大時計上の黄色いランプが点滅して心の中で「全集中」と言っています。

内野:12月の「GIスピード王決定戦」に向けて。

西村:まず整備します。シリンダーを新品にして挑みます。

地元を走る機会が少ないので一着獲ってアピール出来るようにしたい。

勝ちたいと思っても勝てない時があってもいつも通り頑張ります。

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内野:お友達のお一人。吉本興業の山口県住みます芸人の「どさけん」さんが来てくれました。西村選手とは?

どさけん:はい。5、6年前に行われた「美祢ランタンナイトフェスティバル」のお祭りステージでご一緒させて頂いたのがきっかけです。オートレースを紹介するコーナーの時、2人で掛け合いをさせてもらいました。

龍太郎選手とはたまたま同級生だったこともあり仲良くさせてもらっています。

選手は神様だと思っています。僕は選手西村龍太郎と付き合ってはいない。

同級生龍太郎とお付き合いさせて頂いています。優しいですよ。何回もおごってもらっています(笑)。

西村:山口県民にとって「どさけん」は大スターですよ。「どさけん」と一緒にご飯に行くと「どさけんだ」と声を掛けられ、ちやほやされるのでTVの力は凄いなと思った。

内野:今回、「泉屋」さんをセッティングしてくれたのがどさけんさんです。

どんなお店ですか?

西村:オートレースはもちろん応援してくれています。他競技の選手も集うお店です。

しゃぶしゃぶはもちろん美味しいです。ドラゴン串を是非食べて下さい。

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内野:西村選手、35期選手候補生が養成所で訓練を受けていますが。

西村:次は自分が弟子を取る予定なので、早くなってくれるように自分も頑張って行きたい。

内野:山陽オートは若手がどんどん出てきましたね。活躍していますが。

西村:丸山智史選手は若手の手本です。やっている事が格好いい。

丸山は正統派で綺麗なレースをする。長田恭徳(山陽32期)も伸びてきたし角翔太郎(山陽33期)も優勝したしね。もっともっと伸びてくれたら嬉しいね。

活躍出来ている要因は周りの選手が自分の経験した事を伝え続けているところにもあると思う。特に松っちゃん(松尾啓史選手・山陽26期)は自分が培った事をさらけ出している。若手の見本になっている。教える事でその選手が勝つと自分の稼ぎが減るのに時間を割き包み隠さず指導しています。僕はそんな松っちゃんを尊敬しています。だから山陽の若手は協力しあって成長していると思います。

内野:西村選手にとっての山陽オートとは?

西村:飯塚オートの斡旋が多く、山陽よりもちろん飯塚を多く走るけど他場なんですよね。

新人の時からここでどれだけ走ったか分からない。風景や走路やコースや全てが体に染み込んでいる。やっぱりここなんですよね。山陽オートなんです。「山陽オートは僕の全て」なんです。

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内野:西村選手にとってファンの存在とは?

西村:ミッドナイトを走った時にファンの皆様の大切さを感じた。

いつもいるのが当たり前になっている。でもミッドナイトでは大時計近くで手を振り声援してくれるファンの皆がいない。

「龍ちゃんよ」って幻聴が聞こえた時もあった。

ファンあってのオートレースだとつくづく思う。ファンはいるのが当たり前で、いてくれないとね。

内野:オッズパークをご利用の皆様、オートレースファンの皆様にメッセージをお願いします。

西村:オッズパークさんはTVCMを流して頂いています。本当にありがとうございます。

月並みですがいつもオートレースへのご投票ありがとうございます。

いつも勝てるとは限りませんが、3連単に絡める様に一生懸命走りますので、これからもオートレースをよろしくお願いします。


インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

2020年12月16日

小さい頃から憧れていた師匠に少しでも追いつけるように頑張ります!!|花田 一輝選手

浜松所属の33期。2017年7月デビューの若手。小さい頃からの夢だった「オートレーサーになりたい!」を叶えた1人です。ここまで1度の優勝があり、現在ではSGを含めグレードレースに出場するなど、着実に力を付けてきています。デビューから3年、これまでのこと、今後の目標などお聞きしてきました。(取材日:2020年11月27日)

インタビュー / AKI

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AKI:近況の車の状態など、調子はいかがですか?

花田:晴れに関しては良い感じです。走路が冷えてから良くなりました。

AKI:冷えるとタイヤが食いつきやすくなりますが、ハネに関してはいかがですか?

花田:今はそこまでハネは気になりませんね。以前はハネが気になっていたんですが、フォーク周りのパーツを交換してからいつのまにか良くなりました。今は、夏場の滑りの方が嫌ですね。

AKI:今の季節は活躍どきですね!地元浜松のGIでも連に絡んだりと戦えていましたよね!

花田:雨以外は...(笑)

AKI:雨、苦手意識はありますか?

花田:雨は川口や山陽のように、外のコースが効けばいいんですけど、地元浜松は1本道なのでダメですね。コースが色々ある方がいいです。

AKI:デビューから丸3年。ここまでの自分の走りはどう感じていますか?

花田:普通には走れているとは思いますが、まだ最高ハンで走れていないのでなんとも言えませんね。10m前でもスタートからみんな速いですし。周りが新型クラッチに慣れてきて全体的なレベルが上がっている気がします。

AKI:なるほど。花田選手は最初から新型クラッチでの養成でしたが、周りの先輩選手は新型クラッチに移行する時期で慣れてない選手も多かったんですね。

花田:はい。以前はそこまでスタート遅い方じゃなかったんですが、今はスタートで先に行かれてしまって展開を悪くしてしまうことが多くなってしまいました。気付いたらずかずか行かれています(苦笑)

AKI:ただ、花田選手のレースを観ていて思ったのが、スタートこそ先行されても道中で格上の選手を捌き返したりする事もありませんか?

花田:抜けないかなと思う時もあるんですけど、エンジンが良い時は捲っていけたりする事もありますね。

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AKI:整備に関してはいかがですか?

花田:整備も難しいですね。気温が下がったからってキャブのガスを濃くすればいいと言うわけではないですし。選手になる前は単純に考えてたんですけど、実際は全然単純じゃなくて、もっと複雑でした。ヘッド周りをこうしたら良くなるというようなものはなく、その都度見つけていかないといけません。今はただただ難しいですね。

AKI:ベースのセッティングはあるんですか?

花田:んー、季節によって変わりますね。季節の変わり目は難しいです。色々セッティングは試しています。けど、まだまだ地元もハッキリは分かっていません。師匠の信夫さん(浜松24期:伊藤信夫選手)も少し前はなかなかエンジンが出ず、分からないと仰っていたので難しいです。

AKI:伊藤選手のお話がでましたが、選手に憧れて入ったこの世界、師匠が伊藤選手と聞いた時どんな想いでしたか?

花田:とにかく緊張しました。自分のロッカーは師匠以外にも速い選手ばかりなので「大丈夫かな...」と(笑)

AKI:こんな凄い選手囲まれてやった!っではなく大丈夫かな...だったんですね(笑)。

花田:はい(笑)。小さい頃から知っている選手でみんな速くて。周りの先輩選手は怖くもないですし怒ったりする事もないですが、今でも緊張します。凄い所に入ったなという感じです。

AKI:師匠の伊藤選手からメインで指導を受けている感じですか?

花田:そうですね。信夫さんとか木村武之さん(浜松26期:木村武之選手)とか、以前は高田さん(浜松24期:高田克重元選手、2019年に引退)とか。高田さんにはエンジンの音の聞き方を教えてもらいました。高田さんは整備力があって、高田さんに教えてもらってから整備の方向が分かるようになった気がします。自分は乗りながらちょこちょこ整備をするんですが、エンジンの回転の上がり方に関してはかけた音の方が分かりやすい気がします。

AKI:そういう感覚があるのはデビュー3年では速い気がします!凄いですね!

花田:高田さんのおかげですね。いろんな選手から指導してもらえていい所に入ったなと思っています。

AKI:今年は伊藤選手がSGを13年ぶりに制覇しましたが、どのようにご覧になっていましたか?

花田:信夫さんは昔から応援していた選手だったので、選手目線というよりは1ファンとして凄く嬉しかったですね。父親も凄く喜んでしました。

AKI:師匠のSG制覇、花田選手も頑張らなきゃいけませんね!

花田:そうなんですね。なおさら緊張しちゃいますね(笑)頑張んなきゃって。

AKI:徐々に成績も安定してきているとは思いますが、今の自分の課題はなんですか?

花田:やっぱりそこはスタートですね。スタート切ってから展開を悪くしてしまいます。色々扱ってはいるんですがなかなか良くなりませんね。

AKI:スタートタイミング、チェンジの入れ方、1コーナーの入り方、などいろんな事がスタートにはあると思うのですが、特にどの辺りが良くないなぁと感じますか?

花田:1コーナーの突っ込みですね。スタートの出は負けていないのに、1コーナーの突っ込みで伸び負けて車を引いちゃって1周回の展開を悪くしてしまっています。やっぱり自分よりも格上の選手を抜くのは簡単ではないので厳しいです。けど、逆に言えばスタートさえ展開を作れればもっと良い着が取れると思っています。なので、1番の課題はスタートです。

AKI:クラッチのセッティングに関してはどうですか?

花田:一度クラッチのセッティングで分からなくなった時があったんですが、その時は佐藤裕二さん(川口24期:佐藤裕二選手)に聞いて。聞いたセッティングにしてからは後ろからスタートくわれなくなりました。なので、少しずつ良くなっています。後は自分の気持ち、1コーナーの突っ込みです。

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AKI:捌きに関してはいかがですか?

花田:以前はインからも攻めていたんですが、他の選手を落としてしまって。そこから混戦の時はなかなかインから行けてませんね。一対一ならいけるんですが。なので、捌きは勉強中です。外のコースは誰でも走れるので。

AKI:捌きの面ですごいなぁと思う選手はどなたですか?

花田:信夫さんももちろんなんですが、木村さんは特に凄いですね。人に迷惑をかけず綺麗な捌きをされていて。混戦も危なげなく入っていくので凄いです。木村さんはそれを「簡単」っていうんですよ。「外振っていくだけだから」って。言われた時は「はい!」って言っちゃったんですけど、よく考えたら「混戦の中簡単かな??」って(笑)

AKI:さすが木村選手というか(笑)。けど、その位の感覚にならないとあのレベルにはいけないということなんですね。

花田:そうですね。自分の周りには本当にすごい選手が沢山います。

AKI:課題についてお話しを伺いましたが、目標についていかがですか?

花田:小さな目標としては、普通開催では絶対に準決勝戦に乗れるようになりたいです。優勝戦に乗れる権利のある場所にいたい。モチベーションも下がってしまいます。後は、遠征先のグレードレースはあまり活躍したことがないので頑張りたいです。掲示板に絡めないこともあるので、予選から連に絡めるように。大きな目標に関しては立てないようにしています。

AKI:それはなぜですか?

花田:昔からそうなんですが、目標を立てると無駄なことまで考えてしまって。空回りタイプです。本当は大きな目標も立てたいんですが、狂っちゃいそうなので。ひとつひとつ、目の前のレースを勝っていきたいです。

AKI:焦っちゃいそうって感じなんですね!ちなみに、同期が最重ハンで戦ったり、優勝したりするのを見ていて焦ったりしますか?

花田:自分はあんまり焦ったりしないですね。というよりも、ここでも変なことを考えちゃうと落車とか危ないレースをしてしまうと思うので、極力思わないようにしています。

AKI:なるほど。そこも考えないようにしているんですね。花田選手はデビューから1度の優勝がありますが、優勝するまで他の同期が優勝していましたが、その時も焦ったりも?

花田:優出は何度かして、優勝戦2、3着というのもありましたが悔しいというよりは「次頑張れば!」と思うようにしていました。

AKI:初優勝した時はどんな想いでしたか?

花田:優勝できて良かったと思いましたね。とりあえず1回優勝できれば気持ち的にも変わるだろうと思っていたので。けど、あんまり変わりませんでしたね(笑)。ただ、ホッとはしました。そっちの方が大きいと思います。

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AKI:実際選手に入って、金網越しで観てた世界とは違いましたか?

花田:違いましたね。お客さんとしてレースを観てる時は「なんでインコース入れないんだろう?」と思っていたんですが、いざ自分が選手になってみると「あぁ、分かるなぁ」と思うようになりました(笑)。

AKI:選手になりたくて入った世界。オートレーサーになれてよかったですか?

花田:はい。選手になれてなかったらどうなっていたか分かりません(笑)。

オートレーサー以外に興味があることがなかったので選手になれて本当に良かったです。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

花田:師匠の信夫さんにちょっとでも近づける様に。そして、自分もギャンブルをするのでお客さんの気持ちも分かっているつもりです。

最後まで諦めない走りを心がけて頑張ります。応援よろしくお願いします。


インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

2020年12月 4日

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