平塚競輪場で年に一度の大イベントKEIRINグランプリが行われます!
30日は男子の頂上決戦KEIRINグランプリ、29日は若手の戦いヤンググランプリ、そして本日28日はガールズたちの熱い戦いガールズグランプリが行われます。
*28日(木)平塚 第11R『オッズパーク杯ガールズグランプリ』 16:30発走*
今年の舞台は平塚ということで、今回出場するガールズ選手たちにお話しを伺うと、「あまり走った経験がない」という声が多かったです。
しかし、皆さんけっこういいイメージを持っていて、軽いバンク、スピードバンクといったキーワードを上げていただきました。
スピード、先行力といえば奥井迪選手!
常に先行するそのこだわりは圧巻で、昨年のグランプリでも積極策から2着を死守しました。
本当に惜しいレースでしたが、ご本人的には「最後は力が残っていませんでした」と語るように、全力を出し尽くしての2着だったそう。
今年は夏に調子を崩し、心が折れそうになった時期もあったと言います。
それでも先行にこだわり続け、自分のスタイルを貫いて、3年連続3回目のグランプリ出場を決めました。
昨年の舞台だった地元立川よりも、先行有利となる平塚に舞台が移るのはプラス。今年も魂の走りを期待します。
対するはデビュー3年目の児玉碧衣選手。
昨年は初のグランプリ出場で「気持ちが焦ってしまった」ということですが、それでも3着に入った実力はさすが。
これまで負けても悔しいという気持ちがあまり強くなかったそうですが、グランプリで自分の走りができなかったことで、初めて「悔しい!」という気持ちが芽生えたそう。
今までは練習する時もどこかやらされていると感じることもあったと言いますが、今年は自分から率先して練習に入り、かなり気合が入っています。
まだタイトルを獲っていない児玉選手。初タイトルでグランプリ女王の座を狙います。
5年連続5回目のグランプリ出場となるのが石井寛子選手。
去年は本当にギリギリのグランプリ出場で、ムリをして体調を崩してしまったということですが、今年は2着だった一昨年と同じような調整で挑むそう。
2度のグランプリ制覇の実績を持つ梶田舞選手も注目です。
◎4、奥井迪選手
〇5、児玉碧衣選手
▲7、石井寛子選手
△2、梶田舞選手
*30日立川 第11R競輪グランプリ 16:30発走*
本命にしたのは福島の新田祐大選手。昨年大ブレイクを果たし、グランプリでは惜しくも2着となりました。
今年はさらなる飛躍が期待され、7つあったGIのうち、6レースで決勝へ進出。高松宮記念を制し、オールスターでは初めてファン投票1位に輝きました。
素晴らしい活躍に思いましたが、期待値が高いからこそ、今年の成績は本人的には不満なんだそう。
「もっとやれたはず」と悔しさが残っているといい、その気持ちをグランプリにぶつけて欲しいです。
ラインを組むのは競技でも苦楽を共にして来た渡邉一成選手。2人の信頼は厚く、しっかりと集中して挑めるのではないでしょうか。
対抗は昨年のグランプリ3着だった、埼玉の平原康多選手。今年は苦しい一年だったといいますが、競輪祭を勝って見事グランプリ出場を決めました。
実力は申し分なし、調子も上向きで、茨城の武田豊樹選手との最強ラインを組むということで、昨年以上の走りを期待します。
村上義弘選手、稲垣裕之選手の京都ラインにも注目。
昨年は稲垣選手がグランプリ初出場で、「とにかく緊張した...」と仰っていましたが、今年は寛仁親王杯を制覇し、初タイトル奪取を果たしました。2012年にグランプリ制覇している村上選手とのコンビは、昨年以上の存在感を見せてくれるでしょう。
◎9、新田祐大選手
〇1、平原康多選手
▲3、村上義弘選手
△7、稲垣裕之選手
△4、渡邉一成選手
今年も競輪グランプリ前夜祭に行って来ました!
グランプリに出場する9名の選手、ガールズグランプリに出場する7名の選手にインタビューしましたので、わたしなりの予想をさせていただきます。
インタビューの模様はこちら→ 競輪グランプリ2016インタビュー
*28日立川 第11Rガールズグランプリ 16:30発走*
ガールズは男性選手のレースで重要になるラインがないため、一人一人の自力がより大事になって来ます。
インタビューで先行したいと答えた選手は、3番車の尾崎睦選手、5番車の奥井迪選手、7番車の高木真備選手の3人。それでも、先行力と先行へのこだわり度、さらに地元開催であることを考えると、奥井選手が逃げる形になりそう。
奥井選手、尾崎選手、高木選手が前につけ、その後ろに梶田選手、児玉選手、石井寛子選手、山原選手がどうポジションを取るかですが、総合力を考え、今年は梶田選手を本命にしたいと思います。
梶田選手は一昨年、小林優香選手を破って女王の座に上り詰めました。本人曰く、今年はその時と同じような一年だったそう。
前半苦しみながら、後半盛り返し、その勢いのままグランプリを制覇する――。今年も7月のサマーフェスティバルをきっかけに、後半一気に盛り返してこの舞台に駒を進めました。今の状態は過去最高にいいそうで、今年も期待は大きいです。
対抗は今年大きく飛躍した児玉碧衣選手。デビュー2年目でまだタイトルはないものの、ビッグレースで③②②とあと一歩のところまで来ています。現在いい形で練習できているそうで、初出場初優勝もあるのでは?と思っています。
ガールズコレクション松戸ステージで初タイトルを獲得した高木真備選手にも注目。2年連続ガールズケイリンのポスターに起用されたりと、もともと注目度の高かった選手ですが、これまでは人気が先行しているイメージもありました。
しかし!昨年秋からメキメキと力をつけてパワーアップ。こちらも初出場ですが、先行争い次第では上位争い可能と考えます。
梶田選手と同期の石井寛子選手は昨年2着の実力者で、重い印をつけたいと思ったのですが、この秋は調子を崩してしまいました。現在は上り調子とはいえ、絶好調とまではいかないのが残念なところ。ただ、ノーマークにするのは怖い存在なので、4番手としました。
◎6、梶田舞選手
〇4、児玉碧衣選手
▲7、高木真備選手
△1、石井寛子選手
△5、奥井迪選手
本日は京王閣にて、KEIRINグランプリ2015が行われます!
*京王閣 第11R『KEIRINグランプリ2015』 16:30発走*
地方競馬も年末年始盛り上がりますが、オッズパークではこちらも発売していますので、ぜひ合わせてお楽しみください♪
わたしの本命は、2番車:新田祐大選手。
グランプリには2年ぶり2回目の出場。昨年は次点で出場ならず、涙を飲みました。
今年はその悔しさを胸に、1位を狙い続けるレースを実行。
GIでは、日本選手権、オールスターを完勝しました。
さらに、ナショナルチームに加わり来年のリオオリンピックも目指している新田選手。
競輪選手になった時からオリンピック出場を希望していたということで、いよいよその夢が叶いそうです。
実力的には現在ナンバー1だと思っているし、今回は福島ラインの先頭で山崎選手を引っ張ると宣言。
ここは大一番で勝利して、来年へと繋げてくれることを期待しています。
対抗は平原康多選手。
グランプリには3年連続6回目の出場です。
今年は7月に練習中に右手首を骨折するという大きなアクシデントがありましたが、
そのケガにもめげず獲得賞金第3位でグランプリに進んで来ました。
昨年のグランプリ覇者である武田選手、レジェンド神山選手と共に最強の関東ラインを形成。
今回は武田選手が先頭で引っ張り、平原選手が2番手、神山選手が3番手となります。
武田選手はポジションを取るのが相当上手い選手なので、この関東ラインがいい位置に付けることは必至。
平原選手の力が十分に発揮される展開になると思います。
5年連続5度目の出場を果たした浅井康太選手は、三重所属ということで今回は同郷の選手がいません。
「自力でがんばる」とのことで、浅井選手のポジション次第でレースの流れが変化しそうです。
このメンバーでも、自力で勝負できる力のある選手なので、どんなレースをしてくれるか楽しみです。
もう1人単騎で走るのが、1番車:園田匠選手。
今年は初のGI制覇で大波乱を演出。
今回も「大穴を開けられるのは自分だけ」と、強気の走りを宣言しました。
◎2、新田祐大選手
〇8、平原康多選手
▲6、浅井康太選手
△1、園田匠選手
△5、武田豊樹選手
28日は京王閣で、オッズパーク杯ガールズグランプリ2015が行われます!
今年は競輪学校に潜入したり、ガールズの選手の取材をしたりと競輪を覚えた1年だったで、ラストのグランプリもしっかりと展望したいと思います。
まずは出場選手、7名をご紹介します。
動画インタビューもありますので、こちらもぜひご覧下さい。
オッズパーク杯ガールズグランプリ動画インタビュー
*1番車 小林 優香(こばやし ゆうか)選手 21歳 福岡 106期(女子3期)
グランプリには2年連続出場。
昨年は1番人気に支持されましたが、マクリが不発で3着に敗れ悔し涙を流しました。
今年の11月には、なんとデビュー105戦目で通算100勝を達成!!
しかしご本人は、「100戦100勝したかったです」とこの凄まじい成績にもまだ満足していない様子でした。
昨年と同じ1枠で、今年こそグランプリ制覇を目指します。
*2番車 奥井 迪(おくい ふみ)選手 34歳 東京 106期(女子3期)
グランプリは初出場。
今年は9月~11月に4場所連続完全優勝を果たし、そのすべてが逃げ切り勝ちという素晴らしい走りを見せてくれました。
「誰よりも先に仕掛け、誰よりも先にゴールする」がモットーで、大一番でもブレずに逃げ切りを目指します。
*3番車 梶田 舞(かじた まい)選手 28歳 栃木 104期(女子2期)
グランプリは3年連続の出場で、昨年は見事優勝を果たしました。
今年からナショナルチーム入りし、競輪と競技の2足のわらじで頑張って来ました。
松戸コレクション後は落車の影響で長期休養が続きましたが、「トレーニングはしっかりと積んで来ました。あとはレース勘が戻ってくれれば」とコメント。
どんな流れでもいい位置取りに入り込む器用さを活かし、史上初の連覇に挑みます。
*4番車 小林 莉子(こばやし りこ)選手 22歳 東京 102期(女子1期)
グランプリには3年ぶり2回目の出場です。
ガールズグランプリ2012では見事優勝を果たし、初代女王に輝きました。
今年は一年を通して安定した走りを披露。
12月の四日市で落車したことを心配していましたが、「大丈夫です。体調は万全です」とのこと。
今回、1期生では唯一の出場となりました。
一昨年を思い出して、初代女王の走りを期待します。
*5番車 山原 さくら(やまはら さくら)選手 23歳 高知 104期(女子2期)
グランプリには3年連続の出場です。
昨年は7着に敗れましたが、奇襲のカマシ逃げであっと言わせ、レースを動かす見せ場を作りました。
今年は前半苦戦しましたが、後半は一変して上り調子に。
9月~10月には3場所連続完全優勝を果たしました。
「今年は前半苦しみましたが、たくさんの方に助けていただいて復活することが出来ました。グランプリで優勝して、ぜひ恩返しがしたいです」と話してくれました。
*6番車 石井 寛子(いしい ひろこ)選手 29歳 東京 104期(女子2期)
グランプリは3年連続の出場です。
今年は4月~5月にかけて11連勝、6月~8月にかけて9連勝と力を発揮しましたが、大きなレースで上位に絡むことが出来ず、波の大きかった一年という印象。
「今年のグランプリは地元開催なので、想いは一番強いと思っています。ぜひ地元のファンの前で優勝したいです」ということです。
*7番車 石井 貴子(いしい たかこ)選手 25歳 千葉 106期(女子3期)
グランプリは初出場。
今年の前半は、ナショナルチームでの競技練習と、競輪との2足のわらじに戸惑い、大きく成績を落としました。
しかし、9月に地元で行われたガールズコレクション松戸で見事優勝し復活。
グランプリ出場がかかった10月の四日市でも、加瀬加奈子選手との直接対決を制してグランプリ初出場を掴みました。
「7番車は競輪学校の卒業記念レースで優勝した時の番号なので、とてもいいイメージを持っています。なんとかグランプリに出場することができたので、優勝目指して頑張ります」と話してくれました。
以上が出場選手7名の紹介です。
男子と違い、女子の競輪にはラインがないので、実力がそのまま結果に繋がりやすいと言われています。
実績的にも実力的にも頭1つ抜けているのが小林優香選手。
昨年のグランプリや、今年のガルコレ松戸などでは仕掛けが遅れてマクリ切れませんでしたが、その時のことを相当悔しく思っているようで、「自分自身の心の弱さで負けました」と分析。
今回は強気に仕掛けて行くとのことなので、小林選手を本命にします。
対抗は後半一気に調子を上げてきた石井貴子選手。
リオオリンピックを目指すナショナルチームと、競輪の2足のわらじは相当堪えたようで、今年の前半にはまったく力を出すことが出来ませんでした。
スキー競技でオリンピックを目指すという目標で、一度挫折を味わっている石井貴選手は、持ち前のガッツで努力を続け、地元松戸で見事復活。
そのままの勢いでグランプリ初出場も決めているので、ここでも好勝負を期待します。
昨年のチャンピオン梶田舞選手は、落車の影響での長期休養が気になるので3番手評価にしました。
それさえなければ連覇も十分考えられるし、いい位置を取るのが上手い選手として、大きく崩れないのではないかと見ています。
◎1番車 小林優香選手
〇7番車 石井貴子選手
▲3番車 梶田舞選手
△2番車 奥井迪選手