*27日(水)船橋 第11R『日本テレビ盃』 1800m 20:10発走*
ここはJRA勢4頭がすべてGI馬という超強力布陣。
この4頭の勝負と考えます。
本命にしたのはケイティブレイブ。
前走の帝王賞では逃げるかと思っていたのに、スタートで大きく躓き後方から。
「終わった...」と思ってしまったのですが、とんでもなかったですね。
直線では真っ黒な姿で外から追い込んで来て、一瞬どの馬が来たのかわからなかったです。
直線だけで一気にごぼう抜きを決め、初JpnI制覇。まだ4歳とは思えない強さを見せてくれました。
もともと好位・先行で結果を出してきた馬が、後方からでも勝負できるとなれば、こんなに心強いことはありません。
前からコースは問わない馬だし、初の船橋も問題なし。
展開に注文もつかないし、今後のダートグレード戦線を引っ張って欲しい存在です。
対抗はモーニン。
フェブラリーステークス快勝後勝ち星がまだありませんが、この春の2戦は一時期の不振を脱した印象です。
前走のさきたま杯は、ブリンカーを着用して集中力アップを促しましたが、なんとスタートで躓き出遅れ。
後方からの位置取りとなりました。
それでも徐々に前に進出し、2着を確保。早めスパートのホワイトフーガには離されましたが、出遅れた割にはいい形で盛り返せたと思います。
距離適性を考えると、JBCではなくここがベスト。
昨年もアウォーディー相手に渋太く食い下がり、見せ場十分の2着に残ったコースですから、今年も好走を期待しています。
3番手評価はアポロケンタッキー。
ドバイ帰りだった帝王賞は5着に敗れましたが、この馬らしい積極的な走りが見られなかったし、やはり海外帰りは難しいなと感じました。
今回改めて一息入れましたが、もともと休み明けでも走れるタイプです。
東京大賞典の時のように、好位から自分で動いて行くようなレースができれば、ここでも上位争いしてくれるでしょう。
サウンドトゥルーは末脚確実で、一昨年の覇者なので信頼したいところですが、
ここ最近ずっとあと一歩届かない競馬が続いていることが気になります。
もちろん、それでも上位には来ているのですが、もう一段上で勝負できる馬なのではないか、と思っているため物足りません。
さらに、使いつつ良くなってくるタイプなので、秋初戦は様子見の4番手にしました。
◎10、ケイティブレイブ
〇9、モーニン
▲11、アポロケンタッキー
△2、サウンドトゥルー