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2015年8月 アーカイブ

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8/30はまなす賞予想 斎藤修

上昇目立つコウリキ連軸

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6コウリキ
 ○9カイシンゲキ
 ▲8タキニシサンデー
 △4カゲホウトウ
 △2キサラキク
 △1テンカトウイツ
 △7キンメダル

 3連単
 6,9→4,6,8,9→1,2,4,6,7,8,9 200円 計6000円

今週の見どころ(8/29~8/31)

2015年8月28日(金)

 8月30日(日)のメインには3歳・4歳混合による重賞・はまなす賞が組まれています。例年より1カ月ほど遅い実施となる今年は、3歳のばんえい大賞典(7月26日)、4歳の柏林賞(6月28日)と両世代の三冠初戦の1着馬に優先出走権が与えられることに。6年連続で勝ち馬は4歳ですが、3歳も一昨年は2、3着、昨年は2着と躍進が目立ちます。

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【第11回開催1日目】
 8月29日(土)のメイン第10レースは、不知火特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 8月8日のデネブ特別(B2級-1・2組決勝)で、第2障害2番手クリアから抜け出し快勝したゴールデンフジ、障害4番手から2秒4差まで迫って2着チェイスアドリームの両馬が人気になりそう。2頭は続く2走でも対戦し、B2級-1組、B2級-1・2組決勝(8月22日)ともチェイスアドリームが先着。今回は、ゴールデンフジも賞金別定5キロを課せられることを考えると、チェイスアドリームのほうに分がありそうですが、特別戦に替わってどうでしょうか。
 フェアリードールは、デネブ特別では4着。障害は先頭で越えたものの、隣枠のゴールデンフジに競り負け失速しました。とはいえ差は小さく、巻き返しは可能。7月18日のうらかわ馬フェスタカップ(B2級-1組)で逃げて圧勝している実績もあり、侮れません。
 ツルマキイチバンは、前走のB2級-1・2組決勝(8月22日)で逃げ切って勝利。2着チェイスアドリームを寄せ付けなかった走りは見事でした。特別戦でどこまでやれるか。
 今季、B2級特別で2度の2着があるファイトガールも障害巧者だけに楽しみです。

【第11回開催2日目】
 8月30日(日)のメイン第10レースは、重賞・第27回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。オープンの4歳牡馬ホクショウマサル・720キロからB3級の3歳牝馬タキニシサンデー・650キロまで最大70キロのハンデ差がつきました。
 A2級の4歳馬カイシンゲキ(700キロ)は、4歳シーズン三冠の初戦・柏林賞3着後、7戦3勝、2着4回の充実ぶり。昨年のこのレースでは1番人気で2着でしたが、今年は首位を狙います。
 B2級の3歳牡馬キンメダル(680キロ)は、ばんえい大賞典では1番人気で4着。その後の自己条件戦でも前半の位置取りが悪かったり、障害で手こずったりで、なかなか自分の競馬ができませんが、世代限定戦なら見直せます。
 B3級の3歳牡馬コウリキ(670キロ)は、ばんえい大賞典では決め手を生かして3着と好走。続く自己条件戦でも、末脚を武器に3連勝中と絶好調です。ゴール前が混戦になれば一気に浮上してくるかもしれません。
 ばんえい大賞典の2着馬で、同じくB3級の3歳牡馬テンカトウイツ(670キロ)も軽ハンデを生かして上位争いできそうです。

【第11回開催3日目】
 8月31日(月)のメイン第10レースは、マロニエ賞(オープン・A1級混合・20:10発走予定)
 5歳の強豪コウシュハウンカイ、オレノココロや、ばんえいグランプリ連覇のフジダイビクトリーらが不在の組み合わせならオイドンに注目。5走前のミントスポット杯(オープン・A1級混合)で今季初勝利を挙げてから、オープン特別では6、2着。810キロを課せられた前走のばんえいグランプリでも4着に追い込んでくるあたり、調子の良さを感じさせます。障害で大きく崩れなければ、勝利が期待できます。
 ニシキエーカンは、前走の十勝川モール温泉杯(8月16日・オープン・A1級混合)を差し切ってオープン入り。目下、7戦連続連対中と絶好調です。今回は賞金別定10キロを課せられ、いきなりトップハンデですが、このメンバーであれば、互角以上の戦いが可能。障害にも不安を見せていない近況だけに、連対を伸ばすでしょう。
 A1級のトレジャーハンターは、2走前の共和町合併60周年記念(8月2日・A1級混合)で、2着ニシキエーカンとコンマ1秒差の3着があります。当時はこちらが5キロ重かったものの、今回、逆に10キロ軽くなるのは断然有利。オイドン、ニシキエーカンが障害で苦戦するようなら、障害巧者のこの馬があっさり逃げ切ってしまう可能性もあります。
 特別戦でも重賞でも善戦つづけるインフィニティーが押さえです。

今週の見どころ(8/22~8/24)

2015年8月21日(金)

 8月24日(月)には、毎年恒例となった「JRAジョッキーDAY」が実施されます。JRAから藤田伸二、勝浦正樹をはじめ10名の騎手が帯広競馬場に来場。エキシビションレースやトークショーで盛り上げます。

帯広競馬場でのイベントはこちら
札幌競馬場でのイベント(8/22・8/23)はこちら
琴似駅前場外発売所でのイベント(8/23)はこちら
共和町かかし祭でのイベント(8/23)はこちら

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【第10回開催4日目】
 8月22日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク杯アルタイル特別(B1級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-1組(8月16日)、B1級-2組混合(15日)の両予選上位馬による争いです。
 前開催のしし座特別(8月3日・B1級-1組)、前走のB1級-1組予選とも3着だったホンベツイチバンに期待。3走前のB1級-1組こそ10着でしたが、近2走ではテンに置かれる面も見せず、積極的な競馬からの安定感が光ります。予選は馬場水分4.0%の軽馬場で、速い時計での決着に対応できたところも好感触。相手関係を考えても勝ち負け必至です。
 B1級-1組予選2着フクミツは良化が見受けられます。6月6日のジュノー特別(B1級-1組混合)で2着の実績があり、障害が安定している今なら、注目できます。
 B1級-1組予選4着キタノオーロラも障害を早めに越えられれば差はありません。特別戦のペースは合うはずです。
 B1級-2組混合予選組は、上位3頭が回避。4着キタノストロングは決め手比べなら、浮上してきそうです。

【第10回開催5日目】
 8月23日(日)のメイン第10レースは、オーガスト特別(A2級・20:10発走予定)
 前開催のキリンビール杯(8月10日・A2級-1・2組決勝混合)で2着(同着)だったアアモンドマツカゼに引き続き注目。第2障害離れた5番手クリアからシャープな末脚を繰り出しました。A2級特別(混合戦含む)では、今季6戦して2着4回の好成績。追走に手こずる面も見せず、特別戦の流れが向く様子。今回は、前走で逃げ切り勝ちを収めたトモエエーカンのみならず、2着(同着)カイシンゲキ、僅差4着のアオノレクサスも不在なら、十分に勝機がありそうです。
 サクラリュウは、キリンビール杯では障害で転倒し失格(基準タイム超過)。前々走のA2級-1組戦では障害を先頭で越え、カイシンゲキの2着に好走していただけに残念な結果でした。しかし、もともとは障害巧者だけに、相手関係を考慮しても巻き返しに期待したいところ。
 サカノテツワンは、A2昇級初戦のオッズパーク賞スタリオンカップ(5月31日・3歳以上選抜)で逃げ切って、オープン馬フジダイビクトリーらを破っています。キリンビール杯には出走できませんでしたが、実力的には侮れないところ。
 キリンビール杯5着ヤマノウンカイ、同7着アアモンドヤマトらも障害のタイミングひとつで、巻き返せる力があります。

【第10回開催6日目】
 8月24日(月)のメイン第10レースは、稲妻賞(3歳以上選抜・20:10発走予定)。来年2月8日に行われるスピードスター賞の予選で、定量500キロ(牝馬480キロ)でのスピード勝負です。
 ファイトガールは、昨年のこのレースの3着馬。この条件得意なホクショウバトルから差のない2番手で第2障害を越えると、末も甘くならずに踏ん張りました。当時はB4級で善戦止まりでしたが、今年はB2級特別で勝ち負けとパワーアップ。牝馬20キロ減も利して逃げ切りを期待したいです。
 キタノサムライは、今年2月のスピードスター賞の2着馬。決め手勝負の印象が強いですが、テンから動いて、きっちり連対を確保しています。オイドン、セイコークイン、ホクショウバトルらが不在なら、好勝負必至といえます。
 アオノレクサスは、同条件特別では勝利こそありませんが、4戦すべて5着以内にまとめています。このメンバーに入れば実績上位で通る存在です。
 ほか、今年のスピードスター賞の4着馬で切れ味光るコウシュハクィーン、テンに速いキュートエンジェルにも警戒が必要でしょう。

ばんえいグランプリ 予想結果

2015年8月16日(日)

3名が3連単的中! 須田氏逆転してトップに

須田:3連単2-8-1 300円的中! 収支+5,460円
斎藤:3連単2-8-1 200円的中! 収支+1,640円
矢野:3連単2-8-1 100円的中! 収支-2,180円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×6R=36,000円

須田  +66,780円
斎藤  +63,980円
山崎  -8,520円
矢野  -10,440円

8/15ばんえいグランプリ回顧

フジダイビクトリーが連覇達成!

 15日(土)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上、ファン選抜)が行われ、単勝1番人気のフジダイビクトリーが優勝。昨年に続く、このレース連覇を果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.インフィニティー 8.3
  2.フジダイビクトリー 2.6
  3.ライデンロック 78.9
  4.ホリセンショウ 80.9
  5.オレノココロ 4.5
  6.オイドン 4.1
  7.トレジャーハンター 26.7
  8.コウシュハウンカイ 5.8
  9.ホクショウユウキ 46.2
 10.キタノタイショウ 28.4

 昨年のこのレースの勝ち馬で、今季も北斗賞制覇、旭川記念2着と充実ぶりを示すフジダイビクトリーが1番人気。前走のとかちえぞまつ特別で復調を示したオイドンが続き、5歳馬オレノココロ、コウシュハウンカイが3、4番人気。実績馬インフィニティーが8.3倍の5番人気と、この5頭が単勝ひと桁台で、拮抗した人気となりました。馬場水分も1.5%と力の要る状態となり、今季前半の大一番として、これ以上ない舞台が整いました。

 道中はキタノタイショウ、オレノココロ、フジダイビクトリー、インフィニティーあたりが先行しますが、この時期の800キロ戦に加え、乾いた馬場ということもあり、ゆったりとしたペースで推移。各馬とも再三脚を止め、慎重に進んでいきました。
 第2障害下でも各馬ともじっくりため、ようやく動いたのはフジダイビクトリー。インフィニティー、キタノタイショウ、オレノココロなど、先行していた各馬がこれに続きます。しかし、フジダイビクトリーがひと腰でこれをまとめて先頭クリア。インフィニティーも1馬身ほどの差で続き、やや遅れてオレノココロも追撃態勢に入ります。
 先頭を行くフジダイビクトリーは余裕の脚いろ。むしろ追うインフィニティーが苦しくなり、残り30メートルを切ったあたりで脚を止めてしまいます。代わってオレノココロが2番手に浮上しますが、先頭のフジダイビクトリーはグングンと加速。そのままセーフティーリードを築き、重い馬場に苦しむ各馬を尻目に先頭でゴールを果たしました。
 勝ち馬と同じような脚いろで刻んできたオレノココロでしたが、早め早めの競馬が最後に響いたか、残り5メートルあたりから失速。その間隙を突いて伸びてきたのが障害4番手クリアのコウシュハウンカイで、抜群の末脚であっさりとオレノココロをかわし2着で入線しました。最後まで踏ん張りを見せていたオレノココロでしたが、ゴール寸前で突っ伏してしまうアクシデント。その間にインフィニティーが入線して3着となり、結局オレノココロは立て直しに時間がかかり6着となりました。

 勝ったフジダイビクトリーは、今の充実ぶりを示す圧倒的なレースぶり。テンの行きっぷりに加えて抜群の登坂を見せ、最後も危なげなく後続を突き放すという、非の打ち所がない内容でした。ただ、昨年はこのレース制覇後が今ひとつの成績。今後のレース内容に真価が問われることとなるでしょう。
 2着のコウシュハウンカイは旭川記念制覇を含め、今季の重賞で【1・2・0・1】。古馬一線級が相手でも互角以上の力を示しています。まだ5歳と若いだけにさらなる成長も見込めそうで、引き続き注目していきたい一頭です。
 インフィニティーが3着。持ち前の堅実なレースぶりは健在で、今後も力の要る馬場状態では軽視禁物です。

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松田道明騎手「こんなに差がつくとは思いませんでした。前半、馬場が渋かったのですが、障害下でうまく引きつけることができたと思います。あとはいつもの通り障害をうまくクリアして脚をみせる、という騎乗をしました。今回は十分過ぎるくらいの力強いレースを見せてくれましたが、今年の夏は暑く、厩舎の管理が大変だったと思います。これからの古馬重賞を引っ張っていきたいと思います」

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