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2009年12月25日 アーカイブ

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12/27ばんえいダービープレビュー

2009年12月25日(金)

 12月27日(日)のメインは第38回ばんえいダービー。730キロ(牝馬710キロ)の定量で争われるばんえい3歳ナンバー1決定戦です。
 この時期に行われるようになった過去4回を見ると、基礎重量730キロ(05、06年は720キロ)の高重量戦らしく、連対した8頭は前走時の馬体重が1035キロ以上と馬格のある馬でした。なおこの8頭は3歳二冠ともに出走し、いずれかで4着以上に入った実績も持っていました。
 今回の出走メンバーで、これらすべての条件を満たすのはアオノレクサス(前走時馬体重1038キロ、3歳三冠で7、2着)だけ。過去4回のこのレース中3回で、ばんえい菊花賞2着馬が勝ち星を挙げているという、心強いデータもあります。自己条件戦は先行策に出ると障害で苦戦する傾向がありますが、同世代相手では、押して行っても障害でスムーズに腰が入ります。ばんえい菊花賞ではキタノタイショウに差し切られ涙を飲みましたが、悲願の重賞初制覇といきたいところです。
 ここまでに行われた同世代同士による定量の重賞はイレネー記念、ばんえい菊花賞の2つ(牝馬限定戦は除く)。ともに奇しくも、1着キタノタイショウ、2着アオノレクサス、3着ホクショウバンクという結果でした。キタノタイショウ(前走時馬体重1080キロ)、ホクショウバンク(同1037キロ)ともに馬格に恵まれているだけに、730キロはこなせそう。実績からも相手はこの両馬が有力といえそうです。
 また過去4回のこのレース中3回で、ばんえいオークス馬の出走があり、2着2回、3着1回で複勝率100パーセンというデータもあります。今年のオークス馬ワタシハスゴイは3歳二冠にも出走し1、4着と好走しています。ただ前走時馬体重が960キロと小柄なのは不安材料。三強に割って入るまでは厳しそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)
11/ 1 ばんえい菊花賞(勝ち馬:キタノタイショウ)
12/13 ばんえいオークス(勝ち馬:ワタシハスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(12/26~12/28、12/30)

 年末年始のばんえい競馬は、12月26日(土)~28日(月)、30日(水)、1月1日(祝・金)~5日(火)と変則日程で行われますのでご注意ください。
 27日(日)は1Dayプチナイターとして実施され、発走予定時刻が第1レース12:00、メイン第11レース・ばんえいダービーが17:30となっています。
 なお28日(月)と、2歳重賞・ヤングチャンピオンシップが行われる30日(水)には、ふるさとコーナー(大井競馬場正門2階)にて、毎年恒例の競馬著名人による場立ち予想会も実施されます。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

 12月26日(土)のメイン第11レースに十勝おおぞら特別(270万円未満・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・アンタレス特別で断然人気を裏切り3着だったキンセイモンの巻き返しに期待します。そのレースは降雪のなか行われました。馬場水分は9.0%と高めで、軽馬場得意のこの馬が鉄板かと思われましたが、走路に積もった雪に脚をとられたのか、いつものゴール前一気の加速が見られませんでした。それでも勝ったコトブキライアンとは2秒6差。当時ほど極端な馬場にはならないであろう今回は豪快な差し切りを決めてくれるでしょう。
 相手筆頭はアサヒセンショウキンセイモンと同じく末脚が武器ですが、こちらはじわじわ確実に伸びてくるタイプ。アンタレス特別4着など、この条件では近走堅実に上位争いしています。
 アンタレス特別では2番人気で7着だったフレイムスワローも、障害さえ無難なら上位争いに加わってくること必至。今回がこの条件の特別初挑戦のアアモンドゴールドも近5走で4勝、3着1回と勢いがあり侮れません。

 12月27日(日)のメイン第11レースは第38回ばんえいダービー(17:30発走予定)です。このレースは別掲のばんえいダービープレビューをご覧ください。

  12月28日(月)のメイン第11レースはターコイズ特別(350万円未満・16:50発走予定)
 すでに350万円未満特別勝ちがあるマルモスペシャルに期待します。近2走は第2障害で腰が入らず9、10着でしたが、今回は11月23日以来と、1開催空け立て直されてきました。1カ月以上の休養明け初戦では、08年シーズンまで遡っても1、3、1、1着と好成績を残しており、ここは好走の確率が高いといえそうです。
 キョウエイボーイは近走、この条件の特別では人気薄ながら常に好走と、昨季まで準オープンで活躍していた力を示しています。
 障害しだいのところはあるものの、ハマるとホクショウドラゴンの決め手も脅威。障害巧者のアグリミズキホシタロウや、詰めの甘さは課題もマックスセンプーも争覇圏でしょう。

 12月30日(水)のメイン第11レースは第11回ヤングチャンピオンシップ(16:55発走予定)です。このレースは別掲のヤングチャンピオンシッププレビューをご覧ください。

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