ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2009年11月 6日 | メイン | 2009年11月20日 »

2009年11月13日 アーカイブ

1

やっぱり馬が好き(第59回) 旋丸 巴

2009年11月13日(金)

芦毛三姉妹と白馬四兄弟

 ばんえい界の名物厩務員ヤスさん曰く「白が暗刻(あんこ)った」

 麻雀に興味の無い方のために解説申し上げれば、つまりは、3頭の芦毛がヤスさんの担当となった、と。

 ヤスさんと言えば、言わずと知れた名馬フクイズミの担当者さんだけど、そこにメジロハナコ、トモエカルメンが現われて、気が付けば、ヤスさんの担当馬は芦毛の牝馬が3頭。血統的には全く繋がりは無いけど、しかし、ここは敢えて、こう名付けて売り出すことに。

 「芦毛三姉妹!」

091113-1.JPG
芦毛三姉妹揃い踏み。左からフクイズミ、メジロハナコ、トモエカルメン
(写真提供:ヤスさん)

 長女フクイズミは、もう説明の必要も無いでしょう、現役最強牝馬にして、その鋭い差し脚とキュートなキャラクターで大人気の名牝。

091113-2.jpg
フクちゃんは、いつだつて可愛い

 次女メジロハナコは、去年の今頃は線の細いお嬢様だったのだけど、この夏から急成長。3連勝を含む5勝をあげて、同世代牝馬陣のトップクラスにのし上がってきた成長株。

091113-3.JPG
ベロ出しハナコ

 そして、末娘のトモエカルメンは、2歳の可憐な少女、と言いたいところだけれど、この馬も成長著しくて、元々、背の高い馬だったところに最近は横幅も出て、それにつれて成績も上昇中。まだまだ性格的に甘いところがあって、なかなか勝ち上がれないけれど、お姉ちゃん達を目標に頑張っているところである。

091113-4.JPG
シャムネコ風のカルメン

 と、三姉妹揃って、しかし、同じ芦毛でも微妙に色合いが違うところが、この子達の可愛いところ。連銭芦毛と呼ばれる銭形の模様が特徴のフクちゃん。全身、黒と白の刺し毛が満遍なく配合されたような黒っぽい芦毛のハナコ。そして、シャム猫さながらの黒いソックスを履いたカルメン。

 それぞれに、それぞれの意匠を凝らしたお洒落な三姉妹なのである。

 名門・松井浩文厩舎が揃えた逸材。フクちゃんを筆頭に大暴れしてくれることでしょうね、当然。

     *    *    *

 と、今回はこの三姉妹のことだけを紹介するつもりだったけれど、ここまで書いたら、どうしても、もうひとつのユニットを紹介したくなって自制が効かなくなった。

 こちらのユニット名は「白馬四兄弟」

 って、私が勝手に名付けただけなんだけどね。その四兄弟というのが、エビスオニワカ、リアルスペシャル、アオノレクサス、ハクバオウジ。芦毛三姉妹とは違って、この4頭は正真正銘の兄弟。しかも、父親まで同じ全兄弟で、なおかつ4年連続の年子。

 父は、ばんえい記念で執念の坂越えを見せた芦毛のエビスタイショウ。母スズノコトブキも芦毛だから、生まれた四兄弟も揃って芦毛。なおかつ、父に似て勝負根性が凄い。

 04年生まれの長兄オニワカは350万円未満クラス。05年リアルスペシャルは120万未満クラス。06年レクサスはイレネー記念2着、先日のばんえい菊花賞でも2着と3歳世代でトップを争う存在。末弟06年生まれハクバオウジも2歳A-1クラスで活躍中。と、厳しい競馬の世界で、全兄弟4頭が揃って活躍しているのだから驚異的。

091113-5.jpg
ハクバオウジ

 血統的にもフクイズミのおいに当たる名血、と、注目に値する期待の四兄弟。

 私は、特に芦毛フェチという訳ではない。けれども、しかし、ここまで駒が揃ったら芦毛軍団を応援しないわけには行かない、でしょ?

 芦毛三姉妹、白馬四兄弟、共に大活躍して、「白い嵐」を巻き起こしておくれ~!!

今週の見どころ(11/14~11/16)

 先週から始まった、2歳馬によるばんえい甲子園。8日(日)に行われた予選第1弾・北央産駒特別は、カネサブラックの半妹カネサアカリが制しました。15日(日)第10レースには予選第2弾・南北海道産駒特別が組まれています。
 ところで、16日(月)の第10レース・とかち北あかり賞は園田競馬場などで場外発売されます。当日、同競馬場では竹之上次男アナ(園田・姫路競馬実況)によるばんえい競馬予想トークが予定されています。お近くの方はぜひお越しください。

 11月14日(土)のメイン第11レースに七五三特別(オープン混合・16:50発走予定)が行われます。
 オープンの7頭中5頭は前開催にばん馬まつり特別(オープン)を使われていました。
 そのレースでメンバー中最先着の2着だったのがナカゼンスピード。平場でも障害で崩れて早々に勝負圏から去るレースが続いていましたが、前走は荷物を積まれる特別戦にもかかわらず、第2障害3番手から伸び、今年2月以来の連対を果たしました。障害さえマトモならという条件はつきますが、もともと切れ味には定評があるだけに、相手が楽になったここは差し切る可能性もありそうです。
 ばん馬まつり特別ではナカゼンスピードとの叩き合いに敗れ3着惜敗のアローファイターや、同レースで僅差4着と引き続き好調なトモエパワーも有力。同7着に敗れたものの障害のキレは悪くなかったシベチャタイガーも展開しだいで巻き返しが期待できます。

 11月15日(日)のメイン第11レースにオータムカップ(オープン・16:50発走予定)が行われます。
 前開催の同条件戦・狩勝賞の上位3頭、ナリタボブサップホクショウダイヤニシキダイジンに、スーパークリントンを加えた4頭による争いが濃厚です。
 なかでも注目はスーパークリントン。前開催のもうひとつのオープン特別を第2障害先頭クリアから、ゴール前後続に並ばれたものの振り切って勝利。競られると弱い馬ですが、最後まで根負けしなかったのが収穫でした。その勝利が昨年の北見記念以来の白星。次開催(11月29日)に控えた今年の同重賞へ向けて、ここを勝って勢いに乗りたいところでしょう。

 この日の第10レースには南北海道産駒特別(2歳産地限定)が組まれています。石狩、後志、渡島、檜山、胆振、日高地区、及び道外産駒による限定戦。ちなみに、近年(06~08年デビュー)の同地区産の活躍馬としては、ライデンロック(08年ばんえい大賞典、ばんえいダービーなど重賞3勝)が挙げられます。
 実績上位なのがダイリンビューティ。10月18日の白菊賞(2歳牝馬オープン)を第2障害先頭から押し切っています。これに続くのが2歳A-3勝ちがあるエアージャンボでしょうか。
 勢いでは、デビュー以来連対を外していない2頭、ニューカツタロー(3戦3勝)とツジノコウフクヒメ(3勝、2着1回)。ともに今回がオープン初挑戦となりますが、メンバー的にさほど強化した感もないため、上位進出が狙えそうです。

  11月16日(月)のメイン第11レースに初雪特別(270万円未満・16:50発走予定) が行われます。
  8月以来久々の出走ですが、快速馬ライデンヒーローに期待。休養前はこの270万円条件で、特別を含め11戦2勝、2着2回、3着4回とほとんどのレースで上位に入っていました。実績的に連対は外さないでしょう。
  相手は、フレイムスワロースギノディアスが有力。ともにゴール前でのひと押しが足りませんが、この条件では多くのレースで上位争いに参加しています。有力どころに前に行きたい馬が揃ったため、キンセイモンの末脚がハマる可能性もあるでしょう。。
  この条件で2連勝中の3歳牝馬ワタシハキレイズキは別定25キロが心配です。

 この日の第10レースはとかち北あかり賞(混合450万円未満)

 前走1着で惜敗続きに終止符を打ったマルミシュンキが中心になりそう。目下、準オープン格付に甘んじていますが、もともとはナリタボブサップ、ホクショウダイヤらと好勝負を演じていた実力馬。ここも勝ってオープン復帰といきたいところです。

1
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.