安定感抜群のトカチプリティー
年末年始の連続開催、ファンのみなさんも関係者の方々も、どうもお疲れ様でした。これから寒さが一番厳しい季節になりますが、この時期のばんえい競馬も真冬の風物詩。冷たい空気を吹き飛ばすような、熱いレースを期待しましょう。
さて、14日はヒロインズカップ。フクイズミをはじめ、各世代の女王様たちが集結しました。ハンデ差は上下50キロ。これを考えるかがポイントですね。去年のこのレースでは、アンローズが790キロのトップハンデで9着。勝ったフクイズミは、トカチプリティー(3着)、スターエンジェル(8着)とともに770キロの荷物を引きました。最軽量馬の重量は750キロでフクイズミらとの差はわずか20キロしかなかったんです。
それが今回は、フクイズミがトップハンデの780キロで、トカチプリティー、スターエンジェルが770キロ。ここに10キロの差がつきました。さらに、最軽量馬の荷物は730キロですから、フクイズミは50キロも軽い馬を相手にしなきゃいけなくなったわけです。これまでのレースでも、軽量馬にスイスイ行かれてペースが上がると、障害の切れ味が今イチになることが多かった同馬。今回もそういうことになるのではないかと思うのですが。
そうなると、ここはやっぱり安定感抜群のトカチプリティーを狙いたくなりますね。760キロ以上の荷物ではあまり実績のない馬ですが、去年のこのレースで今年と同じ荷物を引いて3着に来ていますから、全くダメということもないでしょう。このところの成績は好調の証し。この馬中心で馬券を買います。
相手は、軽ハンデのニシキユウとエメラルド。それに前年優勝馬に敬意を表してフクイズミ。あとはスターエンジェル、ギャンブラークインに、前走の帯広記念でそこそこ頑張ったサダエリコも押さえておきます。まずはトカチプリティーを頭に馬単流し。同馬が負けるとすれば、軽ハンデの馬か実力上位のフクイズミと見て、この3頭が頭でトカチプリティー2着の馬単が押さえ。こんなに買うと当たっても損、なんていうこともありそうなので、オッズとはよく相談して金額を配分します。
実は、密かに楽しみにしているのはサダエリコの復活なんですけど、それを狙うと、アンローズを狙った帯広記念の二の舞になりそうなのでやめときます。では、今回はこのへんで。