8日(土)に行われたのは長月特別(3歳以上混合700万円未満)。馬場水分6.6%、1分29秒6の高速決戦を制したのは、好調ギャンブラークインでした。
第2障害は、シンザンウィークと並んで仕掛けたギャンブラークインが、ひと腰でこれをまとめて先頭クリア。遅れてシンザンウィーク、トウリュウが越え、並んでアローコマンダーとホクショウダイヤが続いていきました。しかし先頭のギャンブラークインの逃げ脚は快調で、そのままゴールまで一直線。文句なしの快勝を演じました。2着は粘るシンザンウィークと追い込んだホクショウダイヤの争いとなり、同タイムの末、ホクショウダイヤに軍配が上がりました。
9日(日)は金杯(3歳以上オープン)が行われ、9番人気のトカチプリティーが優勝。2着には1番人気のフクイズミが入りましたが、馬連単は万馬券となりました。
軽ハンデを味方に、真っ先に障害に挑んだトカチプリティーは、楽に先頭でクリア。一気に後続との差を広げて、逃げ切りを図ります。2番手からミサイルテンリュウ、カネサブラック、フクイズミの3頭が追撃態勢に入りましたが、軽馬場を考えれば、逃げるトカチプリティーにとってセーフティーリード。その脚取りは最後まで衰えず、結局トカチプリティーが逃げ切り勝ちを収めました。いつもの切れはなかったものの、よく伸びたフクイズミが2着。障害6番手から豪快な末脚を見せたサダエリコが3着に入線し、牝馬3頭の上位独占となりました。
10日(月)はメインレースに新涼特別(3歳以上500万円未満)が行われました。ここを制したのはキョクシンオー。前走5着から巻き返し、力のあるところを改めて証明しました。
各馬が障害を一斉に駆け上がり、障害後もキョクシンオー、ユウセイマーチ、ニシキユウが横並びのまま脚を伸ばす大激戦。残り20メートル付近でユウセイマーチが離脱して2頭の一騎打ちとなりましたが、終始半馬身ほどのリードを保っていたキョクシンオーが粘りきって先頭でゴールイン。ニシキユウが2着で、3着にユウセイマーチが入線しています。