ばんえい帯広競馬は、ゴールデンウィークの連続開催も終了し、今週から通常の土曜~月曜の3日間開催に戻ります。
7日(月)の第3レースで新人の中島敏博調教師が初出走から14戦目にして念願の初勝利を飾りました。まだ37歳と若い中島調教師の今後ますますの活躍に期待しましょう。
5月12日(土)のメイン第11レースは新緑特別(3歳以上500万円未満)です。
前走の騎手選抜戦スーパージョッキー賞では惜しい2着に敗れたハヤテショウリキは、昨季は旧800万条件でも好勝負を繰り広げていた実力馬。今回は主戦の藤野俊一騎手に手が戻ることから、引き続き好勝負を期待したいところです。
もちろんスーパージョッキー賞で優勝したコマタイショウも有力。ほか、ハイタワーやユウセイマーチの一発にも期待したいところです。
5月13日(日)のメイン第11レースはカーネーションカップ(4歳以上牝馬オープン)です。
ここでの注目はエンジュオウカンでしょう。昨年の4月まで遡ってここ1年ほど、負けても勝ち馬と10秒前後の差にまとめる堅実なレースを続けています。今季初戦の前走日本レーシングサービス賞では5着に敗れましたが、牝馬では最先着を果たしています。牝馬だけの戦いとなる今回はこの馬にチャンスといえるでしょぅ。
強敵は、トカチプリティーです。昨季の重賞・ヒロインズカップでは今回の出走メンバーのなかでは最先着の3着に健闘。エンジュオウカンとは昨年4月以降、9回対戦して6回先着と互角以上の戦いを繰り広げています。
ほかにも、サダエリコ、スターエンジェル。格下ながらギャンブラークイン、イナノプリンセスなど楽しみな顔ぶれが出走を予定しています。
5月14日(月)のメイン第11レースは青葉特別(3歳以上600万円未満)です。
ひとまず中心はトウリュウ。前走関口房朗大賞典では、先頭で障害をクリアし、後続の追い上げをなんとか凌いで勝利しました。
昨季を2連勝で締めくくったヨコハマイサムも実力のある1頭。前走は9着に惨敗しましたが、今季2戦目の今回は上積みも見込めるでしょう。
ほかでは、昨季終盤の好調を持続し、前走でも1番人気に推され3着と健闘したバンゼン。ホクショウダイヤ、アローコマンダー、ハマナカキングなども出走してくれば争覇圏でしょう。