4日(祝・金)はメインレースにスーパージョッキー賞(3歳以上500万円未満)が行われました。昨年度のリーディング上位騎手が抽選で騎乗馬を決定するこの一戦は、コマタイショウ&藤野俊一騎手が優勝しました。第2障害を先頭で越えたコマタイショウは、直後からバンゼンが追ってくる厳しい展開。しかし、残り20メートル付近から逆にバンゼンを突き放し、代わって追ってきたハヤテショウリキも完封。今季初出走を好内容で制しました。障害3、4番手クリアからジワジワ伸びたハヤテショウリキ(西弘美騎手)が2着。3着に1番人気のバンゼンと鈴木恵介騎手が入線しています。
5日(祝・土)に行われたのは大雪賞(3歳以上オープン)。ここは前走ばんえい十勝オッズパーク杯で3着に好走したタケタカラニシキが優勝しました。第2障害は例によってニシキダイジンが真っ先に挑みましたが、遅れて仕掛けたカネサブラックが抜群の登坂力で先頭クリア。僅差でニシキダイジン、タケタカラニシキが続きました。三つどもえの展開でレースは進み、残り10メートルでタケタカラニシキとカネサブラックがストップ。しかしニシキダイジンも脚いろが完全に鈍っており、立て直したタケタカラニシキが再加速して1着でゴール。カネサブラックも続いて2着を確保し、3着にニシキダイジンという結果になりました。
6日(日)はさつき特別(3歳以上混合700万円未満)が行われ、1番人気のホシマツリが勝利。昨季後半の帯広開催以降、馬券圏内をはずしておらず、好調ぶりがうかがえます。第2障害を先頭で越えたホシマツリは、後続を寄せつけない圧巻のレースを展開。余裕の脚取りでゴールを果たし、昨季最終戦からの3連勝を飾りました。2着は障害5番手から追い込み、オープン馬の意地を見せたエビスオウジャ。早めの障害クリアから粘り込んだタカラボーイが3着を確保しました。
7日(月)は緑風特別(3歳以上430万円未満)が行われました。ここはカゲシュウホーが勝利。前走の春駒特別3着に引き続いての好結果で、好調をキープしているようです。道中は、ライジングサンが第2障害を先頭で越え、独走態勢を築く展開。しかし、4頭が並んだ2番手集団からカゲシュウホーが勢いよく脚を伸ばすと、残り10メートル付近でライジングサンを捉え、そのまま先頭でゴールイン。豪快なレースを見せて、05年12月以来となる久々の勝利を挙げました。2着は1番人気ライジングサン。3着には、障害後の2番手集団からしぶとく歩き続けたワカテンザンが入りました。