今週19日(日)はイレネー記念(3歳)が行われます。2-3歳シーズンの総決算として知られ、普段のレースより100キロ近く重い重量を曳く、若駒にとっては試練のレースとなっています。
今回注目したいのはホクレン賞馬ニシキセンプー。成績だけ見れば勝ちきれない印象ですが、これは重量によるもの。ホクレン賞以後、他馬より10~20キロ重い重量で出走していることを思えば、これは実力の証明といえましょう。前走のプロキオン特別では、15キロ軽いマルミシュンキと2秒1差。同斤量なら、と思わずにはいられません。
そのマルミシュンキも、もちろん有力。デビュー当初、破竹の6連勝を記録し、これまで10戦して敗れたのはたった1度。4カ月の休養を経て再び3連勝と、その才能を見せつけています。確かにニシキセンプーと同重量というのはマイナス材料ですが、ここもあっさりの可能性は否めません。
安定して力を発揮できるメジロショウリキも魅力。北見開催から一気に力をつけた印象で、ここも勝ち負けを演じるでしょう。ホクレン賞3着のカネサテンリュウあたりまでが争覇圏と思われます。近走調子を上げてきたホクショウダイヤ、ユキノショーも、好走が期待できるでしょう。
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【参考レース】
1/4 ホクレン賞(勝ち馬:ニシキセンプー)
1/15 ガーネット特別(勝ち馬:カネサテンリュウ)
2/12 つばき特別(勝ち馬:マルミシュンキ)
2/19 ジュニアカップ(勝ち馬:メジロショウリキ)
3/5 プロキオン特別(勝ち馬:マルミシュンキ)
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