
ハクサンパイオニアは、1400メートルに特化して使われたここ6戦で5勝。4着に負けた日本海スプリントは、ハナをとったものの59キロを背負っていたことに加え、直後で突かれる厳しい展開だった。前走定量の百万石スプリントでは、日本海スプリントの覇者プレシオーソに4馬身差をつける完勝となった。ほかに重賞勝ち馬がリケアマロンだけという今回のメンバーなら、重賞連勝の可能性は高い。
ハクサンツキミテイは、昨年秋に中央1勝クラスから転入し、MRO金賞での2着を含めここまで金沢では14戦11勝、2着3回。ただ昨年末以降、8戦連続で1700メートル以上を使われてきただけに、久々の1400メートルでどうか。距離経験を別にすればハクサンパイオニアと能力差はない。
コパノフランシスは7月の金沢クイーン賞が10着惨敗で、続く読売レディス杯は5着だったが、遠征勢が強く10番人気という低評価ながら地元馬最先着。そして前走百万石スプリントが3着と、ここに来て調子を上げてきた。
大井から再転入初戦の1400メートル戦で3着好走のウインコマチ、日本海スプリントでハクサンパイオニアに先着する2着だったハクサンアルタイルらにもチャンスがありそうで、8頭立てながら混戦といえそう。
◎6ハクサンパイオニア
◯8ハクサンツキミテイ
▲3コパノフランシス
△4ウインコマチ
△1ハクサンアルタイル
金沢鼓門賞の出走表はこちら