
オケマルに無敗のまま兵庫三冠がかかる一戦。2歳時のネクストスター園田では逃げ粘るラピドフィオーレをなんとかゴール前でとらえたという危ないシーンもあったが、以降の4戦は2着に7馬身以上の差をつけての圧勝。しかも一戦ごとに力をつけている印象だ。今回大外枠とはいえ8頭立て。むしろ包まれる心配がないだけ安心してレースができそう。好位の外につけて、前走兵庫優駿と同じようなレース運びが想像できる。
相手筆頭はタンバブショウ。兵庫優駿は10着だったが、ここ2戦で古馬B2特別連勝は評価できる。4月に1700メートルでの勝ち星はあるが、ここのところの好成績が1400メートルのものだけに、距離をこなせるかがカギになりそう。
ラピドフィオーレは、2歳時の兵庫ジュベナイルカップ以降、勝ち星から遠ざかっていたが、ここに来て黒潮菊花賞、西日本3歳優駿と、高知に遠征して重賞連勝。2歳時は手前を替えられないなどの課題があったが、それを克服して能力を発揮できるようになったようだ。距離延長で結果を残しているのもプラス材料。
マカセナハレもここ2戦、1700メートル戦を連勝。前走のトライアルは平凡な勝ちタイムだったが、2走前は良馬場で1分53秒4。ここ2年のこのレースの勝ちタイムが1分53秒台で、連年どおりであれば通用する計算は成り立つ。ただオケマルが規格外なだけに、やはり連下争いまで。
アマノハバキリも2走前の1700メートル戦を1分53秒5というタイムで勝利し、前走がマカセナハレにクビ差2着なら能力的に差はない。
◎8オケマル
◯3タンバブショウ
▲5ラピドフィオーレ
△4マカセナハレ
△1アマノハバキリ
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