ガルボマンボにとっては待ちに待った1900メートル戦。前走1400メートルの建依別賞は道中おっつけ通しで、中団からスペルマロンとともに進出したが直線失速して4着。4月に制した二十四万石賞以来の1900メートル戦ということで、期待のかかる一戦だ。
昨年から今年にかけて不調が続いたスペルマロンだが、ここ2戦で復調気配。前走建依別賞は3着だが、中団から直線しぶとく伸びて1、2着馬に迫った。高知の全距離の重賞を制したとはいえ、前走のレースぶりからやはり距離は伸びたほうがよさそう。2年ぶりに重賞制覇の期待がかかる。
建依別賞で逃げて2着だったグッドヒューマーだが、勝ったアポロティアモに直線半ばまで食い下がった。今回、そのアポロティアモが園田遠征で抜けたメンバーで、近走のレースぶりならこの馬が最上位といえそうだが、果たして1900メートルの距離がどうか。
ジョウショーリードは、中央の2勝クラスから転入して下級条件から10戦7勝、すべて3着以内と上昇中。重賞初挑戦となるが、中央での3着以内8回のうち7回がダート1700〜1800メートルだっただけに、能力を発揮できる舞台だ。
勝負はこの4頭。
◎6ガルボマンボ
○12スペルマロン
▲9グッドヒューマー
△11ジョウショーリード
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岩手転入後無敗の快進撃を見せていたミニアチュールだったが、不来方賞ではまさかの失速。そこから中1週で出走してきたからには、体調には問題ないのだろう。先行馬はたくさんいるが牝馬同士ならさすがに前走のような厳しい流れになることもないだろうし、距離にも不安がないだけに、ここはあらためての期待だ。
相手にはダイヤモンドカップでミニアチュールに3/4馬身+クビ差で3着に好走した経験のあるスノーパトロール。2000メートルの東北優駿ではやや差のある4着だったが、ダイヤモンドカップと同じ盛岡コースで再びミニアチュールに迫る場面があるかどうか。
アシモトヨシは2歳7月に新馬戦を勝ったものの、それ以降勝ち星がなく、3歳の重賞戦線でも苦戦。ところが東北優駿(6着)のあと3歳条件戦でようやく2勝目を挙げると、そこから急上昇を見せた。ミニアチュールの壁は高いが連下争いなら。
コンバットアンジュもここにきて急上昇。ここ2戦で1、2着を分け合ったマツリダワールドは、その後、不来方賞ではミニアチュールに先着しての2着。ただその2戦でコンバットアンジュには3kgの減量があり、今回は同じ佐々木志音騎手でも重賞ゆえ減量がなくなってどうか。
ツーエムルーイー、ボルドーグリフォンは、ともに転入初戦で人気を裏切る結果となってしまったが、それぞれ評価すべき実績はあり、転入2戦目の巻き返しに期待する。
前走2着馬を10馬身ちぎって圧勝したトーセンジェミニは、中央未勝利から転入後、5戦3勝。ただ1800メートルのひまわり賞が6着惨敗だっただけに、あらためて距離適性が問われる。
2歳時に圧倒的な強さで勝ちまくったフジラプンツェルだが、中央から戻っての2戦もいまひとつだけに、今回も見送り。
◎6ミニアチュール
○12スノーパトロール
▲8アシモトヨシ
△7コンバットアンジュ
△3ツーエムルーイー
△5ボルドーグリフォン
△11トーセンジェミニ
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