兵庫に移籍して1400メートルの路線で成長を遂げたイグナイターの連勝に期待する。前走黒船賞JpnIIIを別定56キロで勝って、今回は据え置きのハンデ56キロ。一方、黒船賞JpnIIIでは同じ56kgで2着だったヘリオスは、今回ハンデ57.5キロということでは、斤量的にもイグナイターに有利。あとは新・名古屋競馬場の1番枠がどうか。開幕日はラチ沿いを大きく開けてレースが展開されたが、翌週からは内も使えるようになった。砂の状態がまだ安定せず、日ごとに変わっているようだが、ラチ沿い1頭分つかえることもあり、当日そのような馬場状態なら1番枠は味方になりそう。
ヘリオスは、根岸ステークスGIIIではテイエムサウスダンに、黒船賞JpnIIIではイグナイターに、ともに1馬身差で2着。ハンデは背負うことになったが、その前には57キロでオープン特別を連勝している。新・名古屋コースは、内は使えるときと使えないときがあるようだが、直線外は確実に伸びる。6歳での重賞初制覇の可能性も。
タガノビューティーは、実績的にもヘリオスと差はなく、はじめての地方の小回りコースをこなせるかどうか。
このレース3連覇のかかるラプタスはトップハンデ59キロがどうか。前走黒船賞JpnIIIは別定57キロと恵まれ、後続を引き付けマイペースの逃げに持ち込んだが、4コーナーで手応えがなくなってしまった。巻き返しなるかどうか。
一昨年のかしわ記念JpnI以来勝ち星がないワイドファラオだが、その後も好走はたびたびあり、地方のコーナー4つのコースなら軽視はできない。
東京スプリントJpnIIIでは見せ場をつくれず8着だったピンシャンの取捨は迷うところ。
◎1イグナイター
○12ヘリオス
▲2タガノビューティー
△3ラプタス
△11ワイドファラオ
△10ピンシャン
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