スティールルージュはデビューから2戦、足踏みが続いたが、その後の2連勝が圧巻。アタックチャレンジでの初勝利は良馬場1分0秒3という好タイムで2着に2秒7の大差をつけた。続く2歳オープンの1200メートル戦もスピードの違いで先頭に立つと、直線軽く追われただけで2着に3馬身差をつけての圧勝。1000メートルでのスピード能力はかなりのものと見る。
エイシンヌプリは、栄冠賞は10着だったが、スタートして前に何頭か行かれると、走る気をなくしたように3コーナー手前で下がってしまった。しかし続く前走ウィナーズチャレンジではスタートでポンと出ると直線でも単独先頭。最後はフィリオデルソルに半馬身交わされてしまったが、相手はこの世代の期待馬。今回は外目の枠に入っただけに、包まれずに先行できれば能力を発揮しそう。
アマクミナイデヨはデビューから1000メートル戦で2連勝。その勝ちタイムがともに1分0秒台とスピードの裏付けは十分。
1000メートルのフレッシュチャレンジを1分0秒7という好タイムで勝ったグランツ、2戦目の2歳オープンがアマクミナイデヨに1馬身半差2着だったスティールノーヴァらも差はない。
◎2スティールルージュ
○8エイシンヌプリ
▲4アマクミナイデヨ
△3グランツ
△5スティールノーヴァ
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テイエムチューハイは2017年3歳時の霧島賞でアタマ差2着。そのとき勝ったキヨマサは、中央所属として出走した2016年の霧島賞を勝ち、中央所属のままでは条件的にその後の霧島賞には出走できないため、兵庫に移籍して霧島賞への挑戦をつづけ、通算で5回出走して3勝2着1回という霧島賞のスペシャリスト。テイエムチューハイは、昨年末に2勝クラスできわどい2着があり、障害オープンでも好走を見せた。そのレースぶりならキヨマサに惜敗したとき以上のパフォーマンスが発揮できるのではないか。
飛田愛斗騎手で2月にたんぽぽ賞を圧勝したイロエンピツは、それ以来半年ぶりの出走。たんぽぽ賞の勝ちタイムが良馬場1分29秒0で、今回の両トライアル(えびの特別、大隅特別)の勝ちタイムがそれぞれ重馬場で1分29秒2、1分29秒5。休み明けだがたんぽぽ賞以上の仕上がりと成長があれば勝負になる。
佐賀に移籍して連覇を狙ってきたテイエムノサッタにもチャンスは十分。
トライアルを圧勝してきたテイエムラッシュ、アイアンムスメは、実績馬に対してどこまでやれるか。
◎11テイエムチューハイ
○2イロエンピツ
▲10テイエムノサッタ
△1テイエムラッシュ
△3アイアンムスメ
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