ダノンジャスティスは中央3勝クラスから高知移籍後2連勝。その初戦では、昨年の黒船賞JpnIIIで4着だったサクラレグナムをあっさり振り切り2馬身半差。2戦目は4コーナー先頭のサクラヘラクレスを楽にとらえて2馬身差をつけた。ともに1600メートル戦だったが、中央時代は芝でもダートでも1200メートルのスピード競馬を経験していたことでは、この超短距離の舞台でも能力を発揮できそう。まだ5歳だけに将来的にも楽しみな存在。
一昨年のこのレース2着で、昨年好ダッシュから逃げ切ったのがエイシンエンジョイ。昨年はそれを含めて重賞4勝を挙げたが、年明けからはやや冴えない成績が続いた。それでも3カ月の休み明けとなった前走820m戦で2着とまずまずの走りを見せた。得意の距離で休み明け2戦目の上昇があれば連覇も可能。
園田2戦目、初めての820メートル戦で、そのエイシンエンジョイを差し切ったのがブランオラージュ。中央1勝クラスを勝っての兵庫転入ということでは、この距離でこそという可能性はある。
一昨年の覇者がタガノカピート。その後はやや冴えないレースが続いたが、今年4月から2連勝のあとの前走がブランオラージュの3着。7馬身差をつけられただけに、巻き返しまであるかどうか。
中央3勝クラスから転入して好走を続けているコウエイアンカは、1230メートル戦で2着があるが、初めての820メートル戦で見せ場をつくれるかどうか。
昨年直線一気でエイシンエンジョイにクビ差まで迫ったダノングッドは近走の成績が今ひとつだが、この舞台であっと言わせる場面はあるかもしれない。
◎3ダノンジャスティス
○5エイシンエンジョイ
▲10ブランオラージュ
△4タガノカピート
△1コウエイアンカ
△9ダノングッド
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