NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
門別から転入して金沢では4戦4勝のアイバンホーが断然。全日本2歳優駿はさすがに勝負に参加させてもらえなかったが、冬休み明けの2戦はともに大差の圧勝。前走北日本新聞杯では前半馬群の中で行きたがるのを抑えるのに苦労していたようだったが、3コーナーで先頭に立つと軽く気合をつけただけで直線独走となった。重馬場だったとはいえ勝ちタイムの1分48秒9は、北日本新聞杯が1700メートルとなった1995年以降のレースレコード。中央からの転入馬との能力比較がどうかだが、地元同世代同士では能力が抜けている。
その気になる中央からの転入馬では、1勝クラスのダートでも好走していたビルボードクィーン。転入初戦の前走はスタートで出遅れるも終始楽な手応え。直線を向いて外に持ち出すとあっという間に前の3頭をとらえて楽勝。アイバンホーを脅かす場面もありそうだ。
サブノタマヒメは、金沢では2歳時に2度、2着に負けただけだが、東海クイーンカップでの大敗が気になるところ。
中央未勝利から転入して3連勝中のヤクモ、高知から転入して2戦目の前走を勝ったエイシンギフトらも馬券圏内には押さえておきたい。
◎6アイバンホー
○7ビルボードクィーン
▲8サブノタマヒメ
△12ヤクモ
△3エイシンギフト
石川ダービーの出走表はこちら