ダート短距離で能力を開花させたリュウノユキナが門別に凱旋出走となる。昨年1月に3勝クラスを勝ったあとはやや足踏みがあったが、ダート1200メートルに専念した昨年秋以降、5戦連続連対で東京スプリントJpnIIIも制した。北海道スプリントカップJpnIIIには、ときにGI/JpnI級の馬が出走してくることもめずらしくないが、今回ダートグレードを勝っているのは、リュウノユキナのほかには地元のメイショウアイアンだけ。例年に比べて軽いメンバーになった。2歳時以来の門別コースで重賞連勝に期待したい。
ヒロシゲゴールドは、盛岡のクラスターカップJpnIIIでは2年続けて逃げて惜しい2着。一昨年はヤマニンアンプリメに1馬身とらえられ、3着がコパノキッキング。昨年はマテラスカイに半馬身とらえられ、3着がブルドッグボス。いずれもこの路線のチャンピオン級の馬たちを相手にしていた。前述のとおり一線級の馬がいない今回のメンバーなら重賞初制覇のチャンスも。
11歳でこのレース連覇を狙うのがメイショウアイアン。今シーズン初戦は地元の特別戦で6着だったが、勝ち馬からはコンマ2秒差。昨年もシーズン初戦3着からの勝利だっただけに、今回も好勝負を期待したい。
1200メートルのオープン特別2連勝でグレード初挑戦となるのがスマートアルタイル。直線一気という脚質だけに展開にも左右されそうで、初めての門別のコースがどうか。もちろん勝ってもおかしくないが、押し出される形で△になってしまった。
穴っぽいところでは大井のサンロアノーク。ここ2走のレースぶりならこのメンバーでも通用しそう。あとは中央未勝利戦以来の1200メートルがどうか。
昨年の道営スプリントで直線一気を決めたジャスパーシャイン、今季初戦の大接戦3着ではジャスパーシャイン、メイショウアイアンに先着したイダペガサスらも連下争いなら。
◎1リュウノユキナ
○14ヒロシゲゴールド
▲12メイショウアイアン
△4スマートアルタイル
△5サンロアノーク
△6ジャスパーシャイン
△8イダペガサス
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