7月の吉野ヶ里記念では3着に敗れ連勝がストップしてしまったドラゴンゲートだが、それ以来の復帰戦となった五ヶ瀬川賞では、新人・飛田愛斗騎手が直線では後続の脚色を確認しながらほとんど追うところなく楽勝。そのレースぶりなら、地元同士ではまたしばらく負けないのではないか。
問題は相手探し。カクリョウはここ2戦のレースぶりがいい。特にドラゴンゲートと対戦した五ヶ瀬川賞ではスタートで出遅れて最後方からとなりながら、4コーナーで最内を突いて直線伸び2着に入った。今シーズン好調の石川慎将騎手の勢いもあったかもしれない。
五ヶ瀬川賞は4着だったフォークローバーだが2018年8月に笠松から転入して以降、佐賀では距離を問わず一度も掲示板を外していないという堅実ぶり。今年1月のウインターチャンピオンでもドラゴンゲートにコンマ4秒差の3着と好走しており、ここでも当然馬券圏内は狙える。
この秋にようやく調子を取り戻してきたオイカケマショウ、中央2勝クラスから転入して前走で初勝利を挙げたロトヴィグラスらも差はない。
◎10ドラゴンゲート
○7カクリョウ
▲1フォークローバー
△2オイカケマショウ
△9ロトヴィグラス
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まずは消去法で馬券圏内の馬を絞った。アアモンドグンシンは脚部不安の長期休養明けで仕上がり途上。今シーズン前半快進撃を続けたミノルシャープは賞金を稼いだぶん負担重量に苦しむ近況。フナノクン、ブチオは格下。北見記念を制したメジロゴーリキは高重量戦でこそ。というわけで残ったのは5頭。
このメンバーでオレノココロの770キロはかなり有利。今年は夏を順調に過ごし、復帰後3戦連続連対。以前のように障害で詰まるようなこともほとんどなくなったとあれば勝つ可能性はかなり高いと見る。
キタノユウジロウは、旭川記念、ばんえいグランプリ、北見記念を含め7戦連続5着。前走ピヤシリ特別は5番人気で4着だった。特に北見記念では5着とはいえゴール前差を詰めて、勝ったメジロゴーリキに1秒5差。上位5頭はほとんど同着といってもいいような僅差だった。古馬重賞でも通用するだけの力をつけた。
好調4歳馬メムロボブサップ、アオノブラックも、この重量なら一線級とも差のないレースができる。
コウシュハウンカイはオレノココロより20キロ重い790キロだが、700キロ台での20キロ増なら、この馬にとってはそれほどのハンデにはならない。
◎5オレノココロ
○6キタノユウジロウ
▲4メムロボブサップ
△7アオノブラック
△2コウシュハウンカイ
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