ビューチフルドリーマーカップ(8/28水沢)の前哨戦(1〜3着馬に優先出走権)となるフェアリーカップ。
地元同士だとさすがに牝馬の層はそれほど厚くはなく、それだけに史上初めて牝馬としてみちのく大賞典を制したミラクルフラワーが断然といえそうだ。大井から戻って1600、1800、2000と3連勝。距離にも融通が効きそうなだけに、牝馬限定戦だけでなく先々も楽しみな逸材だ。
留守杯日高賞を制し、岩手ダービーダイヤモンドカップでも3着と好走したサプライズハッピーが初めての古馬との対戦。ミラクルフラワーのみちのく大賞典の勝ちタイムと、岩手ダービーダイヤモンドカップの走破タイムでは、さすがに5秒ほども開きがあるが、3歳ゆえの53キロを生かしてどこまで迫れるか。
大井のC級から転入して調子を上げてきたソサエティクイーン、南関東B3級から転入初戦となるミトノレオらが連下候補。
◎5ミラクルフラワー
◯2サプライズハッピー
▲6ソサエティクイーン
△4ミトノレオ
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B級馬による1400メートルのS2重賞。
常に後方からの競馬をしているダノンミルだが、前走のラベンダー特別も後方2番手を追走し、3コーナー手前からまくったものの4コーナーでは大外を回ったこともあって横一線の2着争いを制したまでだった。B級では能力上位は間違いなく、あとはもう少し早めに馬群をさばいてうまく立ち回れるかどうか。
そのラベンダー特別を制したのがサチノポピー。4番手に控え4コーナーで最内を突いて直線一気に先頭に立つという、川島拓騎手が最高にうまく乗った。それまでも差のない競馬をしていただけに、このクラスのこの距離なら常に上位争いできる力がある。
テイエムシシオーは、中央500万から転入(中央での最終戦は障害未勝利)。C級で2戦し、ともに逃げて2、1着。今回、最内枠に入ってすんなり逃げられるかどうかは3番のタツノオトシゴの出方次第だが、タイム的にもこのクラスで通用する可能性は十分。
中央からの転入初戦となったラベンダー特別でダノンミルに半馬身差で3着だったコウエイテンペスタは、2戦目での上積みがあれば当然上位争い。
近4走のB級特別やS2重賞で差のない競馬をしているカシノエルフも当然上位を狙ってくる。
◎6ダノンミル
◯4サチノポピー
▲1テイエムシシオー
△7コウエイテンペスタ
△2カシノエルフ
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