NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
6歳にして距離延長に挑んでいるアウヤンテプイ。札幌のエルムステークスGIIIこそ11着だったが、前走旭岳賞は、星雲賞を征していたグランプリブラッドをハナ差でしりぞけての勝利となった。今回は得意の距離に戻っての一戦。強敵ポアゾンブラックが南部杯遠征を控えて不在となるだけに、ここは負けられないところ。
相手となるのはグランヴァン。1番人気に支持されたエトワール賞はまさかの9着だったが、イレこんだりなどがあってまったく力を発揮できなかった。続く前走のトライアル(ロードカナロア・プレミアム)ではきっちり巻き返した。今年6月のグランシャリオ門別スプリントでは、同斤量でアウヤンテプイと2着同着があっただけに、展開ひとつでライバルを負かす可能性はある。
3歳のルージュロワイヤルが古馬相手に健闘している。2走前にはA3以下の格付けの1200m戦を圧勝しているだけに、もしかすると短距離に適性という可能性はある。
ドラゴンウィスカーは、昨年のこのレースでアウヤンテプイの3着があり、2走前のエトワール賞では2着。ここでも馬券圏内は狙える。
ハードデイズナイトは今シーズン転入後では4着が最高という成績だが、若いころのスピードを思えば、短距離戦のどこかであっと言わせる可能性は捨てきれない。
◎7アウヤンテプイ
◯12グランヴァン
▲9ルージュロワイヤル
△3ドラゴンウィスカー
△2ハードデイズナイト
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