NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
10月18日の九州大賞典へ向けてのステップ競走で、1着馬には優先出走権が与えられる。昨年は雷山賞もステップ競走として行われていたが、今年はこのレースだけになった。それで7頭立てとはちょっと寂しい。
マイネルパルフェは吉野ヶ里記念2着という実力で、しかも距離延長にも対応できる。昨年はステップとして行われた雷山賞が2着で、九州大賞典は4着。近走もA級特別で上位争いという実力なら、このメンバーでは一枚力が抜けている。
タイセイマスタングは、中央準オープンから転入してS2重賞を2連勝。勢いはあるが、中央時代もダートの短距離を中心に使われており、初めての2000メートルを乗りきれるかどうか。
ジェットヴォイスは、2走前、3走前が、それぞれタイセイマスタングの3着、4着。とはいえタイム差は1秒以上あった。2年近く勝ち星から遠ざかっていることもあり、今回もヒモ争いまで。
さらに3年以上も勝ち星から遠ざかっているのがセイリオス。とはいえ佐賀では2000メートルのS2重賞で3度の2着があり、連下として無視はできない。
7頭立てゆえ、◎◯から馬券をどう絞るかが難しそう。
◎2マイネルパルフェ
◯4タイセイマスタング
▲1ジェットヴォイス
△7セイリオス
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