
佐賀のB級重賞。出走8頭中6頭の前走が7月6日のラベンダー特別(B級2組、1400メートル)で、1着馬と3着馬は今回不在。2着のビレッジオブベストと、4着以下の馬たちとはちょっと力差のある内容で、しかもビレッジオブベストは前々走でB級1組特別を制しているだけに、さらに上のクラスでもという力はありそう。
相手筆頭は、前走B級3組の一般戦を勝ったシキセイセイ。ここ3戦連続連対中と好調で、1400メートル戦で1分30秒台をコンスタントに出しているというスピードなら、ビレッジオブベストを負かす可能性もある。
3番手にはエッフェル。ラベンダー特別は4着で、中央からの転入初戦だった2走前のB級1組特別ではビレッジオブベストに2馬身差の2着。逆転までは難しそうだが、ビレッジオブベストが中団からまくってくるタイプだけに、展開にまぎれが生じた時にチャンスはあるかもしれない。
シムーンは、ここ2戦はいまひとつ結果がともなわないが、今年1月の転入後は4連勝と勢いがあり、5月にはB級1組特別を勝った経験がある。前走のラベンダー特別大敗に目をつぶれば可能性はある。
◎8ビレッジオブベスト
◯1シキセイセイ
▲7エッフェル
△4シムーン
カンナ賞の出走表はこちら
出走11頭中8頭が前走B級以下を走っていたというメンバーだけになかなかに難解。フレアリングマリーは北海道に戻って3戦、先行して粘れずというレースが続いているが、相手はA級馬。レースぶりは一戦ごとによくなっており、相手が楽になる今回のメンバーならマイペースに持ち込んで粘れると見る。
ハッピーメイカ―は、勝ったり負けたりで少しずつクラスを上げて前走でB4特別を勝利。調子を上げてきているだけに、メンバーに恵まれたここならタイトル奪取も可能。
マヤノポルカは、昨シーズンの再転入後、今季初戦まで9戦連続連対。ここ2戦は案外だったが、A4以下で勝ったという実力なら、ここでも期待できそう。
プロプエスタは今シーズンの復帰戦こそ7着だったが、その後B4以下の特別で2着、2着。昨年のこのレースは8着だったが、クラキンコやショウリダバンザイなど牡馬との重賞でも活躍していたトップクラスの牝馬が引退してという今年のメンバーなら期待できそう。
プリュムローズは中央では芝の2000メートル前後を使われ1勝のみ。転入後3戦していずれも1秒以上の差をつけられているが、徐々に門別のダートにも慣れているだけに上位争いも。
◎5フレアリングマリー
○3ハッピーメイカー
▲4マヤノポルカ
△10プロプエスタ
△11プリュムローズ
ノースクイーンカップの出走表はこちら
南関東のオープンではやや頭打ちになった感じのスターボードだが、兵庫に移籍して2戦目の前走園田FCスプリントは見せ場たっぷりの2着。激しい先行争いから外枠にもかかわらずハナをとりきると、4コーナーで内を突いて伸びてきた佐賀のエスワンプリンスに最後まで食い下がった。820メートルという距離で12頭立て10番枠はいかにも厳しかった。もし内枠であれば勝っていたかもしれないと思わせるレースぶり。今回は2番枠に入って、1番枠のセイカアレグロとのハナ争いがどうかということと、1400メートルでもちょっと長い感じだが、兵庫転厩初戦の1700メートル戦でも2着と好走しているように対応可能と見る。
マルヨスバルも前走スーパースプリントシリーズの名古屋でら馬スプリントで2着。大外から行く気を見せると、格の違いを見せたワールドエンドには差をつけられたものの、ダートグレードでも好走歴のあるサイモンロードは振り切っての2着。4走前の東海クラウンでの7着は気になるところだが、前走で見せたスピードならここでも通用する。
地元金沢勢では、やはり中央オープンの実績があるセイカアレグロ。昨年のこのレースではサミットストーンに3馬身差の2着。今シーズンはスプリングカップを制し、百万石賞でもナムラダイキチの2着と好走。となりのスターボードとの先行争いにも注目だ。
タッチデュールは、前走スパーキングレディーカップJpnIIIはともかく、その前の2戦は連勝と復調気配。
今回が通算150戦目になるトウホクビジンは、地元よりむしろ遠征でという感じはある。
今季の転入初戦でA1特別を勝っているハイタッチも上位争いに加わる力はありそう。
◎2スターボード
○5マルヨスバル
▲1セイカアレグロ
△7タッチデュール
△6トウホクビジン
△10ハイタッチ
金沢スプリントカップの出走表はこちら
中心的な存在がいない今のばんえい競馬の予想は難しい。古馬戦線の予想は、近年まれに見る難しさと言っていいのではないか。旭川記念で、5、6歳馬が4着までを占めたという結果にも驚いた。
ニュータカラコマは、ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念ともに4着だが、いずれも着差はわずか。今シーズンは初戦こそ8着だったが、以降は勝ち馬から5秒と差はなく安定した成績。そろそろ順番が回ってくると見てこの馬が中心。
今シーズン、いよいよ古馬重賞戦線で期待が高まるのがオイドン。シーズンをまたいで5連勝のあと勝ち切れないレースが続いているが、それでも崩れることはない。
旭川記念では10番人気のニシキエーカンの2着には驚いた。2~3歳の重賞で賞金を稼いだことで、その後は苦戦が続いたが、いよいよ覚醒したかもしれないと見る。
今シーズンのオープンクラスのレースは接戦が多く、そういう意味では別定10キロプラスとなったキタノタイショウ、フジダイビクトリーは勝つまでは厳しいと見て狙いを下げた。
◎6ニュータカラコマ
◯10オイドン
▲3ニシキエーカン
△8ホクショウユウキ
△7インフィニティー
△2キタノタイショウ
△9フジダイビクトリー
△5ホリセンショウ
北斗賞の出走表はこちら
園田FCスプリントを快勝したエスワンプリンスがスーパースプリントシリーズ・ファイナルの習志野きらっとスプリントに遠征するようで、ここは不在となった。
となると、やはり中心は中央から転入後4連勝中のサウスパシフィック。前走が中央時代も含めて初めての1400メートル戦で、縦長の4番手を追走して向正面から追いどおし。しかし4コーナー手前で前を捉えると、直線は後続を寄せつけずの完勝となった。勝ちタイム1分29秒6は、近年の吉野ヶ里記念の勝ちタイムからするとやや物足りないが、近走で1分29秒を切っているのはマイネルパルフェのみ。それも2走前、3走前で負かしているとあれば、やはりこの馬が堅い中心となる。さすがに中央の500万下で頭打ちという成績では、佐賀記念JpnIIIで勝ち負けは厳しいだろうから、狙いはここと考えるべきだろう。
相手筆頭はやはりマイネルパルフェ。中央から転入後8戦していずれも3着以内。しかも3着に敗れたのはいずれも2000メートル戦。前々走、1400メートルの九千部山賞では1分28秒8というまずまずのタイムでスイングエンジンやキングダムキングを負かしている。この距離ならサウスパシフィックを負かす場面もあるかもしれない。
スイングエンジンは中央1000万下から転入。1400メートル戦を2戦していずれも2着は、それぞれマイネルパルフェ、サウスパシフィックに先着されてのもの。レース内容的に逆転まではどうか。
キングダムキングは、大井から転入初戦の1400メートル戦で9馬身差の圧勝があり、勝ちタイムは1分28秒7。ただこのときは時計の出やすい不良馬場だっただけに、その後の対戦成績を見ても割り引いて見る必要はありそう。
A2クラスからの挑戦だが、コスモガラサはここ3戦の1400メートル戦で3、1、3着と好調だけに、連下争いにはからんでくるかもしれない。
◎2サウスパシフィック
◯4マイネルパルフェ
▲1スイングエンジン
△7キングダムキング
△8コスモガラサ
吉野ヶ里記念の出走表はこちら