NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
8か月ぶりの復帰戦となるが、ロッソコルサに期待したい。一昨年3歳時は不来方賞、ダービーグランプリ、桐花賞と3連勝し、2012年度の岩手年度代表馬に輝いた。岩手ではここまで3着をはずしたのがわずか2回。主要重賞4勝の実績も断然だ。岩手では唯一掲示板を外したのが昨年のみちのく大賞典で、その雪辱に向けはずみをつけたいところ。
ダノンボルケーノは、昨年のみちのく大賞典での4着が重賞での最高着順。今シーズンはB級からのスタートとなるも3連勝でA級に戻ってきた。好調の波に乗りたいところ。
中央1000万下からの転入初戦となるのがウインベルカント。長期休養後の昨年秋以降惨敗続きとはいえ、ダート中距離を中心に使われてきて、一昨年まではたびたび上位争いにからんでいた。前走も結果はブービーだったが、3~4コーナーでは一団馬群の5番手好位にとりつく見せ場があった。新天地での変わり身に期待。
コスモイフリートは、南関東から転入して3着のあと前走A級一組特別で勝利。初めての重賞でどこまでやれるか。
カミノマーチ、コウギョウデジタルは、前走シアンモア記念では大きく離されてのそれぞれ5、6着だが、ナムラタイタンが大差圧勝しての結果だけに、その着差は気にせず、それ以前の実力で評価したい。
◎4ロッソコルサ
◯7ダノンボルケーノ
▲5ウインベルカント
△9コスモイフリート
△3カミノマーチ
△10コウギョウデジタル
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