NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
グランシュヴァリエが高知県知事賞初挑戦となる。遠征競馬がほとんどのため、2010年の転入以降、高知ではここまで10戦して8勝、2着1回。交流の黒船賞JpnIIIを別とすれば、地元馬に負けたのは1回だけ。高知県知事賞どころか、地元重賞も今回が初出走。ほかには重賞勝ち馬が3歳のヒロカミヒメと、福山時代のムサシボーのみというメンバーだけに、ここは負けられない一戦。
相手は3歳牝馬のヒロカミヒメ。黒潮菊花賞を制し、古馬相手の黒潮マイルチャンピオンシップでもそれほど差のない4着と好走。前々走では連勝中のコスモワッチミーに半馬身差とせまる2着があった。ここでグランシュヴァリエと好勝負できるようであれば、来年が楽しみになる。
3番手以下は比較が難しい。セトノジャーニーは、前々走のA-2戦が高知での初勝利。ポッピイはこの秋に転入して勝利はないが、前走A級戦で2着と好走。ベルモントパッシオは、遠征しての重賞経験がある。前走そのベルモントパッシオに5馬身差をつけて勝ったバンブーマンユーは、勝ち方がフロックっぽかった。
◎グランシュヴァリエ
◯ヒロカミヒメ
▲セトノジャーニー
△ポッピイ
△ベルモントパッシオ
△バンブーマンユー