NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
中央から転入してきたマイネルリボーンが6戦オール連対で3連勝中と底を見せていない。前走は2着と半馬身差とはいえ、道中は好位の内でじっとしていて、4コーナーで外に持ち出して前をとらえるという強い勝ち方だった。ほとんどの馬が1700メートルは初めてだが、マイネルリボーンは芝ではあるものの1800メートルの経験もある。1500メートルの持ちタイムでも、1分37秒台があるのは出走メンバー中でこの馬だけ。さまざまな面で優位に立っている。
勢いならガッツオブトップも負けてはいない。プリンセスカップを5番人気で制したあと、2歳選抜戦を1番人気で勝利。以前はなかなか勝ちきれないレースが続いていたが、ここにきて連勝と充実してきた。
フレアリングメテオは、4走前と3走前の連勝でガッツオブトップを負かしているが、ここ2走はともにマイネルリボーンの3着。力的にそれほど差はない。
ハイパーエンジェルは、プリンセスカップでガッツオブトップの2着があるが、前走はマイネルリボーンから離されての6着。ややムラ駆けの面があるだけに、持てる力を発揮できるかどうか。
それ以外の馬はこれまでの対戦からも、ちょっと差がありそう。
◎マイネルリボーン
◯ガッツオブトップ
▲フレアリングメテオ
△ハイパーエンジェル