シャイニーハリアーのこの秋以降の安定ぶりに賭けてみたい。重賞はこれまで、今年1月のトウケイニセイ記念で3着、シアンモア記念でも3着、そして前々走の絆カップでは4着と、好走するもなかなか勝ち切れない。しかしここ4戦ではA級一組戦を3勝。絆カップの4着も、地元勢で先着されたのは2着のトーホクキングのみ。そのトーホクキングや、絆カップで期待されたカミノヌヴォー(9着)が不在というメンバーなら、いよいよ初重賞タイトルが狙えそう。
相手にはコパノマユチャン。前走栗駒賞は6番人気での勝利だが、トーホクキングらと直線で競り合って勝利には価値がある。JRA時代、さらにその後の大井在籍時にも、使われていたのはほとんどが右回り。岩手移籍後は前走の栗駒賞が初めての水沢コースで、右回りで力を発揮するという可能性はある。
かつては常に重賞で上位を争っていたゴールドマインだが、昨秋の青藍賞以降勝ち星がない。今シーズンは長期休養を挟み4戦して一般戦で3着が最高という成績。しかし前走栗駒賞は着順こそ5着だが、ゴール前は接戦で、勝ったコパノマユチャンから0秒5差。復調気配はある。
クレムリンエッグは栗駒賞で3着、前走A級一組でもシャイニーハリアーの3着と、ともにそれほど離されていなかった。
スーパーワシントンは7月の岩鷲賞で3着、芝ではあるもののOROターフスプリントで3着など、馬券圏内を狙える力はある。
この秋に大井から転入したタケノトレジャーは、岩手ではまだオープンクラスとの対戦はないものの、B級一組からA級二組で5戦して3着を外していないという安定ぶり。上のクラスでも勝負になりそうだ。
◎シャイニーハリアー
◯コパノマユチャン
▲ゴールドマイン
△クレムリンエッグ
△スーパーワシントン
△タケノトレジャー