NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
兵庫デビュー馬によって争われる重賞は、今年も少頭数の8頭立て。
20日の笠松・プリンセス特別を制したカツゲキドラマの3つ上の全兄、ハイパーフォルテには、同じ週の兄弟重賞制覇に期待がかかる。2400メートルの六甲盃は2年連続で惨敗だが、2000メートル以下の中距離では常に上位を確保する安定した成績。今回のメンバーならチャンスは大きい。
マンボビーンは、昨年は4着だったが今回は相手関係が楽になった感じ。秋桜賞、兵庫クイーンカップでは、中央準オープンの実績があるロッソトウショウとそれほど差のない結果。その力があれば、ここでも十分通用する。
摂津盃3着のニシノイーグルも当然上位争いの力はある。
リジョウクラウンは、古馬に編入されてからの勝ち星はA2特別まで。ただ展開がハマッタときの一気のマクリは脅威だ。
3歳牝馬のメイレディはどうだろう。摂津盃9着に姫山菊花賞11着。古馬一線級との対戦では分が悪いが、ただ今回のメンバーであれば上位争いにからんでくる可能性はある。
◎ハイパーフォルテ
◯マンボビーン
▲ニシノイーグル
△リジョウクラウン
△メイレディ