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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【3/21名古屋大賞典JpnIII】仕上がり途上もエスポワールシチー
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 エスポワールシチーがブリーダーズカップクラシックに遠征して以来の出走となる。デキは7分程度という報道もあったが、JpnIIIのこのメンバーなら7分でも十分だろう。昨年のかしわ記念JpnIでは、フェブラリーステークスGI以来2か月半ぶりで「デキはぜんぜん」(佐藤哲三騎手)と言いながらもフリオーソを1馬身半差でしりぞけ圧勝だったことを考えれば、今回59キロでも普通に走ってくればまず負けないだろう。
 相手筆頭はワンダーアキュート。09年にシリウスステークスGIIIと武蔵野ステークスGIIIを連勝した時はどんだけ強くなるんだと思ったものの、その後はいまひとつの成績。しかし前走仁川ステークスはオープン特別とはいえダートグレード実績のある馬たちを相手に完勝。仕上がり7分というエスポワールシチーに迫る場面はあるかもしれない。
 地方勢では12連勝中のヒシウォーシイに期待大。ダートグレードは09年12月の名古屋グランプリJpnIIでの10着以来だが、当時より力をつけているのは明らか。地の利を生かして上位を狙う。
 クリールパッションは昨年のエルムステークスGIIIを制し、ジャパンカップダートGI、フェブラリーステークスGIでは一線級を相手にともに6着とまずまずの走りを見せた。セレスハントは、地方の馬場が合うと見て挑んだ昨年のサマーチャンピオンJpnIIIを勝利。両馬ともに、当然馬券圏内の争いにはからんでくるだろう。それにしても中央勢の層は厚い。
 ◎エスポワールシチー
 ○ワンダーアキュート
 ▲ヒシウォーシイ
 △クリールパッション
 △セレスハント

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2011/03/19
重賞予想

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