NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ホールドマイラヴに連覇の期待がかかる。昨年のこのレースを制して以降、園田1400メートルは5戦4勝。負けたのは、中央馬相手の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIのみ。そのほかの敗戦も、距離が長い1700メートルの兵庫クイーンカップと、福山への遠征。園田1400メートルのコースでは24戦13勝と、高い勝率を残している。アルドラゴンなど一線級のメンバーも不在なだけに、ここは再び大きなチャンスが巡ってきた。
相手筆頭はミナミノヒリュウ。昨年は7番人気で10着だったが、その後着実にクラスを上げてオープンまで出世。園田1400メートル戦を2連勝と好調でここに臨んできた。
穴なら笠松から遠征のエイシンイッテン。園田フレンドリーカップでは、10番人気ながらメンバー中唯一の37秒台の上がりで、勝ったアルドラゴンから2馬身+ハナ差の3着に突っ込んできた。中央3勝で笠松に移籍してからはまだ勝ち星を挙げていないが、前走盛岡に遠征したクラスターカップJpnIIIは着順こそ7着だが、レコード決着から2秒1差の1分11秒0という速いタイムで走りぬいた。こうした厳しいペースを経験したことで力をつけている可能性はある。
3走前に姫路1500メートルのA1特別を勝ったコスモトノも、園田1400メートルの舞台は得意とするところ。
前走摂津盃こそ4着だったが、その前の5戦はいずれも3着以内のタマモリターンも馬券圏内が狙えそう。鞍上が木村健騎手に戻るのも気になるところだ。
◎ホールドマイラヴ
○ミナミノヒリュウ
▲エイシンイッテン
△コスモトノ
△タマモリターン