中央未勝利から転入して5連勝のマヤノリュウジンが、重賞初挑戦、初の遠征でどんなレースを見せてくれるか。前々走は3コーナーで先頭に立つと直線楽に突き放して9馬身差圧勝。前走、初めての3歳1組特別は、直線でもなかなか前をとらえきれなかったが、それでもゴール前では2馬身突き放して最後は手綱を抑える余裕があった。13日の東海クイーンカップと分散した今回のメンバーなら勝負になりそうだ。ただ、ここまで名古屋ではすべて1400メートル戦。1700メートルへの距離延長は、不安材料ではある。
実績最上位はパラダイスラビーダ。2歳時のゴールドウィング賞、正月の新春ペガサスカップと重賞2勝。東海勢の中では格付けも最上位で、前走、笠松での古馬B1特別でコンマ5秒差の3着と好走している。この馬があっさりという場面があってもおかしくない。
ライデンリーダー記念を勝っているエイシンシャウラは、4走前のB8組勝利に続いて、前走では古馬B4組も勝利。パラダイスラビーダとも実力差はそれほどなさそう。
東海勢には常に劣勢の金沢勢だが、今回も厳しい戦いとなりそうだ。北日本新聞杯の勝ち馬スマートパワーは、先日の東海クイーンカップに遠征して11着。今回、北日本新聞杯の2~5着馬が出走しているが、スマートパワーとの比較でも上位争いまではどうか。ハヤテカムイオーが北日本新聞杯から5戦連続して2着と勝ちきれないものの、デビュー以来13戦して3着を外したのが1戦のみと安定した成績。地元の期待がかかるが、どこまで迫れるか。
笠松・クイーンカップで2着だったホワイトロマンも、この春以降に力をつけているだけに連下なら。
◎マヤノリュウジン
○パラダイスラビーダ
▲エーシンシャウラ
△ハヤテカムイオー
△ホワイトロマン