
このレース連覇を目指し、高知から参戦予定だったフサイチバルドルが出走を辞退したこともあって、6頭立てと寂しい頭数での争いとなった。
重賞3連勝を含む4連勝中と絶好調、名古屋から参戦のヒシウォーシイが人気になりそうだが、ここはオグリキャップ記念でそのヒシウォーシイに1馬身差の2着だった兵庫のマイネルマニセスの逆転に賭けてみたい。そのオグリキャップ記念は、前走が兵庫移籍後8戦目にしての初勝利だっただけに、8番人気で臨んだ一戦。しかしメンバー中唯一ヒシウォーシイに食い下がって1馬身差。直線では一旦離されたが、最後はもう一度差を詰めた。逆転できない差ではない。続く前走姫路のA1特別では3コーナーで一気にまくってレコード勝ちと、調子を上げてここに臨む。
ヒシウォーシイの4連勝は笠松コースでのもの。笠松コースはよく走る、というようなことを川西調教師が話していたので、逆を考えれば笠松以外ではそれほどの強さが発揮できない可能性はある。初めての福山コースを克服できるかどうか。
兵庫から挑戦のもう1頭、マルサンチーフは中央から転入後2連勝。A2級とはいえ、2着に7馬身差、5馬身差という圧勝。初めてのオープンクラスとの一戦だけに、ここが試金石となりそう。
◎マイネルマニセス
○ヒシウォーシイ
▲マルサンチーフ