NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ミヤノオードリーのロータスクラウン賞での圧勝は衝撃的だった。スタート後は最後方も、3コーナーで先頭に立つと、直線はぶっちぎりとなった。6月までは3歳1組特別で勝ちきれないレースが続いていたが、2度のJRA小倉の芝挑戦で相当力をつけたのだろうか。地方では初の古馬との対戦となった前走、雷山特別でも、中団追走から向正面で仕掛け、3コーナー過ぎでは早くも単独で先頭に立って楽勝。もしここを勝てば、3歳馬による九州大賞典制覇は初めてのこととなる。
このレース3連覇を狙うのがワンパクメロ。雷山特別ではミヤノオードリーの3着に敗れたが、重賞のここでは負けられないところ。暮れの中島記念3連覇にも向けて、ここで弾みをつけたいところ。
ヘイアンレジェンドは中央2勝から転入して、A級特別で3戦1勝、2着2回。雷山特別では、ミヤノオードリーとワンパクメロの間に食い込む2着。今回もこの3頭の争いとなりそうだ。
荒尾からは九州記念で1、2着のタニノウィンザー、テットウテツビが遠征してきた。佐賀勢を相手に上位に食い込めるかどうか。
◎ミヤノオードリー
○ワンパクメロ
▲ヘイアンレジェンド
△タニノウィンザー
△テットウテツビ