いよいよ今開催でアラブ単独での格付けが日本から消える。27日の重賞・アラブ特別レジェンド賞を別とすれば、この日の最終レースに組まれているローゼンホーマメモリアルがA1級の最後のレースということになるのだろう。
福山でもすでにほとんどの在厩馬がサラブレッドになったが、さすがに3歳牝馬に限定するとまだまだ層はそれほど厚くない。
マルサンジョイの力が抜けている。福山プリンセスカップを制し、若草賞でも地元最先着の3着。福山ダービー、福山チャンピオンシップは、ともに牝馬では最先着。目立った上がり馬もなく、同斤量のここは負けられない一戦。
古馬C級から前走B8まで連勝中のヒメキミが2番手。福山チャンピオンシップは5着だったが、牝馬ではマルサンジョイに続く5着。そのときのマルサンジョイとの着差は1/2+アタマという僅差で、好調が続いているだけに逆転があるとすればこの馬か。
古馬C級でそこそこ善戦しているボーソレイユが3番手。福山チャンピオンシップではヒメキミからやや離されているだけに、この馬になると逆転までは難しそう。ここまで福山チャンピオンシップの着順どおりだが、それだけ力関係がはっきりしてるということ。
新興勢力はテンテンコール。4月以降は4着を外さない安定したレースぶりで、3歳2組、1組と連勝中。ただ1250メートルまでしか経験がないのが不安材料。
モエロナツコも古馬C級での善戦組だが、福山チャンピオンシップではかなり離されていて、勝ち負けまでは難しそう。ただそのときは後ろからの厳しい競馬になった。先行してどこまで我慢できるかだろう。
3歳条件で常に上位に食い込んでいるユノレベッカは馬券圏内に食い込めるかどうか。
◎マルサンジョイ
○ヒメキミ
▲ボーソレイユ
△テンテンコール
△モエロナツコ
△ユノレベッカ