推定10年ぶりくらいになる姫路競馬場訪問。なので、業務エリアにはどこから入ったらいいのかとか、すっかり忘却の彼方であった。
タコ天は園田競馬場と同じ店が出してるという話だし、では何を食べよう、と思ったときに目に飛び込んできたのが「あたりや」の「キムチめしカレー うまいっ」であった。
お値段はおいくらだったでしょう。メモしてなかったのですっかり忘れた。上の写真の値段から想像するに、おそらく600円か700円でしょう。
で、出てきたのがコレ。
そのまんま、ごはんの上にキムチがのったカレーライス。
カレーとかキムチとかって、どうやってもマズくなりようがないので、うまいかマズいかといわれれば、うまいんだけど、キムチはちょっとぼくの好みとは違ったかなあ。
というわけで、推定10年ぶりに来たので、せっかくだからここでしか食えないものを食いたい、という欲求だけは満たしてくれたかも。
とはいうものの、カレーライスにキムチをのせるだけなので、食べたいと思えば自分でできるわね。
で、実は姫路での収穫は、競馬場ではなく姫路駅にあったのだった。
姫路駅ホームの立ち食いでは有名らしい「えきそば」。
「えきそば」といっても、駅で売ってるそばという普通名詞ではなく、これは「えきそば」という固有名詞の商品名なのだ。
一見、何の変哲もない天ぷらそばに見えるけど、麺がいわゆる日本そばではないのだ。
なぜこうしたそばができたのか。ちゃんと説明書きが貼ってあったので、参考までに。
ちなみに姫路競馬場でも、これを「えきそば」として売っていたのだけれど、やっぱりちゃんと発祥の地である姫路駅で食べてみたかったので、新幹線で東京に帰るにもかかわらず、わざわざ在来線のホームに行って食べてみた次第。
そうそう、以前に「福山の肉そば」を紹介したときに、「ラーメンの麺なんですよ」と書いたが、どうやら福山競馬場のそばは、この姫路の「えきそば」の流れをくんだそばであるらしい。なのでたぶん尾道ラーメンの麺とは違うような気がする。
門別競馬場では、ポラリスドーム内、馬場側の売店「うま八」で2品ほどいただいた。
まずは、松川の寿し700円也。
ぼくははじめ、「松川」さんというお店でつくっているお寿司をここで売っているのかと思ったのだが、ここらあたりで獲れるカレイのことを「マツカワ」と言うのだと。ここのメニューは「松川」と漢字表記だが、どうやら「マツカワ」とカタカナ表記のほうが一般的らしい。ちなみに「マツカワ」でぐぐってみると、一番上にはまさに魚のマツカワについて詳しく説明されたページが表示されたので、やはり相当に有名らしい。
もしかして、知らなかったのはワタシだけ?
ちなみにマツカワには、「タカノハ」とか「タンタカ」という別名もあるらしい。
そういえば笠松にはオグリキャップ記念で2着に入って穴をあけたタカノハハローという馬がいたけど、このタカノハのことなのだろうか。
そして「うま八」のもう一品は、えび天そば500円也。
うーん、まずまず。
決してマズイというわけではないけど、えび天が微妙。
えび天なしで、単に、たぬきうどんとして、350円か400円くらいで売ってもらえないだろうか。そのほうがぼくにはうれしいかも。
2カ月近くも過ぎて今さらダービーウイークとか言ってる場合ではないと思うのだが、予想と違ってネタ的に古くなるわけでもないので、今年もダービーウイークで食ったものをアップしておく。
まず佐賀競馬場は、最近とってもお気に入りな、指定席エリアにある洋定食っぽいカウンターの「味の店 クルミ」。
カレーで行こう
と言われた気がしたので、今回はカツカレーをいってみた。
カツカレーなどという、カロリーの高そうなものは、ここ何年も食べた記憶がなかったのだが、ここは以前に食べたとんかつ定食が抜群においしかったので、カツカレーも食べてみたくなったのだった。
で、これがカツカレー800円也。
う、うまい!
カレーのルーは、おそらく昔ながらに小麦粉を炒めるところからつくったものと想像される、昔懐かしい味。
カツが柔らかいのは、カウンターの中でちらと見えたのだが、おそらく肉を叩くやつでしっかり肉の繊維を断ち切っているからだろう。したがって肉は分厚いわけではない。
満足のカツカレーであった。
次回はかつ丼を食べてみようと心に決めたのであった。
そして今回もなんでも焼いちゃう店で食べたのが、いわし天150円也。
たぶん添加物なんか使ってない素朴なもの。ここの練りものはどれを食べてもおいしいのだ。
ちなみに以前に掲載したカレーパンは180円だったのだが、ちょっと小ぶりな丸いカレーパンになって、150円に値下げとなっていた。納入するパン屋さんが代わったりしたのだろうか。
盛岡競馬場を代表するギャンブルフードといえば、当然ジャンボ焼き鳥なのだが、年に何度かしか行かないとはいえ、さすがに旧盛岡競馬場のころから通算して15年以上も通っていると、毎度毎度ジャンボ焼き鳥ばかり食べたいということにもならない。
そういう意味では、最近盛岡競馬場は目新しい食べ物がないなあ、と思っていたところ、屋台村に(おそらく)今シーズン、新たな店がオープンした。
「はらぺこ門下生募集中!」なる謳い文句のついた「満ぷく道場」だ。
ここのオーロ満ぷく丼(チキン南蛮丼)600円也は、久しぶりにギャンブルフードとしてはヒットであった。
まあいわゆる最近ちょっと流行かもしれないチキン南蛮なのだが、その鶏肉が分厚くて柔らかいこと。おまけに「満ぷく」の名に恥じないボリュームたっぷりなのだ。
おそらく鶏肉と一緒に揚げたであろうナスとプチトマトの付け合わせもなかなかだし、タルタルソースはおそらく市販のものではなく、自家製ではないだろうか。
いや、これはもう、はっきり言って40代半ばのおっさんには、ちょっとカロリー摂り過ぎであります。
それでもおいしいので完食。夜までお腹がすかず、帰りの新幹線を待つあいだ、駅の近くでじゃじゃ麺を食べようと思っていたのだけど、そんなことはまったく無理でありました。
さすがにジャンボな焼き鳥が名物になる場所だけあって、チキン南蛮もおいしいです。