NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今年のダービーウイークの中でもなんとなく荒れそう、と思うのがこの兵庫ダービー。
ただ、中心にはおそらく1番人気になるであろうカラテチョップ。1冠目の菊水賞ではキヨミラクルを差し切って2歳10月の兵庫若駒賞以来久々の勝利で復活をアピール。兵庫チャンピオンシップJpnIIでは、勝ち馬からは離されたが地方最先着の5着。地元の同世代同士では一歩抜け出した感じだ。
相手には菊水賞3着のミナミノヒリュウ。前走の3歳特別ではスタート後に内によれてジムカーナ落馬の原因となり1位入線も失格。レース内容的には、後続を寄せ付けず逃げ切り楽勝だった。兵庫チャンピオンシップJpnIIは使わずにこの3冠目に臨んできた。
菊水賞でカラテチョップに差され2着だったキヨミラクルが3番手。やはり兵庫チャンピオンシップJpnIIはスキップしてきた。ここ4戦連続連対と安定感もある。
4番手以下は、重賞戦線でソコソコという馬よりも、ここにきて力をつけ、上昇が見込める馬ということで、ユキノダイドウとストロングヒロイン。
ユキノダイドウは初勝利が11戦目と時間を要したが、ここのところ5戦連続連対と安定した力を発揮できるようになってきた。
ストロングヒロインは、中央遠征の2戦後に園田の1700メートル戦を逃げ切った。
最初にも書いたがカラテチョップで断然という感じでもなさそうなので、トリガミ覚悟のボックスで高配当を期待したい。
◎カラテチョップ
○ミナミノヒリュウ
▲キヨミラクル
△ユキノダイドウ
△ストロングヒロイン