NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
4月5日のスプリングカップから6頭が出走してきた。人気どおり決着した上位4頭がここに出てきただけに、別路線からの馬がそこに食い込めるかどうかがポイントとなりそうだ。
そのスプリングカップ。1番人気で勝ったマヨノエンゼルは、中団追走から徐々に位置取りを上げ、4コーナーで前をとらえると余裕を持って抜け出すという完璧な勝ち方。2馬身離れた2着争いが、トキワノマツカゼとダンストンジールがクビ差の接戦。そのうしろは5馬身差がついていた。今回の舞台もそのときとまったく同じ水沢の1600メートルであることを考えれば、2、3着が逆になる可能性はあっても、それ以下が食い込んでくることはなさそうだ。ここはマヨノエンゼルの4連勝の可能性大と見る。
別路線組で可能性がありそうなのは、南関東から転入初戦の3歳B1を勝ったリュウノシンゲン。ただ上位3頭に食い込めるかどうかは微妙なところ。
馬券的な妙味はないが、素直にスプリングカップの上位組を狙うしかなさそうだ。
◎マヨノエンゼル
○トキワノマツカゼ
▲ダンストンジール
△リュウノシンゲン