NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
3月13日のマーチカップの出走馬が6頭。そのマーチカップは、ミツアキタービンが久々に圧勝劇を見せ、上がり馬のエーシンアクセランが6馬身離された2着というレースで、勝ち馬から差がついた2着以下の着順は、必ずしも実力どおりではなさそう。
ゆえに、ここはマーチカップで1番人気となったクインオブクインに再び期待してみる。北海道から戻って3戦、2月の東海クラウンを逃げ切って勝ち、前走マーチカップは調子が戻ったミツアキタービンに早めに並びかけられての敗戦は仕方ない。クインオブクイン以外に重賞を勝った経験のある馬は、3年も前に南関東で活躍したケイアイミリオンと、昨年1月に名古屋記念を制したレオカーディナルのみ。ここは負けられない一戦だ。
エーシンアクセランには重賞初制覇の期待がかかる。大晦日の東海ゴールドカップで2着と好走し、年明けはA3〜A2特別を4連勝。そして臨んだマーチカップでは、ミツアキタービンからは離されたものの接戦の2着争いを制した。今回もクインオブクインを徹底マークだろう。
北海道から戻ってきたレオカーディナルは、移籍前の力が戻っていれば十分勝負になる。
3走前に準重賞のウインター争覇を勝っているウイニングボール、中央から転入後3戦目となるビッグクラウンらも連下なら十分に食い込む余地はある。
◎クインオブクイン
○エーシンアクセラン
▲レオカーディナル
△ウイニングボール
△ビッグクラウン