NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
来年は9歳になろうかというマヤノオスカーが積極的に遠征を続けて元気だ。前走JBCクラシックJpnIはしんがり負けだったが、3走前のオータムカップは笠松に遠征しての重賞勝ち。JBCの反動さえなければ、このレース連覇の可能性も高そうだ。
今回も人気薄だろうが、長距離戦で出番がまわってくるのがテンリットル。昨年、あっと驚かされた中日杯以降勝ち星から見放されているが、もともと05年4月に金沢に転入して以降、勝ち星はたったの3つ。しかもその3勝は、いずれも伝統の古馬重賞。このレースは、05年以来3年ぶりの勝利を目指す。
前走A2を勝ったシャインカイザーは、今年の百万石賞で2着。この馬も大レースで勝負強いところがありそう。
今年の金沢3歳3冠馬ノーブルシーズが古馬相手にどこまで。A2クラス連勝はあるものの、A1や古馬重賞になるといきなり苦戦。3冠を制したとはいえ、古馬相手ではさらに力をつけないと難しそうだが。
◎マヤノオスカー
○テンリットル
▲シャインカイザー
△ノーブルシーズ