1冠目の北斗盃を制したラブストレングスが短距離路線にこだわり、古馬に混じってエトワール賞を驚くほどの強さで圧勝。そしてこの2冠目の北海優駿は再び重賞勝ち馬が1頭もいないというメンバー構成になった。
とはいえ安定した成績がひときわ目をひくのがボク。これまで掲示板を外したことが一度もなく、昨年8〜9月に3戦した重賞では、3、4、3着。それ以外はオール連対で、今シーズンは3歳1組と3歳オープンを連勝している。その連勝が1700メートル戦で、今回は距離的な不安もまったくない。重賞勝ちがないとはいえ、他馬との比較では戦績の安定ぶりが突出している。
北斗盃組最先着が離れた3着のディアダンサーでは、やはり別の路線から狙ってみたい。
今シーズン初戦の1000メートル戦を制し、2戦目でボクの1馬身半差2着に入ったダイバフクが相手筆頭。
北斗盃で1番人気を裏切る3着だったディアダンサーだが、2歳時には1500メートルの重賞フローラルカップでの2着があるだけに、1000メートルよりむしろ今回の1600メートルのほうが力を発揮する可能性もある。
川崎から再転入したビービーダークライ、今シーズン2、1、3着と安定しているミスティックダイヤなどにも可能性はありそう。
◎ボク
○ダイバクフ
▲ディアダンアー
△ビービーダークライ
△ミスティックダイヤ
正門よこっちょの「龍ラーメン」にて、今回はチャンポン、500円也。
うれしい野菜たっぷり。キャベツはとっても甘くて満足の一品。
そして佐賀名物のなんでも焼いちゃってくれるものの中から、今回発見したのは季節モノと思われる「玉ねぎ旬菜揚げ」
焼いちゃってくれるもののメッカ、正面入ってすぐのスタンド1階でにはなく、これを見かけたのはスタンド2階1コーナー寄りのちっちゃい売店。醤油をハケで塗って、ここでも炭火でちゃんと焼いてくれた。200円也。
うまい!
見よ! 新玉ねぎかと思われる、めちゃめちゃ甘い刻んだ玉ねぎが原型をとどめたままたっぷりと。これは居酒屋で酒飲みながら食べたい感じ。
今年の3歳世代は、全国的に2歳時とは勢力図がガラリと変わっているという傾向があり、岩手も例外ではない。
今シーズンが開幕して、スプリングカップ、阿久利黒賞と連勝したリュウノツバサは、2歳10月のJRA認定新馬戦を勝ったのみで、その後昨シーズンはひとつも勝てず、重賞にすら出たことがなかった。距離が延びて力を発揮するようになったと考えることもでき、そういう意味では、全馬が初距離となるこの2000メートルは、むしろこの馬にはプラス材料。さらに父のスリリングサンデーは今年ブレイクしている注目の種牡馬。自身の競走成績は中央1000万勝ちまでだが、ダイワメジャーの全兄、ダイワスカーレットの半兄という血統だ。
距離に不安がないとすれば、やはりリュウノツバサが中心。
阿久利黒賞の再戦というメンバーだけに、同レース2着で七時雨賞も制したゴールデンクリークが相手。
阿久利黒賞3着のエイプリルボーイも当然争覇圏だが、気になるのが別路線、というか上がり馬のクリティカルマス。昨年、ホッカイドウ競馬のシーズン終了後に岩手に転入するといきなり4連勝。今シーズンは3歳B1で2戦連続2着という成績だが、ホッカイドウ出身の3歳馬はやはり怖い。岩手で6戦連続連対の勢いに乗ってみたい。
◎リュウノツバサ
○ゴールデンクリーク
▲クリティカルマス
△エイプリルボーイ