水沢のひまわり賞(オークス)は、菜の花賞、留守杯日高賞、あやめ賞、阿久利黒賞などを使ってきたメンバーの対戦で、いわゆるここに来ての上がり馬などがいないため相手関係がわかりやすい。
ここは留守杯日高賞とあやめ賞1、2着を分け合ったパラダイスフラワーとマツリダワルツの争い。互いに初の1800メートル戦となったあやめ賞でうしろから差し切ったマツリダワルツの勢いを買いたい。相手はもちろんパラダイスフラワーだが、オッズ的には馬単で狙わなければならないだろうか。押さえには、留守杯日高賞3着で、あやめ賞でもマツリダワルツと同じような脚で伸びてきて差のない3着だったサクラアリエル。
◎マツリダワルツ
○パラダイスフラワー
▲サクラアリエル
-------------------------------
先週も書いたが、福山ダービーが今年からサラブレッドに取って代わられ、アラブ3歳馬によるダービーは、福山アラブダービーとして行われる。生産頭数を考えると、このレースができるのも来年までだろうか。
タマツバキ記念、ローゼンホーマ記念など、アラブの名馬を冠したレースもいずれなくなってしまうのかと思うとちょっと寂しい気はする。が、タマツバキはともかく、ローゼンホーマのほうは福山歴代ナンバー1の馬だけに、サラブレッドのレースとしてでも残してもいいような気はする。
中心は、唯一古馬B級に格付けされているミスジョージ。前走B1特別では3番手を追走しながら、向正面でずるずると後退して大差のしんがり負けだったが、馬に何か不具合がなければやはりこの馬が強い。
相手には、4月14日の3歳特別デイリースポーツ賞を勝ち、古馬C2級4組も連勝のイケノスリリング。3走前の3歳1組戦でそのイケノスリリングを負かしているアトムホワイトも差がない。
1月の若駒賞でミスジョージに土をつけたキヨノトウザイだが、安定感に欠けるので強くは推しにくい。
キングカップを制したユメオウウマだが、その後は勝ち星がなく上積みはなさそうで、今回は見送る。
前走の負け方からミスジョージに絶対の信頼を置きにくく、荒れるのを期待して3連単ボックスも。
◎ミスジョージ
○イケノスリリング
▲アトムホワイト
△キヨノトウザイ